Skip to main content

Data Cloud を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • システム管理者ユーザーを更新する。
  • アカウントをプロビジョニングする。
  • ユーザーと権限セットを作成する。

実装手順

ユーザーインターフェースとロールを認識できるようになったので、初めての Data Cloud 実装手順をシステム管理者として確認しましょう。以下は 7 つのステップの概要です。詳細はこの後に説明します。

ステップ

実行する作業

追加情報

1

システム管理者ユーザーを更新する。

アカウントログイン情報が記載されたメールがシステム管理者に送信されます。初回ログイン時に、パスワードをリセットし、管理者権限セットを自分のユーザーに追加します。 

2

Data Cloud をプロビジョニングする。 

[Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] ページでアカウントの設定を完了します。

3

プロファイルとユーザーを作成し、権限セットを追加する。

Data Cloud でユーザーに付与するアクセス権を管理するには、「プロファイル」「権限セット」を参照してください。 

4

Marketing Cloud Engagement に接続する。

システム管理者のログイン情報を使用して Marketing Cloud Engagement に接続します。 

5

Marketing Cloud Engagement で適切なデータバンドルとビジネスユニットを選択する。

データバンドルは、事前にモデル化され標準化されたデータセットです。Marketing Cloud Engagement では、これらはメールおよびモバイルチャネルに基づいています。

6

Sales Cloud または Service Cloud に接続する。

プロビジョニングしたアカウントまたは他の Sales Cloud および Service Cloud アカウントと Data Cloud を接続します。 

7

継続的なタスクとメンテナンスの準備をする。

監査とトラブルシューティングの手順を設定して成功に向けた準備をします。  

ステップごとの手順

このモジュールでは、受講者が Data Cloud 管理者であると想定しています。けれども、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを学習しましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground では Data Cloud を使用できません。

次の動画をご覧になるか、以下の手順を実行してください。

システム管理者ユーザーを更新する

Data Cloud を購入すると、担当アカウントチームからログイン情報が記載されたシステム管理者メールが届きます。次の手順に従って、適切な権限を持つユーザーを設定します。

メモ

Data Cloud を既存の組織に追加した場合、お知らせメールは送信されません。Data Cloud は Data Cloud のアクセスと設定に必要な必須権限セットと一緒に組織に追加されます。

  1. システム管理者メールで提供されているリンクを使用して、Data Cloud インスタンスにログインします。
  2. 画面で要求されたら、パスワードをリセットします。
  3. ドロップダウンから [設定] に移動します。
  4. [Quick Find (クイック検索)] 項目に User (ユーザー) と入力します。[設定] で「ユーザー」を検索する。
  5. [ユーザー] をクリックします。
  6. [ユーザー] 画面で自分のユーザー名をクリックします。
  7. [ユーザー] ページから、[権限セットの割り当て] で [割り当ての編集] をクリックします。システム管理者ユーザーの [割り当ての編集]。
  8. [Data Cloud Admin (Data Cloud 管理者)] 権限セットを選択し、[追加] 矢印アイコンをクリックします。
  9. [保存] をクリックします。

これで Data Cloud 設定ページにアクセスできるようになりました。 

データプラットフォームをプロビジョニングする

次の手順に従って、Data Cloud の設定を実行します。 

  1. 設定ギアに戻ります。
  2. [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] をクリックします。
  3. [使用開始] ボタンをクリックします。
メモ

このオプションが表示されない場合は、ページを更新するか、ログアウトしてシステム管理者ユーザーのログイン情報を使用して再度ログインしてください。

設定が完了するまでに数分かかることがあります。緑の成功メッセージが表示されるまで待ってください。表示されたら、成功です! Data Cloud インスタンスが正常に設定されました。

ユーザーと権限セットを追加する

ユーザーの設定に戻り、権限セットを割り当てましょう。これは今すぐ行うことも、後で戻って行うこともできます。

ユーザーを作成する

  1. [設定] で、[クイック検索] 項目に users (ユーザー) と入力します。
  2. [ユーザー] をクリックします。
  3. ユーザー画面から、[新規ユーザー] をクリックします。
  4. ユーザーの必須情報を入力します。
  • 一般情報
    • 別名: これは自動生成されますが、更新できます。
    • メール
    • ユーザー名: ユーザー名はメールアドレスの形式である必要があります (john@acme.com など)。
    • ニックネーム: オンラインコミュニティのユーザーの表示名。
    • Role (ロール): 選択するか、[None Specified (未指定)] のまま
    • ユーザーライセンス: Salesforce 
    • Profile (プロファイル): [Standard User (標準ユーザー)] またはカスタムプロファイルを選択
    • Email Encoding (メールの文字コード): デフォルトは Unicode (UTF-8)
  • 地域の設定
    • タイムゾーン
    • 地域
    • 言語
  • 承認者の設定
    • Receive Approval Request Emails (承認申請メールを受信): 表示されたオプションから選択

入力内容を確認し、完了したら、[保存] をクリックします。

権限セット

  1. ユーザー画面から、[権限セットの割り当て][割り当ての編集] をクリックします。
  2. 適切な権限セットをユーザーに割り当てます。権限セットの割り当て。
  3. [保存] をクリックします。

この手順を完了するとすぐに、新規ユーザーはログイン情報が記載されたメール通知を受信します。ユーザーに連絡してアカウントが実際に使用できるかどうかを確認してください。 

準備ができたら、すべてのユーザーに対して上記の手順を繰り返します。完了したら、次の単元に進んで Marketing Cloud Engagement、セールス、およびサービスアカウントを Data Cloud と接続する方法を学習します。

リソース

無料で学習を続けましょう!
続けるにはアカウントにサインアップしてください。
サインアップすると次のような機能が利用できるようになります。
  • 各自のキャリア目標に合わせてパーソナライズされたおすすめが表示される
  • ハンズオン Challenge やテストでスキルを練習できる
  • 進捗状況を追跡して上司と共有できる
  • メンターやキャリアチャンスと繋がることができる