Skip to main content
Build the future with Agentforce at TDX in San Francisco or on Salesforce+ on March 5–6. Register now.

Tableau Cloud でビューを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。  

  • Web 作成ワークスペースエリアについて説明する。
  • Web 上に新しいワークブックを作成する。
  • Web 上に一般的なタイプのチャートを作成する。

「Tableau Cloud の基本」モジュールでは、Tableau Cloud のロールとワークフローや、データソースを接続して分析用のデータを準備する方法を学習しました。このモジュールでは、データのビジュアル分析を作成する方法を学習します。Tableau では、これをビュー (ビジュアライゼーションまたは「viz」とも呼ばれる) と呼びます。 

Tableau Cloud でビューを作成するには、ワークスペースエリアを使用します。Tableau Cloud ワークスペースエリアは Tableau Desktop と非常によく似ています。Tableau Cloud でワークスペースにアクセスするには、新しいワークブックを開きます。

ワークスペースエリアを把握する

ワークスペースを見て回りましょう。

Tableau Online ワークスペース

  1. ワークブック名: ワークブックをパブリッシュする前は、デフォルトで [New Workbook (新しいワークブック)] という名前が表示されます。ワークブックをパブリッシュする準備ができたら、[Publish Workbook (ワークブックのパブリッシュ)] ダイアログボックスでワークブックの名前を変更できます。
  2. [Pages (ページ)] シェルフ、[Filters (フィルター)] シェルフ、[Marks (マーク)] カード: フィールドをワークスペースの [Pages (ページ)] シェルフ、[Filters (フィルター)] シェルフ、[Marks (マーク)] カードにドラッグして、次のことを実行します。
    1. ページを使用して、特定のフィールドがビュー内のその他のデータにどのように影響するかを確認する。
    2. ビジュアライゼーションの構造を作成する。
    3. データを含めたり除外したりすることで、ビュー内の詳細レベルを高めたり、マークの数を管理したりする。
    4. 色、サイズ、形状、テキスト、詳細などを使用してマークをエンコードすることでビジュアライゼーションにコンテキストを追加する。
  3. [Columns (列)] シェルフと [Rows (行)] シェルフ: フィールドをワークスペースの [Columns (列)] シェルフと [Rows (行)] シェルフにドラッグして、ビューにデータを追加したり、ビジュアライゼーションの構造を作成したりします。
  4. ツールバー: ツールバーを使用してコマンド、分析、ナビゲーションツールにアクセスします。
  5. ビューまたはキャンバス: これはデータビジュアライゼーションを作成するエリアです。
  6. サイドバー ([Data (データ)] ペインと [Analytics (アナリティクス)] ペイン): ワークシート内のサイドバーには [Data (データ)] ペインと [Analytics (アナリティクス)] ペインが含まれています。矢印を使用するとワークスペース内のこのエリアを展開したり折りたたんだりすることができます。[Data (データ)] ペインと [Analytics (アナリティクス)] ペインを切り替えるには上部のタブをクリックします。
  7. シートタブ: タブを使用して、ワークブックにビューを追加したり、ビューに移動したりします。ビューはワークシート、ダッシュボード、またはストーリーです。

ビューの作成を開始する

Tableau で作成されるすべてのビューは質問に答える必要があります。たとえば、西部地域における事務用品の利益額や、カリフォルニア州におけるコピー機の上位 10 顧客を知りたい場合などです。  

ビューを作成するには、まずデータに接続します。  

データソースを接続すると、[データ] ペインにデータソースの列が多種多様なフィールドとしてテーブル別に整理されて表示されます。

Tableau Online の [データ] ペイン

ビューを作成するとき、[データ] ペインからフィールドを追加できます。これをさまざまな方法で行うことができます。いくつかの例を見てみましょう。 

  • フィールドを [データ] ペインからドラッグして、すべての Tableau ワークシートの一部であるカードとシェルフにドロップする。または、[Data (データ)] ペインのフィールドをダブルクリックして、ビューに追加します。フィールドをビューにドラッグしたり、フィールドをダブルクリックしたりしてビューを作成する
  • [Data (データ)] ペインで 1 つ以上のフィールドを選択し、[Show Me (表示形式)] でチャートタイプを選択します。[Show Me (表示形式)] では選択したフィールドに適したチャートタイプが識別されます。[表示形式] オプションを使用してビューを作成する

ワークブックをパブリッシュする

目的のビューを作成したら、[File (ファイル)] メニューまたはツールバーからワークブックをパブリッシュできます。使用できるパブリッシュオプションは、Tableau サイト管理者によって設定されたパーミッションに応じて異なります。ワークブックをパブリッシュするには、Creator または Explorer (パブリッシュ可能) ロールとプロジェクトレベルの適切な権限が必要です。パブリッシュオプションは、ワークブックの所有者のみが使用できます。ワークブック所有者ではない場合、[形式を変えてパブリッシュ] を使用して別の名前でワークブックをパブリッシュできます。 

Tableau Cloud では、作業中に新規または既存のワークブックに対して行った編集は、ワークブックの非公開の下書きバージョンに自動的に保存されます。変更を他のユーザーと共有する準備ができたら、[パブリッシュ] を使用して、最後にパブリッシュしたリビジョンを下書きに置き換えます。

パブリッシュオプションを使用してワークブックをパブリッシュする。 

 

完了したら、[ファイル] メニューから [閉じる] を選択して、ワークスペースを終了します。

Trailhead シミュレーターの概要

このモジュールでは、Tableau Cloud で棒グラフやハイライト表など基本的なチャートを作成する手順を説明します。開始する前に、Tableau Cloud 向けの Trailhead シミュレーターについて理解しておきましょう。(Trailhead で他の Tableau モジュールを完了している場合、Trailhead シミュレーターについてすでに理解している可能性があります)。ここでは手順の実行に、Trailhead Playground ではなくシミュレーターを使用します。 

操作性を最大限に高めるために、Trailhead シミュレーターはモバイルデバイスではなくコンピューターに表示してください。Trailhead シミュレーターは Trailhead Playground とは異なります。シミュレーターでは、進行中の作業や入力したデータが保存されません。ブラウザーを閉じると、次に起動したときにシミュレーションが最初から開始されます。シミュレーターの下部にあるナビゲーションコントロールを使用すれば、中断した場所に戻ることができます。 

シミュレーターの下部にナビゲーションコントロールが表示されているスクリーンショット。左矢印ボタン、右矢印ボタン、スクラブバー、閉じる (x) ボタンがあります。

ナビゲーションコントロール

説明

(1) 左矢印

シミュレーターの前のステップに戻ります。

(2) 右矢印

シミュレーターの先のステップに進みます。

(3) スクラブバー

進行状況が表示されます。また、進行状況矢印を使用して、シミュレーター内の別の場所にすばやく移動することができます。

(4) 閉じるボタン

シミュレーターを終了します。シミュレーターを閉じると、次に起動したときに最初の画面が表示されます。

間違った場所をクリックすると、クリックすべき場所が強調表示されます。

シミュレーターで強調表示された要素の例を示すスクリーンショット。

棒グラフを作成する

では始めましょう。「Tableau Cloud の基本」モジュールでは、分析用に会社のデータを設定しました。今度は、マネージャーがあなたに、会社データを分析して、テクノロジー商品のリストと各商品から生成された利益を表示するビューの作成を求めているとします。これには棒グラフが最適です。

  1. Trailhead シミュレーターを起動します。
  2. [Build a Bar Chart (棒グラフを作成)] をクリックします。
  3. [Begin (開始)] をクリックします。
  4. Global Superstore に接続され、空白のワークブックが開きます。[データ] ペインの [製品] の下から [カテゴリ][サブカテゴリ] の順に [列] シェルフにドラッグします。
  5. 次に、[利益][行] シェルフにドラッグします。Tableau でデータを棒グラフというビジュアライゼーション (ビュー) に変換するのに十分な準備ができました。
  6. [Furniture (家具)] の下の品目のみを表示するには、[Furniture (家具)] ヘッダーをクリックし、[Keep Only (保持)] を選択します。[保持] オプションを選択して [Furniture (家具)] カテゴリのデータを表示する。
  7. 各棒を利益性に応じた色分けで表示するには、[Profit (利益)][Color (色)] カードにドラッグします。サブカテゴリの品目が利益性に応じた各色で表示されている棒グラフ
  8. [シート] タブを右クリックし、[名前の変更] をクリックし、Bar chart (棒グラフ) と入力して Enter (Windows) または Return (Mac) キーを押し、[OK] をクリックします。[Furniture (家具)] カテゴリ内の各製品の利益を表示する棒グラフを作成できました。
  9. [Next Exercise (次の演習)] をクリックして Tableau Cloud でハイライト表を作成します。

ハイライト表を作成する

[Furniture (家具)] カテゴリの利益を表示するビューを作成できました。次に、カテゴリ別の商品利益のリストを表示し、売上規模の範囲を強調表示するテーブルを作成したいとします。これを実現するには、ハイライト表を作成します。

  1. [Build a Highlight Table (ハイライト表を作成)] シミュレーションが開始されていることを確認します。まだ開始されていない場合は、Trailhead シミュレーターを起動し、[Build a Highlight Table (ハイライト表を作成)] をクリックします。
  2. [Begin (開始)] をクリックします。
  3. 新しいワークシート アイコンをクリックして新しいシートを作成します。
  4. [データ] ペインから、[セグメント][列] シェルフにドラッグします。
  5. 次に、[カテゴリ][サブカテゴリ][行] シェルフにドラッグします。
  6. 最後に、[利益][テキスト] カードにドラッグします。ビューでは、利益データがテーブルに表示されます。
  7. テーブルに色を追加するには、[利益][色] カードにドラッグします。
  8. マークタイプを四角にするには、[マーク] ドロップダウンをクリックし、[四角] を選択します。ビューに利益性の低い品目が明確に表示されます。
  9. シートタブを右クリックし、[名前の変更] をクリックし、Highlight table (ハイライト表) と入力します。
  10. Enter キー (Windows) または Return キー (Mac) を押し、[OK] をクリックします。マイナスの利益が目立つハイライト表
  11. [ホーム] をクリックしてアクティビティをやり直すか、[終了] をクリックしてシミュレーションを終了します。

これは始まりにすぎません。Web 作成に習熟していくと、Tableau Cloud を使用して他のタイプのビューも作成できるようになります。

リソース

 

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む