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Data Cloud を設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 実装作業を理解する。
  • ユーザーと権限セットを作成する。

実装手順

ユーザーインターフェースについて理解を深めたところで、システム管理者として初めて Data Cloud を実装する手順を確認しましょう。手順の概要は次のとおりです。

ステップ

実行する作業

追加情報

1

ユーザーを作成し、権限セットを追加する。

権限セット を使用すると Data Cloud でユーザーに付与するアクセス権を管理できます。 

2

Salesforce データに接続する。

データバンドルをインストールし、データストリームを作成します。データバンドルは、事前にモデル化され標準化されたデータセットです。

3

他のソースに接続する。

データの取り込みからデータ統合を使用した接続まで、使用可能なすべてのコネクタとインテグレーションを確認してください。

4

データスペースを作成する (使用する場合)。

アカウントにはデフォルトのデータスペースが付属していますが、追加購入することもできます。

5

継続的なタスクとメンテナンスの準備をする。

監査とトラブルシューティングの手順を設定して成功に向けた準備をします。  

ユーザー管理

Data Cloud では、ユーザー権限 (権限セットで決定) によって、ユーザーが実行できるタスクとユーザーがアクセスできる機能が指定されます。各ユーザーを作成したら、権限セットをそのユーザーに割り当てる必要があります。 

ユーザーの管理と割り当てを行い、[Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] にアクセスするには、システム管理者ユーザープロファイル、または Salesforce の [Setup (設定)] にアクセスする権限を持っている必要があります。Salesforce の [Setup (設定)] へのアクセス権がある場合、Data Cloud を設定したり、その他の統合された Salesforce システムにアクセスしたりすることができます。

各ユーザーに付与する必要がある権限を決定するには、Data Cloud の標準権限セットから始めることをお勧めします。ライセンスの種類に含まれる標準権限セットについての最新情報は、「Data Cloud 標準権限セット」ドキュメントを参照してください。

Data Cloud

権限セット

説明

Data Cloud 管理者

この権限セットが付与されたユーザーは、Data Cloud 内のすべての機能 (データモデルへのデータのマッピングやデータストリーム、ID 解決ルールセット、計算済みインサイトの作成など) にアクセスできます。

Data Cloud ユーザー

この権限セットが付与されたユーザーは Data Cloud 機能を表示できます。

その他のセグメンテーションと有効化の権限セット

権限セット

説明

Data Cloud マーケティング管理者 

この権限セットが付与されたユーザーは、Data Cloud 内のすべての機能 (データモデルへのデータのマッピングやデータストリーム、ID 解決ルールセット、計算済みインサイトの作成など) にアクセスできます。

Data Cloud マーケティングマネージャー

この権限セットが付与されたユーザーは、有効化対象や有効化の作成など、全体的なセグメンテーション戦略を管理できます。

Data Cloud マーケティングデータアウェアスペシャリスト

この権限セットが付与されたユーザーは、データモデルへのデータのマッピング、およびデータストリーム、ID 解決ルール、計算済みインサイトの作成を行うことができます。

このような担当者と緊密に連携して、Data Cloud アカウントがすべてのユーザーのニーズを満たすようにします。

メモ

Customer Data Platform ライセンスを使用しているユーザーは、ヘルプページの「Customer Data Platform 標準権限セット」を確認してください。

ユーザーと権限セットを追加する

繰り返しになりますが、このモジュールでは受講者がシステム管理者であると想定しています。ただし、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを見てみましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Data Cloud の Trailhead プロジェクト用に提供されている組織では [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] にアクセスできません。

ユーザーを設定し、権限セットを割り当てる手順は次のとおりです。これは今すぐ行うことも、後で戻って行うこともできます。また、Data Cloud 機能にアクセスする権限セットを自分自身に付与する必要もあります。

  1. [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] に移動します。
  2. [User Management (ユーザー管理)] で [Users (ユーザー)] をクリックします。
  3. 新しいユーザーを追加するか、既存のユーザーを編集します。
  4. ユーザーを選択し、[Permission Set Assignments (権限セットの割り当て)] をクリックします。
  5. [Edit Assignments (割り当ての編集)] をクリックします。
  6. 適切な Data Cloud 権限セットを選択し、[Add (追加)] をクリックします。
  7. [Save (保存)] をクリックします。

この手順を完了するとすぐに、新規ユーザーはログイン情報が記載されたメール通知を受信します。そのため、アカウントが実際に使用できる状態になっている場合には必ずユーザーに連絡してください。 

準備ができたら、すべてのユーザーに対して上記の手順を繰り返します。

次のステップ: 接続を作成する

次の単元では、すべてのデータソースへの接続を作成する方法を学習します。

リソース

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