エンゲージメント主題領域を探求する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- エンゲージメント主題領域について説明する。
- エンゲージメントデータを Data Cloud で使用する方法を確認する。
エンゲージメントとエンゲージする
Data Cloud では、エンゲージメントデータでユーザーが実行するアクションを説明します。基本的に、エンゲージメントには 3 つ以上の情報が含まれます。
- エンゲージメントの相手は誰か
- なぜエンゲージメントが発生したか
- どのようにエンゲージメントが実行されたか
何かのゲームのようですよね。エンゲージメントは、Rachel Rodriguez を相手に、マーケティングキャンペーンの一環として、メールメッセージを通じて発生しました。この基本的な情報は、エンゲージメント主題領域にすべて含まれています。このモデルによって、顧客は誰か、顧客が何をするか、というマーケティングの典型的な問いに Data Cloud が答えることができます。
エンゲージメント主題領域の DMO
エンゲージメント主題領域には、異なる種別のデータモデルオブジェクトがいくつか含まれており、それぞれが特定の種類のエンゲージメントを表しています。5 つの特性は次のとおりです。
- デバイスアプリケーションエンゲージメント
- メールエンゲージメント
- エンゲージメントチャネル種別
- Engagement Channel Type Consent (エンゲージメントチャネル種別同意)
- エンゲージメントトピック
- メッセージエンゲージメント
- 商品参照エンゲージメント
- 商品注文エンゲージメント
- 販売注文商品エンゲージメント
- ショッピングカートエンゲージメント
- Shopping Cart Product Engagement (ショッピングカート商品エンゲージメント)
- Web 検索エンゲージメント
- Web サイトエンゲージメント
以下は、メールエンゲージメント DMO と、このオブジェクトに関連付けられている属性を示しています。
この例のように、データモデルオブジェクトには、メールメッセージへの個人の各インタラクションを説明するために使用できる属性を 50 以上含めることができます。この属性は、人物、メールの名前、メールエンゲージメントが発生したタイミングと場所など、そのエンゲージメントの多くのファセットに結び付けられています。それは Pia にとって朗報です。なぜなら、Pia はマーケティングのメール送信に顧客がどう反応したかに基づいて NTO の顧客をセグメント化したいと思っているからです。特定のリンクをクリックした人のセグメントとは別に、長期間メールを受信していない人のセクションを作成することができます。
エンゲージメントを関係者に結び付ける
メールエンゲージメント DMO の属性を確認すると、見覚えのある個人 ID 項目があるのに気づかれると思います。この属性は、前の単元でモデル化した個人データモデルオブジェクトへのリンクを表します。
データモデルを適切に作成し、正しい属性をリンクした場合、各インスタンスは正しいレコードにリンクされ、関連付けられているすべてのデータにアクセスできます。その人物に関してより繊細かつ詳細なバージョンが作成され、さらに関連性の高い生産的なリレーションを築くために必要な情報を得ることができます。他のすべてのデータソースを包含するようにデータモデルを構築することができますが、人物とそのアクションをモデルの中心に据え続ける必要があることを覚えておいてください。次の単元では、データモデルをまとめる作業を開始する方法について説明します。
リソース