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修正 & 管理を使用したデータの修正

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 修正 & 管理の目的を説明する。
  • 修正 & 管理の成功率の計算を説明する。
  • ハーモナイズおよび分類されたディメンションの処理結果を修正する。

修正 & 管理とは?

修正 & 管理は、ハーモナイゼーション内のツールで、2 つの主要な機能を実行します。まず、関連 KPI を使用してデータガバナンス活動の全体的な成功率を監視します。次に、事前定義された命名規則やデータ分類に準拠していないデータを特定します。そのデータを Marketing Cloud Intelligence で直接修正できるようにします。 

データガバナンスの成功率が意味するもの 

成功率とは、ガバナンス定義に準拠するエンティティの数であり、関連エンティティの総数に対するパーセントとして表示されます。たとえば、修正 & 管理で、キャンペーン名がその事前定義された命名規則に準拠しているとみなすのは、その命名規則から作成されるハーモナイズディメンションがすべて正常に作成された場合、つまり、すべての結果が有効であった場合です。成功率では、この命名規則を使用するキャンペーン名が正常に作成された数を、同じ規則を使用するキャンペーン名の総数に対するパーセントとして計算します。パーセントが大きいほど、事前定義された構造へのデータの適合度が高くなります。 

修正 & 管理を使用したデータの修正

修正 & 管理内でデータを修正しても、元のソースディメンション値自体が修正されるわけではありません。関連するハーモナイズまたは分類されたディメンションの処理結果を修正することで、有効な結果が返されるようになります。  

修正 & 管理にアクセスするには、Marketing Cloud Intelligence で [接続 & 加工] > [ハーモナイゼーション] > [修正 & 管理] に移動します。 

成功 KPI は 2 つの異なるレベルで生成されて表示されます。最上位 (ページヘッダーに表示) では、すべてのソースディメンション、ハーモナイズディメンション、データ分類ルールのすべてについてそれぞれ計算が実行されます。もう 1 つはエンティティ内訳レベルです。このレベルでは、同じ計算を個々のソースディメンション、ハーモナイズディメンション、データ分類ルールごとに実行します。

代替テキスト: KPI 計算の 2 つのレベル (最上位と個別エンティティレベル) を示す修正 & 管理ツール。

ハーモナイズディメンションは、ソースディメンションから作成されるため、その成功率を評価する KPI は 2 つの異なる視点、生成元であるソースディメンションの視点またはハーモナイズディメンション自体の視点から計算できます。修正 & 管理は両方の視点に対応し、2 つの視点を切り替えるオプションを提供します。切り替えると、それに応じて最上位とエンティティレベルの両方で基礎となる計算が変更されます。 

代替テキスト: ソースディメンションとハーモナイズディメンションの切り替え

切り替えの選択は、広告アセットの命名に使用する方法、データガバナンスの指針、設定上の考慮事項に依存します。 

修正 & 管理内でデータを修正するプロセスでは、まず、エンティティ内訳レベルから例外レポートをダウンロードします。ソースディメンションとハーモナイズディメンションを切り替えると、それに応じて内訳に表示されるエンティティが変わります。つまり、データを修正するためにダウンロードできる例外レポートは 2 種類あります (ソースディメンションレポートとハーモナイズディメンションレポート)。どちらでも使いやすい方を使用します。どちらの場合も、同じハーモナイズディメンション値が修正されます。  

ソースディメンションレポートを使用してデータを修正する例を見ていきましょう。例外レポートをダウンロードするには、修正するエンティティにマウスポインターを置きます。3 つのボタンが表示されます。[エクスポート] ボタンをクリックすると、レポートがローカルの Excel にダウンロードされます。

代替テキスト: エクスポートで例外レポートをダウンロードします。

作成されたレポート内のセルには、有効ではなく修正が必要なハーモナイズディメンション値が含まれています。これらには [Not Valid (無効)] と記載されます。

代替テキスト: 例外レポート内の修正が必要なセルに [Not Valid (無効)] と記載されている。

これらの値を、関連付けられたソースディメンションに対してあるべき値に変更し、Excel シートを保存します。修正 & 管理に戻り、[インポート] ボタンを選択し、修正したファイルを修正 & 管理内にドロップして戻します。 

 代替テキスト: 修正した例外レポートを修正 & 管理にインポートする。

データが修正されました!

修正 & 管理についての詳細は、次の動画をご覧ください。

修正 & 管理では、データガバナンス活動がどの程度うまくいったかについて概要を把握できます。このツールを使用して、見過ごされていたケースを特定し、正しい状態に戻すことができます。Marketing Cloud Intelligence ハーモナイゼーションについてひととおり確認し、データハーモニーの感覚を掴んでいただけたと思います。お疲れ様でした。  

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