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アフィリエーションを使用した取引先責任者と団体の結合

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 団体取引先を定義し、どのような場合に使用するかを理解する。
  • アフィリエーションを使用して取引先責任者と団体を関連付ける。
  • NPSP でのリレーションとアフィリエーションの違いを説明する。

NPSP での団体取引先

賛助者を理解するということは、その人が誰であり、誰とつながっているかを知ることです。個人的なつながりについては、リレーションビューアーを使用して、取引先責任者が別の取引先責任者とどのような関係にあるかを参照できます。では、人が職場、クラブ、宗教コミュニティなどのエンティティに対して持っているつながりはどうでしょうか? NPSP では、これらやその他のグループを団体取引先を使用して表すことができます。 

団体取引先では、取引先責任者をグループ化し、エージェンシー、会社、チーム、機関、部門、幹部、クルー、班など、人の集まりを表すことができます。(もちろん、世帯は除きます。それには世帯取引先があります。)非営利団体の場合は、団体を支援する財団、パートナーエージェンシー、現物支援や従業員ボランティアグループを組織するグループ用に、団体取引先を作成する必要があるかもしれません。賛助者の勤務先や属しているコミュニティグループについてより詳しく把握するほど、賛助者に対するエンゲージメントやサービスの戦略もうまくいきます。 

団体に対する賛助者の関係を知ることで、その人物の全体像を把握できるため、彼らの関心、懸念、ニーズにより訴えかけることができます。雇用主情報は、スポンサーシップを求めたり、パートナー関係を築いたりするために特に価値があります。

この単元では、団体取引先と取引先責任者レコードとのアフィリエーションについて見ていきます。

団体取引先の作成

NPSP で団体取引先を作成する手順は次のとおりです。

  1. ナビゲーションバーの [取引先] タブの矢印をクリックします。
  2. [+新規取引先] をクリックします。
  3. レコードタイプとして [団体] を選択します。
  4. [次へ] をクリックします。
  5. 団体の名前と詳細情報を入力します。
  6. [保存] をクリックします。

Cloud Kicks の新しい取引先レコード。

Salesforce に団体取引先が存在しているため、その会社に関連付けられたすべての個人に関する情報を 1 か所で参照することができます。次は所属レコードを使用して、その取引先に取引先責任者を関連付けましょう。

所属レコードの作成

アフィリエーションは、取引先責任者と団体をリンクする Salesforce オブジェクトです。Salesforce のリレーションと似ていますが、リレーションは 2 人の取引先責任者間で形成されるのに対し、アフィリエーションは取引先責任者と団体の間に形成されるという違いがあります。

NPSP では、取引先責任者は複数のアフィリエーションを持つことができますが、主アフィリエーションは 1 つしか持てません (ただし、主アフィリエーションは必須ではありません)。取引先責任者は 1 つの主アフィリエーションしか持てませんが、団体取引先は複数の取引先責任者の主アフィリエーションとなり得ます。非営利団体の多くは、雇用主/従業員のつながりに主アフィリエーションを使用していますが、取引先責任者と団体の間の重要な関連付けに使用することができます。 

アフィリエーションを作成する手順は次のとおりです。

  1. ナビゲーションバーの [取引先責任者] タブをクリックし、既存の取引先責任者を検索して、取引先責任者レコードを選択します。
  2. 取引先責任者レコードで、[関連] をクリックします。
  3. [団体アフィリエーション] リストで、[新規] をクリックします。
  4. [新規アフィリエーション] 画面に入力します。
    [新規アフィリエーション] 作成フォーム。
  5. 必要に応じて、取引先責任者の主アフィリエーションの場合は、[主] を選択します。
  6. [保存] をクリックします。

Cloud Kicks と Sweetwater Library が含まれている Erica Douglass のアフィリエーションレコードのリスト。

アフィリエーションは複数の場所に表示できます。最もよく使用されるのは、取引先責任者レコードと団体取引先レコードの [関連] タブです。

既存の取引先責任者と団体の間にアフィリエーションを作成しました。これを管理する他の方法もあります。新しい取引先責任者または団体を作成 (前の単元で手順を学習しました) しているときにレコードの [主アフィリエーション] 参照項目を作成することによっても、アフィリエーションを作成できます。このプロセスは上記で実行したプロセスと似ていますが、追加のステップがいくつかあります。指示に従えば、プロセスのステップを実行できます。 

次の単元では、最後の関係者レコードであるリードについて見ていきます。

リソース

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