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カスタムディメンションを使用する

メモ

Datorama は Marketing Cloud Intelligence になりました。 

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Marketing Cloud Intelligence でカスタムディメンションを作成する。
  • プラットフォーム全体の視覚化にカスタムディメンションを使用する。

カスタムディメンションとは?

単独のデータセットを見ても、さまざまなプラットフォームとフラットファイルの組み合わせを見ても、データには固定数のフィールドがあります。場合によっては、固定されたフィールドを基盤として使用できるようにデータを分類する方法が必要になることがあります。たとえば、複数のデータセットに分類を適用する場合や同様のディメンション値をデータ全体で統一する場合などです。このような場合はカスタムディメンションが役立ちます。カスタムディメンションを使用すると、既存のデータ上でデータの分類や新しいディメンションの生成を容易に行うことができます。 

カスタムディメンションは Marketing Cloud Intelligence データベースに物理的に存在しません。各カスタムディメンションは、ワークスペース全体のあらゆるレポート、ピボットテーブル、ウィジェット、その他のツールから参照できるクエリを表します。そのため、カスタムディメンションを変更すると、その変更はカスタムディメンションを使用しているワークスペース内のすべての場所で適用されるため、メンテナンスが容易かつ柔軟になります。 

カスタムディメンションにはさまざまな使用方法があります。いくつかの一般的な使用事例として次のようなものがあります。

  • ディメンションの統合: 長い名称 (Web サイトアドレスなど) を表示するディメンションがある場合は、Marketing Cloud Intelligence に取り込む実際のデータを操作せずに、その長い名称を短縮できます。これを行うには、IF 関数 (例: IF([Site_Name] contains ‘http://www.netflix.com’, ‘Netflix’)) を使用します。
  • 不要な文字の削除: ディメンション値に余分な文字が含まれている場合は、その文字を削除できます。REPLACE() 関数を使用すると、文字列を指定し、その文字列を別の文字列に置き換えることができます。たとえば、REPLACE([Creative_Name],'@',' ') では、クリエイティブ名「Become@a@Intelligence@expert@today!」は、@ 記号がスペースに置き換えられて「Become a Intelligence expert today!」に変換されます。
  • 不要なスペースの削除: TRIM() 関数はディメンション値から余分なスペースを削除します。たとえば、TRIM([Campaign_Name]) では、キャンペーン名「Summer      2020    Seasonal      Sale」が「Summer 2020 Seasonal Sale」に変換され、単語間のスペースは 1 つのみになります。

カスタムディメンションとカスタムディメンション内の関数は、さまざまな使用事例に柔軟に対応します。

カスタムディメンションを作成する

カスタムディメンションがどのようなものかがわかったところで、次はその作成方法を見ていきましょう。カスタムディメンションを作成する方法は 2 つあります。[カスタムディメンション] タブから作成する方法と、ダッシュボードページから直接作成する方法です。お好みの方法を選択できます。 

ダッシュボードページからカスタムディメンションを作成する

  1. [ダッシュボード] に移動します。
  2. ウィジェットを使用して、ダッシュボードページに移動して、[データ] タブをクリックします。
  3. [Calculated Fields (カスタムフィールド)] アイコンをクリックします。
  4. [カスタムディメンション] をクリックします。

前述の番号付き手順に対応する [ウィジェット編集] ダイアログ

[カスタムディメンション] タブからカスタムディメンションを作成する

  1. [接続 & 加工] に移動します。
  2. [ディメンション] をクリックして展開します。
  3. [カスタムディメンション] をクリックします。
  4. [新規追加] をクリックします。

前述の番号付き手順に対応するランディングページ

カスタムディメンションダイアログが表示されます。このダイアログは [一般設定] (5)、[Advanced (アドバンス設定)] (6)、[Expression (数式)] (7) の各セクションに分割されています。

前述の番号付き手順に対応するランディングページ

[Expression (数式)] (1) セクションには、カスタムディメンションのロジックを入力します。つまり、ここはカスタムディメンションで実行する関数と数式を追加する場所です。[Functions (関数)] タブ (2) をクリックすると、使用可能なすべての関数のリストが表示されます。

前述の説明に対応するカスタムディメンションダイアログ

カスタムディメンションを使用する

作成したカスタムディメンションは、プラットフォーム全体のさまざまな場所でデータをスライスするために使用できます。Marketing Cloud Intelligence の通常のディメンションと同様に、カスタムディメンションは次の場所で使用できます。

  • ウィジェット
  • ピボットテーブル
  • レポート
  • フィルター
  • カスタムメジャメント
  • その他のカスタムディメンション

カスタムディメンションをプラットフォームコンポーネントに追加するには、ディメンションとメジャメントを選択する関連セクションに移動し、そこからカスタムディメンションを選択します。たとえば、ウィジェットで [データの追加] セクションに移動します。

[データの追加] セクションのカスタムディメンション

次の単元

これで、カスタムディメンションを作成して使用する方法がわかりました。次は、カスタム計算を作成できる機能であるカスタムメジャメントについて詳しく説明します。

リソース

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