レポートとダッシュボードの作成
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 競合他社の新しいデータに関するレポートを作成する。
- 競合インサイトダッシュボードの作成方法を説明する。
はじめに
2 つの新規項目とその入力規則を作成できました。次は、この取り組み全体の核心部分です。会社が最も頻繁に競合する他社と、競合相手に負ける理由についてインサイトを提供する分析を設定します。
[Competitor (競合他社)] と [Lost Reason (不成立の理由)] の値で商談を更新する
単元 2 で作成したカスタム項目にはまだデータがありません。レポートを作成するには、それらの新規項目にデータが必要です。次の手順に従って、Sandbox または Trailhead Playground でいくつかの商談を更新し、レポートを作成できるようにします。
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をクリックしてセールスアプリケーションを選択します。
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[商談] メニュー項目をクリックします。
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[すべての商談] リストビューを選択します。
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をクリックし、[Clone (コピー)] をクリックします。
- 新しいリストビューに
Competitor Updates
(競合最新情報) と名前を付けます。
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[自分のみがこのリストビューを表示できる] が選択されていることを確認し、[Save (保存)] をクリックします。
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をクリックして、[Select Fields to Display (表示する項目を選択)] をクリックします。
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[Competitor (競合他社)] と [Lost Reason (不成立の理由)] を [参照可能項目] に追加します。
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[Save (保存)] をクリックします。
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[完了予定日] をクリックし、この項目でリストビューを降順に並び替えます。
- リストビューは、編集可能なテーブルです。行を選択し、[Stage (フェーズ)] 項目にマウスポインターを置いて、鉛筆アイコンをクリックします。
- フェーズを [不成立] に更新します。
- 同じインライン編集機能を使用して、テーブルの複数の商談に [Competitor (競合他社)] と [Lost Reason (不成立の理由)] の値を追加します。
- 複数の商談を更新し終えたら、[Save (保存)] をクリックします。
レポート 1: Won and Lost Opportunities by Competitor (競合他社別成立および不成立商談数)
データを入力できたので、レポートを作成できます。
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をクリックしてセールスアプリケーションを選択します。
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[Reports (レポート)] メニュー項目をクリックし、[New Report (新規レポート)] をクリックします。
- 左のサイドバーで [Opportunities (商談)] をクリックし、右側で [Opportunities (商談)] レポートタイプを選択します。
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[Continue (続行)] をクリックします。
- [Outline (アウトライン)] ペインで、[Competitor (競合他社)] と [Stage (フェーズ)] のグループ行を追加します。
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[Filters (条件)] をクリックして、[Stage (フェーズ)] 項目の新しい条件を追加します。
- [Operator (演算子)] で [Equals (次の文字列と一致する)] を選択します。
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[Closed Won (商談成立)] と [Closed Lost (不成立)] の値を選択します。
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[Apply (適用)] をクリックします。
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[Add Chart (グラフを追加)] をクリックします。
- グラフの右上隅にある をクリックして、グラフのプロパティを編集します。
- グラフの種類として [積み上げ横棒] を選択します。
- 少しスクロールダウンして、[X-軸] を [レコード件数] に更新します。
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を再度クリックしてグラフのプロパティペインを閉じます。
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[プレビュー] をクリックします。プレビューに問題がなければ、[保存 & 実行] をクリックします。
- レポート名:
Opportunities by Competitor
[Save (保存)] をクリックします。
レポート 2: Lost Reasons by Competitor (競合他社別不成立の理由)
この 2 つ目のレポートでは、不成立の商談を [Lost Reason (不成立の理由)] の値でグループ化します。手順は次のとおりです。
- 上記のステップ 2 ~ 4 を繰り返し、商談タイプの新規レポートを作成します。
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[Competitor (競合他社)] と [Lost Reason (不成立の理由)] のグループを追加します。
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[フェーズ] [Equals (次の文字列と一致する)] [不成立] という条件を追加します。
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[Apply (適用)] をクリックします。
- 最初のレポートに似た横棒グラフを追加し、グラフの種類を [積み上げ横棒]、[X-軸] を [レコード件数] に設定します。グラフは次のようになります。
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[プレビュー] をクリックします。プレビューに問題がなければ、[保存 & 実行] をクリックします。
- レポート名:
Lost Reasons by Competitor
[Save (保存)] をクリックします。
レポート 3: Win/Loss Ratio by Competitor (競合他社別成立率/不成立率)
3 つ目のレポートでは、カスタムレポート数式列を使用して競合他社別に商談の成立率/不成立率を計算します。
- まず、商談タイプの新規レポートを作成する手順を実行します。
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[Competitor (競合他社)] のグループを追加します。
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[条件]、[商談状況] の順にクリックし、選択リストで [Done (完了)] を選択します。[Apply (適用)] をクリックします。
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[アウトライン] をクリックします。
- [Columns (列)] セクションで、、[Add Summary Formula Column (集計項目列を追加)] の順にクリックします。
- [Column Name (列名)] に
Win Rate
(成立率) と入力し、[Formula Output Type (数式出力種別)] に [Percent (パーセント)] を選択し、[Decimal Places (小数点の位置)] に 0 と入力します。
- [Formula (数式)] に
WON:SUM/CLOSED:SUM
と入力します。
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[Apply (適用)] をクリックします。
- 手順 5 ~ 8 を繰り返して 2 つ目の数式項目を作成します。ただし、今回は項目に
Loss Rate
(不成立率) と名前を付け、数式(CLOSED:SUM - WON:SUM)/CLOSED:SUM
を使用します。 - 必要に応じて、プレビューペイン下部の [詳細行] をクリックして、個別の行を非表示にし、レポートサマリーデータのみを表示します。
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[Run (実行)] をクリックして完全なレポート結果を表示し、[Save (保存)] をクリックしてレポートを
Win / Loss by Competitor
(競合他社別成立/不成立) という名前で保存します。次のサンプルのようになります。
競合分析ダッシュボードを作成する
今度は、新規作成した 3 つのレポートをまったく新しいダッシュボードに追加しましょう。
- [ダッシュボード] メニュー項目から、[新規ダッシュボード] をクリックします。
- ダッシュボードに
Competitive Analysis
(競合分析) という名前を付けて任意のフォルダーに保存します。
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[+ Widget (+ ウィジェット)] をクリックし、[Chart or Table (グラフまたはテーブル)] をクリックします。
- 前に作成した [Opportunities by Competitor (競合他社別商談数)] レポートを選択します。[選択] をクリックします。
- [表示名] に [積み上げ横棒グラフ]、[Y-軸] に [Competitor (競合他社)]、[X-軸] に [レコード件数] を選択します。
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[Add (追加)] をクリックします。
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[+ Widget (+ ウィジェット)] を再度クリックして 2 つ目のコンポーネントを追加し、[Lost Reasons by Competitor (競合他社別不成立の理由)] レポートを選択します。[選択] をクリックします。
- [表示名] に [積み上げ横棒グラフ]、[Y-軸] に [Competitor (競合他社)]、[X-軸] に [レコード件数] を選択します。[Add (追加)] をクリックします。
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[+ Widget (+ ウィジェット)] を再度クリックし、今度は [Chart or Table (グラフまたはテーブル)] を使って [Win/Loss by Competitor (競合他社別成立/不成立)] レポートを選択します。[Display As (表示名)] に [Lightning Table (Lightning テーブル)] を選択します。テーブルを設定します。[グループ] セクションに [Competitor (競合他社)] 項目を追加し、[基準列] セクションに [Win Rate (成立率)] を追加します。[Measure Columns (基準列)] セクションで、 をクリックして [Record Count (レコード件数)] をテーブルから削除します。[Add (追加)] をクリックします。
- 必要に応じてダッシュボードコンポーネントの移動やサイズ変更を行います。次に例を示します。
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[Save (保存)] をクリックしてから、[Done (完了)] をクリックして新しいダッシュボードの動作を確認します。
リソース
- Lightning Experience でのレポートの作成 (Salesforce ヘルプ記事)
- Lightning Experience ダッシュボードの作成 (Salesforce ヘルプ記事)