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データソースの接続

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Marketing Cloud Engagement アカウントを接続する。
  • Sales Cloud および Service Cloud アカウントを接続する。
  • 外部コネクタに関する情報を見つける。

Data Cloud 接続

Data Cloud ではその名のとおり、データに重点が置かれます。Data Cloud を有効に活用するには、さまざまな場所に存在するデータを接続する必要があります。データソースへの接続は、システム管理者が [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] で行います。そのため、ログイン情報を持っていない場合には、ソースを設定する前に同僚からその情報を収集する必要があります。この単元では、いくつかの Salesforce インテグレーションを取り上げてから、さまざまな外部インテグレーションやコネクタを見つける方法を紹介します。

Marketing Cloud Engagement を接続する

まずは、Marketing Cloud Engagement アカウントを接続しましょう。最初に、Marketing Cloud Engagement アカウントの前提条件を確認する必要があります。接続を完了するには、Marketing Cloud Engagement への管理者アクセス権が必要です。それぞれの子ビジネスユニットにアクセスして有効化で使用できるようにするには、Marketing Cloud Engagement アカウントのデフォルトが EID (最上位の親ビジネスユニット) に設定されていることも必要です。

確認したら、続行できます。Data Cloud アカウント内から、次の手順で Marketing Cloud Engagement に接続します。 

  1. [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] で、[Salesforce Integrations (Salesforce インテグレーション)] と [Marketing (マーケティング)] の [Marketing Cloud Engagement] を選択します。
  2. [Configuration (設定)] で次の操作を実行します。

ステップ 1: ログイン情報を入力する

  1. Marketing Cloud Engagement アカウントに接続するには、[Manage (管理)] をクリックします。[Manage (管理)] ボタンが選択されている [Setup (設定)] の [Enter Credentials (ログイン情報を入力)]。
  2. Marketing Cloud Engagement 管理者のユーザー名とパスワードを入力します。

ステップ 1 が完了しました。先に進みます。 

メモ

接続で問題が発生した場合は、システム管理者ユーザーのログイン情報を使用して Marketing Cloud Engagement アカウントに接続していることを確認してください。                

ステップ 2: データソースの設定

次は、[データソースの設定] でデータバンドルを接続して設定します。先に進む前に、スターターデータバンドルは事前にモデル化され標準化されたデータセットで、Marketing Cloud Engagement Email Studio、MobileConnect、MobilePush で使用できることを知っておく必要があります。

  1. [Manage (管理)] をクリックし、Data Cloud にインポートするデータバンドルを選択します。
  2. [Email]、[MobileConnect]、[MobilePush]、[WhatsApp] のいずれかのバンドルを選択します。これらのソースはインポート対象として自動選択されますが、現在使用しているチャネルのデータバンドルのみを選択します
  3. [開始] をクリックして、インポートするバンドルを確認します。
メモ

バンドル内でどのデータが対応付けられているかについての詳細は、データバンドルのヘルプドキュメントを参照してください。

次は、Data Cloud アカウントにデータを提供できるビジネスユニットを確認します。 

  1. [管理] をクリックしてデータの取得元のビジネスユニットを選択します。
  2. 矢印を使用して [選択済みのビジネスユニット] 項目のビジネスユニットを追加または削除します。
  3. [Save (保存)] をクリックします。

データバンドルを設定すると、Data Cloud により、Marketing Cloud Engagement Automation Studio に一連のオートメーションおよびオートメーションアクティビティが作成されます。これらのオートメーションにより、2 つの製品間でデータが転送されます。Marketing Cloud Engagement ユーザーにこれらのアクティビティの変更や編集を決してしないように伝えます。

ステップ 3: ビジネスユニットの有効化の設定

ステップ 1 と 2 が完了しました。Data Cloud セグメントを使用するビジネスユニットを決定します。

  1. [Manage (管理)] をクリックして、選択可能な Marketing Cloud Engagement ビジネスユニットのうち、どれを有効にするかを選択します。
  2. 矢印を使用して [選択済みのビジネスユニット] 項目のビジネスユニットを追加または削除します。有効にするビジネスユニットを選択する。
  3. [Save (保存)] をクリックします。

進行状況バーに 100% 完了と表示されたら、実装は完了です。すばらしいですね。

Sales Cloud と Service Cloud を接続する

Sales Cloud および Service Cloud アカウントを接続する準備はできましたか? ログインしているアカウントは接続済みですが、追加の組織や Sandbox 組織を接続する必要がある場合には、次の手順に従います。  

  1. [Data Cloud Setup (Data Cloud 設定)] で、[Salesforce Integrations (Salesforce インテグレーション)] の [Salesforce CRM] を選択します。
  2. [Connectors (コネクタ)] セクションで [New (新規)] をクリックします。
  3. [Connect to a Salesforce Org (Salesforce 組織に接続)] または [Connect to a Sandbox Org (Sandbox 組織に接続)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
  4. 接続の別名を作成し、[Proceed (続行)] をクリックします。
  5. Salesforce ログイン情報を使用して組織にログインします。
    Salesforce 本番組織または開発者組織へのログインは https://salesforce.com です。Sandbox 組織へのログインは https://test.salesforce.com です。
  6. [Allow Access (アクセスを許可)] メニューで [Allow (許可)] をクリックします。

これで、[Salesforce CRM Connectors (Salesforce CRM コネクタ)] ページからこの組織を使用できるようになりました。

標準データバンドル

接続後、標準 (スターターと呼ばれることもあります) データバンドルをインストールすれば、Data Cloud 内にすばやくデータをリリースできます。データバンドルによって、Salesforce オブジェクトが自動的に Data Cloud データモデルオブジェクト (DMO) 構造に対応付けられます。バンドルをカスタマイズすることもできます。

  1. [Standard Data Bundles (標準データバンドル)] で、[Sales Cloud] または [Service Cloud] のドロップダウン矢印をクリックし、[Install (インストール)] をクリックします。
  2. データキットインストールウィンドウで、[Install for Admins Only (管理者のみのインストール)] を選択し、[Install (インストール)] をクリックします。
  3. インストールが完了したら、[Done (完了)] をクリックします。
メモ

詳細は、「Salesforce CRM 接続の設定」ヘルプページを参照してください。 

外部コネクタ

Salesforce インテグレーションに加えて、利用可能なコネクタやインテグレーションが何百もあります。コネクタを使用すると、データを Data Cloud に取り込んで保存したり、データ統合を使用してゼロコピー接続を作成したりできます。コネクタの種類によって実装手順が若干異なるため、必ずドキュメントを参照して、初期接続を確立するために必要な情報を確認してください。こちらのページをブックマークしておくと、すべてのコネクタとそれに関連するドキュメントを見つけることができます。

次のステップ: データスペースと今後の作業

これで接続が完了しました。次の単元では、Data Cloud 管理者として知っておく必要があるデータスペースやその他の主要トピックについて学習します。

リソース

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