取引先責任者レコードの操作
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 取引先責任者レコードの目的を説明する。
- 取引先責任者の詳細を編集する。
- 取引先責任者レコードから取引先責任者と連絡を取る。
- 取引先責任者との過去のインタラクションを確認する。
取引先責任者レコードとは?
Salesforce 組織では、取引先責任者 (個人) ごとに、その取引先責任者や関連付けられたリレーションに関する詳細を含むリストがあります。取引先責任者は、取引先 (ビジネス)、商談 (進行中の案件)、ケースなどに関連付けることができます。取引先責任者レコードからは、詳細の編集、コミュニケーションの開始と記録、過去の活動の確認など、さまざまなアクションを実行できます。
詳細を編集する
- 取引先責任者レコードを開いた状態で、この取引先責任者レコードに関する詳細を見つけます。
- [役職] の右にある鉛筆アイコンをクリックします。
- この取引先責任者の新しい役職を入力します。
- [保存] をクリックします。
- 取引先責任者レコードの上部にある [編集] ボタンをクリックします。
- 任意の項目を調整します。
- [保存] をクリックします。
このように、取引先責任者レコードの編集方法は複数あります。取引先責任者レコードで収集する情報が正確であればあるほど、この取引先責任者とより良い関係を築くことができます。
取引先責任者と連絡を取る
- 活動セクション ([新規行動] タブと [通話の記録] タブがあります) で、[メール] を選択します。
- [件名] テキストボックスにテキストを入力します。[送信者]、[宛先]、[Bcc] は自動入力されますが、編集できます。
- 件名の下のセクションに、この取引先責任者へのメールの本文を入力します。
- この取引先責任者が別のレコード (取引先、ケース、注文など) に関連付けられている場合は、下部の [関連先] 項目でレコードを選択します。このコミュニケーションを関連付けると、関連オブジェクトにも活動として記録されます。
- アイコンの横にある矢印をクリックして、オブジェクトを変更します。
- 実際にメールが取引先責任者に送信されるため、テスト目的で [送信] をクリックすることは避けてください。このメールを送信すると、この取引先責任者レコードの過去の活動ログに自動的に追加されます。
コミュニケーションを記録する
メール以外にも、後で参照できるようにオフラインのコミュニケーションを記録する必要がある場合があります。
- [活動の記録] をクリックします。
- コミュニケーションの件名を入力または選択します。
- 関連するコメント、メモ、またはこの取引先責任者とのコミュニケーションの要約を入力します。
- 関連オブジェクトがある場合は、選択します。
- [保存] をクリックします。このエントリは後で削除できますから心配は不要です。
過去の活動を確認する
- 活動セクション内でタイムラインを見つけます。記録されたコミュニケーションが、この取引先責任者のタイムラインに追加されています。
メモ: このタイムラインは、この取引先責任者レコードへのアクセス権限がある他のユーザーも参照できます。[メール] タブからこの取引先責任者にメールを送信すると、メール活動コミュニケーションもこのタイムラインに自動的に追加されます。 - 記録されたエントリの左にある矢印をクリックして展開すると、コミュニケーションの詳細が表示されます。
- この記録されたコミュニケーションを削除するには、エントリの横にある下矢印をクリックして、[削除] を選択します。
- 削除することを確認します。
このように取引先責任者レコードは、取引先責任者とのリレーションを管理するのに非常に便利です。取引先責任者レコードではこの他にもさまざまなことを実行できます。ぜひお試しください。