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データソースに接続する

レッスンの目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。  

  • Tableau から接続できるデータの種類を説明する。
  • Tableau でのデータソースへの接続方法を説明する。
  • Tableau Desktop を使用してライブデータソースに接続する。

データソースに接続する理由

あなたは大手小売チェーンのデータアナリストだとします。あなたのマネージャーは四半期の売上レポートを受け取ったところで、他の製品より売上を伸ばしている製品があることと、一部の領域の利益が予想ほど大きくないことに気づきました。ただし、何らかの決定を下すには、もっと多くのインサイトが必要です。

アナリストとしてのあなたの仕事は、総売上と収益性を確認し、このような数字になる要因を特定できないかどうかを調べることです。改善の余地がある部分を特定し、調査結果をチームに提示するように依頼されます。チームはその結果を確認し、売上と収益性を向上させるための対応策を取ることができます。

分析を開始する最初のステップは、データに接続して Tableau でデータを操作することです。

オプションとして、Tableau Desktop の無料トライアルにある Superstore データソースを使用して手順を実行することができます。テストはありませんが、ここで説明する操作を実例に沿って理解できます。無料トライアルはダウンロードに数分かかり、有効期間がありますので注意してください。

このモジュールの後半で、Tableau Desktop について理解を深めるために、シミュレートされた手順を実行します。まず、Tableau Desktop でのデータの接続方法について説明します。

Tableau で接続できるデータの種類

Tableau は、さまざまな場所に保存された広範な種類のデータへの接続をサポートします。たとえば、データが、使用しているコンピューター上のスプレッドシートやテキストファイルや、エンタープライズのサーバー上にあるビッグデータ、リレーショナル、またはキューブ (多次元) データベースに保存されている場合があります。または、アメリカ国勢調査局情報などの Web 上で利用可能な公開ドメインデータや、Google アナリティクス、Amazon Redshift、Salesforce などのクラウドデータベースソースに接続する場合もあります。Tableau はそのすべてと、さらにその他のデータをサポートしています。

データコネクタを検索する

Tableau には、サポートされるファイルやデータベース用に構築して最適化されたネイティブコネクタがあります。Tableau Desktop を起動すると、利用可能なデータコネクタがスタートページの左側にある [接続] ペインに表示されます。

  • (1) [データの検索] で [Tableau Server] を選択すると、Tableau Server または Tableau Cloud を使用してデータを検索できます。
  • (2) ファイルタイプ、一般的なサーバータイプまたは最近接続したサーバーの順に表示されます。
  • (3) [詳細] をクリックすると、使用できるデータコネクタの完全なリストが表示されます。

[詳細] をクリックすると、Tableau Desktop で使用できるすべてのデータコネクタが表示されます。

メモ

使用するデータのネイティブコネクタがない場合は、Tableau コミュニティフォーラムでリクエストできます。サインインし、[Ideas (アイデア)] タブを使用してコネクタを検索します。すでにリクエストされている場合は、投票します。リストにない場合は、追加します。Tableau では、コミュニティフォーラムに提出されたアイデアを定期的に確認し、製品に追加する機能を決めるための参考にしています。

ライブ接続と抽出

デフォルトで、Tableau ではデータへのライブ接続が維持されます。ライブ接続はデータへの直接接続であり、Tableau データ抽出はローカルに保存されてメモリに読み込まれるデータの圧縮スナップショットです。

ライブで接続すると、データはデータベースまたはソースファイルに残ります。これは、高性能データベースに接続していて、その機能の一部を使用する場合や、Tableau で視覚化されたデータの最新の変更を取得する場合に最適です。

または、Tableau の高性能インメモリデータエンジンにデータを抽出することもできます。このオプションは、処理速度の遅いデータベースに接続する場合や、重要なシステムへのクエリの負荷を減らしたい場合に便利です。

ライブデータ接続を作成する 

データ接続を作成するには、[接続] ページを使用します。

目的
手順
ファイルに接続する

[ファイルへ] でファイルタイプを選択し、接続するコンピューター上のファイルを参照する。
サーバーに接続する

[サーバーへ] でサーバータイプを選択し、適切なサーバー情報を入力する。
保存済みのデータソースに接続する

[保存されたデータソース] で、保存済みのデータソースを選択します。

接続すると、新しいワークブックに移動します。データを表示または変更するには、[データ ソース] タブに切り替えます。

複数のテーブルを含むソースを接続すると、アルファベット順で最初のテーブルが表示されます (この場合は Order) (1)。次に、別のシートをダブルクリックするか (2)、移行済みデータの横にドラッグして関連付けて、インサイトがより豊富なビジュアライゼーションを作成できます。

Sample - Superstore の [データ ソース] タブ。Orders の横に 1、People の横に 2、ライブ接続の横に 3 と表示されている

ウィンドウの右上の領域にある [接続] (3) では、デフォルトで [ライブ] が選択されています。

ビジュアライゼーションでの作業を開始するには、画面下部にある [シート 1] または [新しいワークシート] ボタン をクリックして新しいワークシートを開始します。

次の単元では、独自の分析作業用にカスタマイズするためにデータを変更して保存します。

リソース

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