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リレーションを使用した取引先責任者の結合

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • リレーションを使用して取引先責任者を相互に関連付ける。
  • 相互関係の仕組みを説明する。
  • リレーションビューアーを使用して取引先責任者間のつながりを視覚化する。

リレーションの重要性

2 人の人間がどうつながっているのかを知れば、多くのことを直感的に理解できます。たとえば、どの程度儀礼的または個人的な会話をしているのか、一緒にどのようなことをしているのか、または互いをどう思っているのかさえわかる場合があります。2 人のリレーションを把握できれば、実社会と Salesforce 内の両方で強力な情報となります。

たとえば、非公式なカウンセリング経験のある取引先責任者を対象としたキャンペーンの実施を検討していて、クライアントのメンターとして現在あなたの団体でボランティアを行っている人を把握することが必要な場合があります。または、資金調達イベントの準備をしていて、重要なスポンサーの企業寄付担当ディレクターが別の世帯の誰かと個人的な友人であるかどうかを知りたい場合もあります。あるいは、単に同じ世帯内で夫婦なのか、兄弟なのかなどを把握して、世帯内の全員と適切にコミュニケーションをとりたいこともあるかも知れません。 

取引先責任者間の具体的なつながりを知ることは、適切な対象者を見つけ、コミュニケーションを適切にカスタマイズするのに役立ちます。 

Nonprofit Success Pack (NPSP) でリレーションレコードを使用して、関係者間に存在する重要なつながりをキャプチャし、その情報を有効に利用することができます。NPSP に表示される一連の標準リレーションは一般的なものですが (配偶者など)、システム管理者がこれらのオプションをカスタマイズし、団体や関係者に適切なリレーションを新しく追加することができます。たとえば、クライアントのケースワーカーを記載するためにリレーションを作成すると、団体内の誰もが各クライアントの主担当者が誰であるかを簡単に確認できます。

この単元では、NPSP でのリレーションの基本について説明します。

2 人の取引先責任者間のリレーションの作成

Salesforce で 2 人の人物の間にリレーションを作成するのは、彼らがすでに取引先責任者であれば簡単です。

NPSP で 2 人の取引先責任者にリレーションを作成する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲーションバーの [取引先責任者] タブをクリックし、取引先責任者レコードを検索または参照して選択します。
  2. [関連] をクリックします。
  3. [リレーション] 関連リストを見つけます。[新規] をクリックします。
    取引先責任者レコードの [関連] タブと [リレーション] セクション。
  4. [新規リレーション] 画面で [関連する取引先責任者] を選択します。別の既存の取引先責任者名を検索して、その人物を見つけます。[+新規取引先責任者] をクリックして、新しい取引先責任者を追加することもできます。
  5. [種別] を選択します。ここには、システム管理者によってカスタマイズされた、さまざまな種類のリレーションが表示されます (同僚など)。
  6. [状況] を選択します。状況項目は、リレーションが現在のものかどうかを示すために使用されます。2 人が過去に結婚していたこと、同僚であったこと、または別のリレーションがあったことを記録する必要がある場合に使用できます。
  7. 必要に応じて、[説明] を入力してリレーションに関するメモを記録します。
  8. [保存] をクリックします。

その取引先責任者レコードの [リレーション] 関連リストには、関連する取引先責任者へのリンクと、2 人がどうつながっているかの簡単な説明が表示されます。

Alex Ventresca のリレーションレコードには、Daniel Baker が息子として表示されています。

片方の取引先責任者レコードにリレーションを追加すると、もう片方の取引先責任者レコードに自動的に相互関係が作成されます。たとえば、ある女性と彼女の息子のリレーションレコードを作成した場合、息子の取引先責任者レコードに母-息子のリレーションが自動的に作成されます。また、リレーションには、性的区別のないリレーション (親-子など) が使用されることもあります。それは、入力された取引先責任者に関する情報と、システム管理者が相互関係をどのように設定してあるかよって決まります。

特定の取引先責任者のすべてのリレーションを表示するには、取引先責任者を見つけ、[関連] をクリックし、[リレーション] 関連リストを探します。リレーションを作成した後に、リレーションをここで編集したり削除したりすることもできます。

リレーションビューアー

どれほど深いまたは強い絆があったとしても、実社会では人々のつながりが常に目に見えるわけではありません。NPSP のリレーションビューでは、こうしたつながりを視覚化できます。 

リレーションビューアーは、取引先責任者間のつながりを表示できるデータ視覚化ツールです。各取引先責任者は円で表されます。2 人の取引先責任者の間にリレーションがある場合、彼らの円が線でつながれます。このビューは、賛助者がどうつながっているかを把握し、人脈を強化するためにさらに多くのつながりを促進できそうな部分を特定するのに役立ちます。 

リレーションビューアーを開くには、取引先責任者レコードに移動し、ナビゲーションバーのドロップダウンメニューから [リレーションビューアー] をクリックします。 

リレーションビューアー。

ビューアー内で関係をわかりやすく表示するために、円には鮮やかな色が付いています。 

紫の円 (1) は、現在の取引先責任者であり、その他すべてはこの取引先責任者に関連しています。円の色は、ベースの取引先責任者とのリレーションがどの程度離れているかによって異なります。青い円 (2) は直接的な関係 (子、同僚、アシスタント、グループリーダー) です。つながりの線上にどのようなリレーションであるかが表示されます (3)。取引先責任者間のリレーションが現在のものではなくなった場合、リレーションレコードの [状況] 項目でそれを示すことができ、リレーションビューアーではつながりの線上に「(以前)」が表示されます (4)。青い円をダブルクリックして展開すると、次のレベルのリレーションが表示されます。これらの第 2 階層のリレーションは緑の円です (5)。この例では、Sita Nagappan-Alvarez は Alex Ventresca のメンターである Lisa Bullard の友人です。円の上にマウスポインターを置くと、レコードへのクイックリンクが表示されたり、新しいリレーションを作成したりできます (6)。 

1 対 1 のリレーションが、私たちが築く最も基本的な絆であることは明らかですが、私たちは個々の人々以外ともつながりを持っています。私たちは、雇用主、寺院、教会、ビジネス、エージェンシー、コミュニティグループ、あらゆる種類のクラブなど、人々のグループや組織ともつながっています。賛助者が持つこれらのつながりを把握することは、彼らがどのような人物であるかを理解するために重要です。NPSP でのリレーションは、個人のつながりをキャプチャするだけですが、人とグループの間のつながりを表す別の機能があるため問題はありません。 

テストを受けた後、次はアフィリエーションを使用して人とあらゆる種類の組織を関連付ける方法を見ていきましょう。 

リソース

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