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アカウントを管理する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • データと ID を理解する。
  • 監査と継続的なメンテナンスの準備をする。

データと ID

Data Cloud 管理者のあなたには、アカウントの設定、ユーザープロビジョニング、メンテナンスなどの責務があります。顧客のデータ主体の権利や、データと ID のトピックが Data Cloud でどう処理されるかについても把握しておく必要があります。Data Cloud の ID 解決ルールについての詳細は、次の動画をご覧ください。 

メモ

システム管理者のデータセキュリティについての詳細は、「データセキュリティ」モジュールを参照してください。 

その他の管理タスク

実装も終わりに近づいてきました。チームがあなたのサポートを必要とするその他のタスクについて学習するのによいタイミングです。

  • Data Cloud でパッケージを作成する。システム管理者は、Data Cloud Amazon S3 データストリームを配布用にパッケージ化してインストールできます。パッケージとは、Salesforce メタデータコンポーネントのコンテナで、個々の設定またはカスタム Salesforce プラットフォームアプリケーション全体のいずれかを指します。パッケージの作成後、インストールリンクまたは AppExchange を介して他の Salesforce ユーザーおよび組織にそのパッケージを配布できます。  詳細は、「Packaging and Data Kits in Data Cloud (Data Cloud のパッケージ化とデータキット)」バッジを参照してください。
  • アカウントの機能ドメインを識別する。機能ドメインとは、使用するインスタンスがある Salesforce のパブリッククラウドインフラストラクチャを指します。この情報は、サポートと一緒に潜在的な問題をトラブルシューティングするときに役立ちます。(Marketing Cloud Engagement の MID を知っておくのと同様です。)[Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] から [設定のホーム] をクリックします。機能ドメインがページの下部に表示されます。

監査と継続的なメンテナンス

まとめに入る前に、Data Cloud アカウントの継続的なメンテナンスについていくつかヒントを紹介します。アカウントにはすでに複数のユーザーがいるため、不正使用の可能性を検出するための監査手順を設定しておくことをお勧めします。問題が発生したときのトラブルシューティングに役立ちます。

  • 利用エンタイトルメントを監視する。システム管理者であるあなたは、契約に影響を与えるアクティビティがないかアカウントを監視する必要があります。これには、統合プロファイル (Marketing Cloud Engagement 契約と同様)、セグメントの公開、エンゲージメントイベントまたはレコードが含まれます。
  • ID 解決処理履歴を参照する。データアウェアスペシャリストによって解決ルールが有効化されたら、[ID 解決] ページに定期的にアクセスして処理履歴と統合率の推移を確認することをお勧めします。
  • レコード変更項目を表示する。すべてのオブジェクトには、レコードの作成者とレコードの最後の更新者の名前を保存する項目が含まれています。これで基本的な監査情報がわかり、トラブルシューティングに役立ちます。
  • 設定変更履歴で設定変更を参照して監視する。システム管理者は、組織の設定が変更されると記録される設定変更履歴を参照できます。
  • ログイン履歴を参照して監視する。過去 6 か月間に組織に対して行われた正常なログインと失敗したログインのリストをレビューできます。
  • Salesforce Trust のアカウント状況を監視する。Marketing Cloud Engagement 接続と Data Cloud アカウントの両方についてサービスの可用性とパフォーマンスを監視します。それにより、継続的なインシデントに関連する問題をすばやく特定でき、トラブルシューティングにかかる時間を短縮できます。

完了です。これで正式にあなたは優れた Data Cloud 管理者です!

リソース

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