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機能を使用してオプションを整理する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 機能を作成して商品オプションを整理する。
  • 機能ごとに選択可能なオプション数を管理する。
  • 機能ごとにオプションの表示方法を決定する。
  • 機能にヘルプテキストを追加する。
メモ

メモ

日本語で受講されている方へ
このバッジの Trailhead ハンズオン Challenge は英語以外の言語には対応していません。Trailhead Playground の [言語] を [English] に、[地域] を [アメリカ合衆国] に切り替えてください。こちらの指示に従ってください。

一緒にトレイルを進みましょう

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは Trailhead Live の「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。 

(この動画は 1:01:15 の時点から始まります。戻して手順の最初から見直す場合はご注意ください。)

はじめに

バンドルには多数のオプションを追加することも、少数のみを追加することもできます。1 つのリストにオプションを長々と羅列すると使い勝手が悪いため、機能バンドルツールを使用すれば、似たようなオプションをグループ化し、特定のグループから営業担当が何種類のオプションを選択できるかを制限できます。

機能を作成する

機能を使用してよく似たオプションをグループ化すれば、バンドルが構造化され、設定ページで機能別のセクションにオプションが表示されます。バンドルには任意の数の機能を設定でき、機能には任意の数のオプションを設定できます。このモジュールの冒頭で取り上げたラップトップバンドルには、プロセッサー、メモリ、ストレージの 3 つの機能があります。

では、レーザープリンターバンドルに機能を作成する方法を見てみましょう。このバンドルでは、通常の用紙トレイと大容量の用紙トレイをトレイ用のセクションに表示し、いずれか 1 つが選択されているようにする必要があります。

  1. ナビゲーションバーの [Products (商品)] をクリックして、[All Products (すべての商品)] リストビューを選択します。
  2. [Laser Printer (レーザープリンター)] をクリックします。
  3. [Related (関連)] タブをクリックします。
  4. [Features (機能)] 関連リストで、[New (新規)] をクリックします。
  5. [Feature Name (機能名)] に Trays (トレイ) と入力します。
    この例では、トレイが少なくとも 1 つ選択されている必要があるため、[Min Options (最小オプション数)] は [1] のままにします。[Min Options (最小オプション数)] を「0」に設定すると、営業担当がトレイなしでプリンターを販売できます。トレイがなければプリンターで印刷できないため、お客様にとってよいことではありません。
  6. [Number (数字)] に 10 と入力します。
    [Number (数字)] 項目は、ページ上の機能の並べ替えに使用されます。この番号の小さい順に機能が表示されます。この例には機能が 1 つしかありませんが、別の機能がある場合に 20 の番号を付けると、トレイの後に表示されます。
  7. [Save (保存)] をクリックします。
    ここでトレイオプションを更新して、機能に表示されることを確認します。
  8. [Options (オプション)] 関連リストで、[Printer Paper Tray (プリンター用紙トレイ)] のドロップダウンメニューを開き、[Edit (編集)] をクリックします。
  9. [Feature (機能)] 項目で、[Trays (トレイ)] を見つけて選択します。
  10. [Save (保存)] をクリックします。
  11. [Options (オプション)] 関連リストで、[Printer High Capacity Tray (プリンター大容量トレイ)] のドロップダウンメニューを開き、[Edit (編集)] をクリックします。
  12. [Feature (機能)] 項目で、[Trays (トレイ)] を見つけて選択します。
  13. [Save (保存)] をクリックします。

今後は、営業担当がレーザープリンターバンドルを追加すると、別のセクションにトレイが表示されます。また、営業担当がトレイを少なくとも 1 つ選択しないとバンドルを保存できません。CPQ が有効になっている組織で、Edge Communications の [Back Office (バックオフィス)] 商談にあるプリンターの Q-00001 にレーザープリンターを追加すれば、この点を試すことができます。(この見積にすでにプリンターがあっても問題ありません。試してみるだけで保存しないためです。)
[Configure Products (商品の設定)] ページ

レーザープリンターバンドルの残りのオプションには機能が設定されていないため、[Other Options (その他のオプション)] にリストされます。すべてのオプションに機能が設定されている場合は、このセクションが表示されません。

オプションの最大数

機能の最大オプション数が 1 であれば、担当者はその機能のいずれかのオプションしか選択できないため、CPQ の賢明な判断でチェックボックスではなく、ラジオボタンが表示されます。このため、オプションを簡単に切り替えられるほか (2 回ではなく、1 回のクリック操作)、バンドルで何を選択できるかが営業担当に視覚的に示されます。

[Configure Products (商品の設定)] ページ

オプション選択方法

さまざまなオプションのある機能が多数あると、設定ページが長くなることがあります。そのような場合には、機能の [Option Selection Method (オプション選択方法)] を [Click (クリック)] から [Add (追加)] に変更することを検討します。[Add (追加)] 設定にすると、オプションのリストが [Add Options (オプションを追加)] リンクに置き換えられます。
[Cables & Adapters (ケーブルとアダプター)] という機能

営業担当がこのリンクをクリックすると、新しいページが開き、その機能のオプションのみが表示されます。
[Cables & Adapters (ケーブルとアダプター)] 機能のリストされたオプション

追加説明

機能には、管理者が機能名の下にテキストを表示できる非表示設定があります。このテキストを使用して、最も売れ筋のオプションはどれか、お客様の決定を促すためにどのような質問をすべきかといったガイダンスを営業担当に示すことができます。

ヘルプテキストが表示されている [Storage (ストレージ)] 機能

この非表示設定は標準装備されていませんが、数ステップの操作で組織に追加できます。

  1. 設定アイコン をクリックして [Setup (設定)] をクリックします。[Setup (設定)] ページが新しいタブで開きます。
  2. [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] をクリックします。
  3. [Product Feature (商品機能)] をクリックします。
  4. [Fields & Relationships (項目とリレーション)] をクリックします。
  5. [New (新規)] をクリックします。
  6. [Text Area (Long) (ロングテキストエリア)] をクリックします。
  7. [Next (次へ)] をクリックします。
  8. [Field Label (項目の表示ラベル)] と [Field Name (項目名)] の両方に、AdditionalInstructions と入力します。
    テキストエリア項目の設定ページ
    カスタム項目でも、項目名と表示ラベルの正確な名前である AdditionalInstructions をコピーして貼り付ける必要があります。そうしないと、CPQ にヘルプテキストが表示されません。
  9. [Next (次へ)] をクリックします。
  10. [Next (次へ)] をクリックし、項目レベルのセキュリティはそのままにします。
  11. [Save (保存)] をクリックします。
    [Setup (設定)] ブラウザータブを閉じ、Salesforce CPQ アプリケーションに戻ります。

これで、任意の機能の [AdditionalInstructions] 項目にヘルプテキストを追加できます。たとえば、ラップトップの [Storage (ストレージ)] 機能を更新して、営業担当がお客様に適したオプションを選択できるようにすることができます。

  1. ナビゲーションバーの [Products (商品)] をクリックして、[All Products (すべての商品)] リストビューを選択します。
  2. [15" Laptop (15" ラップトップ)] をクリックします。
  3. [Related (関連)] タブをクリックします。
  4. [Features (機能)] 関連リストで、[Storage (ストレージ)] のドロップダウンメニューを開き、[Edit (編集)] をクリックします。
  5. [AdditionalInstructions] 項目に、次のように入力します。
    Customers who do content creation such as photo or video editing typically benefit from the large 512GB hard drive, otherwise the 256GB hard drive will do.


  6. [Save (保存)] をクリックします。

作業内容をテストするには、Edge Communications の [Laptop for Front Office (フロントオフィス用ラップトップ)] 商談にあるラップトップの Q-00000 にバンドルを追加します。(この見積にすでにラップトップがあっても問題ありません。この場合も、試してみるだけで保存しないためです。)

まとめ

ご覧のとおり、機能によってオプションが整理され、ヘルプテキストを表示する便利な場所にもなるため、ユーザーエクスペリエンスが向上します。さらに、特定の機能で営業担当が選択できるオプション数も管理されるため、正確な見積作成につながります。次の単元では、設定ページのデザインを変更する方法を見ていきます。  

リソース

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