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商品オプションを使用してバンドルを構成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 商品オプションを使用してバンドルを構成する。
  • 商品オプションを並び替える。
  • 選択動作を促進する。
  • 営業担当が数量を変更する方法を管理する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
このバッジの Trailhead ハンズオン Challenge は英語以外の言語には対応していません。Trailhead Playground の [言語] を [English] に、[地域] を [アメリカ合衆国] に切り替えてください。こちらの指示に従ってください。

一緒にトレイルを進みましょう

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは Trailhead Live の「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。 

(巻き戻して最初から見直したい場合、このクリップは 40:06 分から開始されます。)

担当者のためにバンドルを作成する

見積に追加可能なバンドルを作成して見積プロセスを加速し、営業担当が適切な商品をまとめて販売できるようにします。管理者がバンドルを作成すれば、営業担当がその中から選択することができます。これから見ていくとおり、バンドルの作成は弁当を詰めるのと同じくらい簡単です。

商品オプションの基本

バンドルとは、一緒に販売すべきことがわかっている一連の商品です。たとえば、プリンター、トナー、用紙、2 段の用紙トレイをまとめて販売したいと考えているとします。このどれもがどの組織にもあるような商品です。CPQ は、こうした商品がセット販売されるものであることを認識したときに、その本領を発揮します。

バンドル構築の第一歩は、そのバンドルに絶対欠かせない主要商品を選択することです。通常は、その商品がバンドルの一番重要な要素になります。このプリンターバンドルの例で主要商品にふさわしいのはプリンターです。他のバンドル商品はすべて、見積にプリンターが追加されるときに常に一緒に記載されます。

主要商品を決めた後、どのような方法で一緒に表示する商品を指定するのでしょうか? 商品オプションレコードを使用します。商品オプションは、犬とドッグウォーカー (犬の散歩代行者) をつなぐリードのようなものと考えることができます。リードがなければ、犬はそのうち群れから離れて行ってしまいます。リードがあれば、犬はドッグウォーカーに付いてきます。

商品を結び付ける商品オプションの図

注文と選択可能性

商品オプション (以降は「オプション」と省略) は、付属商品を主要商品に結び付けるだけではありません。バンドルでの付属商品の動作も説明します。オプションレコードには、オプションの動作を管理する以下の項目があります。

  • Number (番号): [Configure Products (商品の設定)] ページのオプションを並び替えます。番号の小さいオプションがリストの上位に表示されます。
    ヒント: オプションに 10 間隔の番号を付けます。こうすれば、1 つ目 (10) と 2 つ目 (20) の間に新しいオプションを差し込む必要が生じた場合に、15 という番号を付けることができ、番号をすべて付け直す必要がありません。
  • Selected (選択済み): デフォルトでこのオプションを選択します。営業担当に設定に関する一般的なガイダンスを表示する場合は、オプションの [Selected (選択済み)] をオンにします。
  • Required (必須): このオプションを選択すると、営業担当が選択解除できなくなります。選択ボックスがグレー表示されます。

商品オプションレコードの詳細

この画面は [High Capacity Toner Cartridge (大容量トナーカートリッジ)] のオプションレコードを示しています。[Number (番号)] が「20」で、[Required (必須)] チェックボックスがオンになっています。スクリーンショットで、[Configure Products (商品の設定)] ページがどうなるのか見てみましょう。リストの 2 つ目にトナーオプションが表示され、このチェックボックスがオンでグレー表示になっていることから、必須であることがわかります。

[Configure Products (商品の設定)] ページ

数量の管理

オプションを使用して、営業担当がバンドル内の商品の数量をどのように変更できるか管理できます。下表は、さまざまな目標を達成するために、オプションの [Quantity (数量)]、[Quantity Editable (数量を編集可能)]、[Min Quantity (最小数量)] 項目をどのように使用するのかを示しています。

目標
[Quantity (数量)] 項目
[Quantity Editable (数量を編集可能)] 項目
[Min Quantity (最小数量)] 項目
数量を常に 3 にする必要があり、変更不可にする
3
False
<blank>
数量を 1 から始めることを提案し、営業担当が変更可能にする
<blank>
数量項目を空白にすると、数量を編集可能な状態になり、[Quantity Editable (数量を編集可能)] 項目が無視される
<blank>
数量を 5 から始めることを提案し、営業担当が変更可能にする
5
True
<blank>
数量を 8 から始めることを提案し、営業担当が変更できるが、6 以上にする必要がある
8
True
6
10 の値から始めることを提案し、営業担当が 10 以上の任意の数に変更可能にする
<blank>
数量項目を空白にすると、数量を編集可能な状態になり、[Quantity Editable (数量を編集可能)] 項目が無視される
10

[Max Quantity (最大数量)] 項目は [Min Quantity (最小数量)] 項目と同様で、オプションに許容される数量値の上限を設定します。

バンドルを作成する

バンドルは数回のクリック操作で作成できます。では、コピー機本体、製本モジュール、大容量トナーカートリッジ、用紙 1 包をまとめたコピー機バンドルを作成する手順を見ていきましょう。主要商品はコピー機です。ここでは製本モジュールを事前選択して、営業担当にその販売を奨励します。トナーカートリッジは必須です。用紙は 5 包を開始値にすることを提案します。

  1. ナビゲーションバーの [Products (商品)] をクリックして、[All Products (すべての商品)] リストビューを選択します。
  2. [Copy Machine (コピー機)] をクリックします。
  3. [Related (関連)] タブをクリックします。
  4. [Options (オプション)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。
  5. [Optional SKU (省略可能な SKU)] 項目で、[Copy Binding Module (コピー製本モジュール)] を選択します。
  6. [Number (番号)] 項目に、10 と入力します。
  7. [Selected (選択済み)] チェックボックスをオンにします。
  8. [Quantity (数量)] 項目に 1 と入力します。
  9. [Save (保存)] をクリックします。

素晴らしい! コピー機バンドルが作成され、付属の製本モジュールが追加されました。

バンドルを完成させるために、他のオプションについても手順を繰り返しますが、商品によって多少異なります。

Optional SKU (省略可能な SKU)
Number (番号)
Selected (選択済み)
Required (必須)
Quantity (数量)
Quantity Editable (数量を編集可能)
High Capacity Toner Cartridge (大容量トナーカートリッジ)
20
False
True
1
True
Copy Paper Letter (コピー用紙レター)
30
True
False
5
True

バンドルを設定し終えた後、Edge Communications の [Copy Machine Replacement (コピー機交換)] 商談にある見積 Q-00002 に追加すれば、バンドルの実際の動作を確認できます。

メモ

メモ

CPQ が有効になっている特別な Developer Edition 組織では、[Copy Machine (コピー機)] 商品の [Configuration Type (設定種別)] 項目と [Configuration Event (設定イベント)] 項目が予め設定されています。営業担当が商品を選択すると、設定ページが表示されます。新しいバンドルを作成するときは、バンドルの要件に合わせて、主要商品の [Configuration Type (設定種別)] 項目と [Configuration Event (設定イベント)] 項目を設定する必要があります。

まとめ

ご覧のとおり、関連商品を結び付け、担当者に示される CPQ の動作を設定すれば、バンドルを作成できます。これがバンドルの出発点です。次の単元では、バンドルの機能性を高めるために、オプションを使って他にできることを見ていきます。

リソース

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