コミュニティに合わせたグローバル検索の調整

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • コミュニティでより多くのコンテンツを検索できるようにする。
  • 検索結果ページを設定する。
  • オートコンプリートについて知る。
  • 検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーでオートコンプリートを設定する。

コミュニティの作成: 復習

まず、Trailhead Playground のコミュニティを有効にします。次に、Capricorn Coffee という会社のコミュニティを作成します。このコミュニティを使用して、コミュニティ検索の各種機能をたどることができます。Trailhead Playground で作成するコミュニティにコンテンツが自動入力されることはありません。そのため、このモジュールを通して、説明のような検索結果は表示されません。それらの検索結果は例です。

メモ

メモ

コミュニティは、一度有効化すると無効化できません。

コミュニティを有効化する手順は、次のとおりです。
  1. [設定] から、[クイック検索] ボックスにコミュニティ設定と入力し、[コミュニティ設定] を選択します。
  2. [コミュニティを有効化] を選択します。
  3. ドメイン名として一意の値を入力し、[使用可能か調べる] をクリックします。ドメイン名を保存したら、変更できません。変更するには、Salesforce に連絡する必要があります。
  4. [保存] をクリックします。
  5. [OK] をクリックします。

[設定] の [すべてのコミュニティ] ページにリダイレクトされます。リダイレクトしない場合は、[クイック検索] ボックスにすべてのコミュニティと入力し、[すべてのコミュニティ] を選択します。

  1. [すべてのコミュニティ] ページで、[新規コミュニティ] をクリックします。
  2. [カスタマーサービス] テンプレートを選択します。
  3. [使用を開始する] をクリックします。
  4. [名前] に「Capricorn Cafe」と入力します。
  5. URL を求められたら、「capricorncafe」、または組織の既存のコミュニティに使用されていない別の URL を入力します。
  6. [作成] をクリックします。

全体を簡単に確認してください。これはエクスペリエンスワークスペースです。ここで、エクスペリエンスビルダーやダッシュボードに簡単にアクセスできます (これらには後でアクセスします)。

グローバル検索のさらなるグローバル化

検索結果が記事とディスカッションに限られている場合は、[検索結果] と呼ばれる古いコンポーネントを使用している可能性があります。それを使用し続けても問題はありませんが、[グローバル検索結果] と呼ばれる新しいコンポーネントに切り替える理由として、次のことを実現できます。

  • コミュニティで、Salesforce 組織のほぼすべてのオブジェクト (カスタムオブジェクトを含む) を検索可能にする。Wikipedia などの外部ソースからの結果も取得できます。外部ソースについては、次の単元でさらに詳しく説明します。
  • 検索結果の絞り込みを有効にして、ユーザが結果を絞り込み、必要な情報を正確に見つけることができるようにする。
  • [すべての結果] タブという検索結果概要ページを追加して、ユーザが最良の一致結果をすばやく確認できるようにする。

これらのことにユーザが喜びそうであれば、このまま読み進めましょう。すでにグローバル検索結果コンポーネントを使用しているけれども、その機能について復習したい方にも、このセクションの残りの部分は適しています。

コミュニティの検索結果コンポーネントを見つけるには、エクスペリエンスビルダーに移動し、[検索] テンプレートページを開いて、コンポーネントを選択します。

  1. 次のいずれかの方法を選択してエクスペリエンスビルダーに移動します。
    上記の手順に従って新しいコミュニティを作成した場合、エクスペリエンスワークスペースを開いています。[ビルダー] タイルをクリックします。[ビルダー] タイルが強調表示されたエクスペリエンスワークスペース
    コミュニティにログインしているコミュニティマネージャの場合、プロファイルヘッダーから [エクスペリエンスビルダー] を選択します。プロファイルヘッダーから [エクスペリエンスビルダー] を選択する
    Salesforce システム管理者の場合、[設定] に移動し、[クイック検索] ボックスにすべてのコミュニティと入力します。該当するコミュニティの [ビルダー] リンクを選択します。編集するコミュニティ名の横にある [ビルダー] をクリックする
  2. 上部のナビゲーションバーで [ホーム] をクリックして [ページ] メニューを表示します。[ページ] メニューの検索ボックスに検索と入力し、リストから [検索] を選択します。[ページ] メニューの [ページを検索] ボックスに「検索」と入力し、[テンプレートページ] の下の [検索] を選択する

  3. [検索] ページで、検索結果セクションにマウスポインタを置きます。青色の境界線が表示され、上部にコンポーネント名が表示されます。コンポーネント名をクリックして開きます。
ページの該当のセクションにマウスポインタを置くと、コンポーネント名が表示される

コンポーネント名が検索結果の場合、簡単にグローバル検索結果コンポーネントに切り替えることができます:

  1. 検索結果コンポーネントで [X] をクリックし、そのコンポーネントをページから削除します。
  2. グローバル検索結果コンポーネントを追加するには、クリックして [コンポーネント] パネルを開きます。[グローバル検索結果] コンポーネントをページの編集可能な領域にドラッグします。
  3. コミュニティヘッダーで [公開] をクリックし、変更内容を保存します。

デフォルトでは、グローバル検索結果コンポーネントには記事 (ナレッジが有効な場合)、ディスカッション、ケース (Service Cloud ユーザの場合)、グループの結果が表示されます。ただし、Lightning Experience で検索でき、カスタマーサービステンプレートでサポートされている他のオブジェクトを容易に追加できます。それがどのオブジェクトなのかを確認するには、「リソース」セクションの「コミュニティテンプレートで使用できる機能の比較」という記事を参照してください。Salesforce 組織でオブジェクトのカスタムタブを作成することで、カスタムオブジェクトを検索可能にすることもできます。

デフォルトのオブジェクトリスト (ディスカッション、記事、ケース、グループ) が表示されたグローバル検索結果コンポーネント

たとえば、コミュニティメンバーが PDF や他のファイルを検索できるようにするとします。

  1. グローバル検索結果コンポーネントの下部にある [追加] をクリックします。使用可能なオブジェクトのリストから最初のオブジェクトが追加されます。
  2. オブジェクトを変更するには、オブジェクト名をクリックしてそのプロパティを開きます。[オブジェクト] ドロップダウンで [ファイル] を選択し、[保存] をクリックします。新しく追加されたオブジェクトの [タブプロパティの編集] が開いた状態のグローバル検索結果コンポーネント

検索可能にするすべてのオブジェクトを追加した後に、グローバル検索結果コンポーネントを開いたままにして、オブジェクトが検索結果内でどのように表示されるかを調整します。

顧客の好みに合わせた検索結果の表示

グローバル検索コンポーネント内でオブジェクトをドラッグアンドドロップして順序を変更できることに気付かれたかもしれません。これが、検索結果ページにオブジェクトが表示される順序です。ですから、コミュニティで特定の種類の情報 (記事など) が重視される場合は、そのオブジェクトを上部に配置することを検討します。

2 つのチェックボックスにもお気付きでしょう。

  • [すべての結果] タブを表示
  • 検索結果の絞り込みを許可

[すべての結果] タブでは、コミュニティメンバーはすべてのオブジェクトの上位の結果を 1 つのページで確認できます。ユーザが求める答えがディスカッション、記事、ファイルのいずれにあるかがわからない場合は、この概要を確認することで時間を節約できます。

ディスカッション、記事、トピック、ファイル、グループ、および Wikipedia の検索結果を表示している [すべての結果] タブ。

1 つのオブジェクトのすべての結果を表示するには、オブジェクト名または [さらに表示] をクリックします。

[検索結果の絞り込みを許可] をオンにすると、コミュニティメンバーは検索結果ページの左側でサポート対象オブジェクトを選択し、検索条件を適用することによって検索結果を絞り込むことができます。

検索結果ページの [記事] の絞り込みオプション

コミュニティでの検索の絞り込みは、Salesforce 組織でデフォルトで有効になっています。[設定] から、オブジェクトマネージャで、絞り込みを行う各オブジェクトの [検索レイアウト] に移動します。レイアウトにユーザが絞り込む項目を追加します。サポートされる項目のデータ型は、チェックボックス、電話番号、選択リスト、テキスト、URL です。暗号化された項目を絞り込むことはできません。

ディスカッションの検索結果については、一致ごとにどれだけの量の情報を表示するかも決定できます。Capricorn Coffee は、検索語への一致をコミュニティメンバーにできるだけ多く提供するために [質問、投稿、コメントを含むすべてのフィードの検索結果を表示します] を選択しました。

ディスカッションのタブの編集。検索結果を一般公開するためのチェックボックスと、質問、投稿、コメントを含むすべてのフィードの検索結果を表示するためのチェックボックス

このボックスをオンにしない場合、トピックを持つ質問と回答のみが表示されます。コミュニティメンバーは、グループ内の一致、レコードに対するフィード内の一致、またはユーザプロファイルに対するフィード内の一致を表示できません。

意思決定の際の考慮事項: このチェックボックスをオンにすると、検索結果ページには、一致するディスカッションごとに詳細情報も表示されます。

チェックボックスをオンにした場合の Capricorn のディスカッションの検索結果を次に示します。結果ごとに投稿のタイトルとテキスト、投稿に割り当てられたトピックが表示されます。この拡張された形式では、メンバーは投稿全体をスキャンして情報を容易に確認できます。

ディスカッションの拡張された検索結果。結果ごとに投稿のタイトルとテキスト、投稿に割り当てられたトピックが表示される

チェックボックスをオフにした場合に Capricorn のディスカッションの検索結果がどのように表示されるかを次に示します。結果に投稿のテキストは表示されません。このコンパクトフィードでは、投稿のタイトルを容易にスキャンできます。

ディスカッションのコンパクトな検索結果。結果ごとに投稿のタイトル、投稿の著者、投稿に割り当てられたトピックが表示される

コミュニティにとってディスカッションの結果をコンパクトにすることがより重要な場合は、このチェックボックスをオフのままにします。

新しい検索結果ページの見栄えを確認するには、グローバル検索結果コンポーネントの [検索語] 項目にテスト用語を入力し、Enter キーを押してみてください 。(新しい Trailhead Playground に沿って進んでいる場合は、このテストで検索結果があまり、あるいは何も表示されないかもしれません)。

[検索語] 項目が強調表示されたグローバル検索結果コンポーネント

検索結果の表示方法に満足したら、コミュニティヘッダーの [公開] をクリックします。

オートコンプリートのすべて

コミュニティメンバーに検索結果ページが表示されるまで、何が起きるかを説明します。コミュニティでは、メンバーが検索ボックスに入力するときにも検索結果が表示されます。

検索語を入力すると、検索結果が検索ボックスの下に表示される

[ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] というコンポーネントでは、オートコンプリートと呼ばれる機能を設定できます。コミュニティメンバーが検索ボックスで検索語の入力を始めると、一致する記事、ディスカッションなどの候補がオートコンプリートによって表示されます。これは、あなたに代わって文章を完成し、あなたを助けてくれる友人のようなものです。ユーザが探しているものにより速く到達するのを助けてくれます。

メモ

メモ

コミュニティでは他にも、検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーおよびグローバル検索ボックスという 2 つのオートコンプリートコンポーネントを使用できます。検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーは以前のバージョンです。これについてはこのモジュールで後ほど説明します。グローバル検索ボックスは、Chatter を使用せず、記事、トピック、および他のタイプの Salesforce レコードの検索に重点を置くコミュニティ向けに最適化されています。ほとんどのカスタマーサービスコミュニティは Chatter を使用しているため、このモジュールでは [ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] コンポーネントに焦点を当てます。

[ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] コンポーネントはエクスペリエンスビルダーに含まれています。開くには、ページ上部にある検索ボックスにマウスポインタを置き、青い境界が表示されたらクリックします。最初に、[オートコンプリート検索] セクションを展開します。

検索ボックスが青で強調表示され、[ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] コンポーネントが開いた状態

このように、オートコンプリートに関する多くの設定があります。これらを 1 つずつ見ていきましょう。

  1. オートコンプリートを有効にするには、[検索でオートコンプリートを使用] チェックボックスを選択します。すでにオンになっているかもしれません。お疲れ様でした。
  2. 残りの設定について、話をわかりやすくしましょう。Capricorn Cafe がコミュニティ向けに何を設定したか説明します。バリスタのスペシャルコーヒーの注文と考えてください。
    • オートコンプリートの結果の最大数: Capricorn では検索ボックスにユーザ種別として表示する結果をデフォルトの 6 件のままにします。結果が多すぎると手に負えなくなる可能性があります。最も関連性の高い結果が上部に表示されるので、必死になる必要はありません。
    • オートコンプリート検索結果をディスカッションと記事に制限: Capricorn ではコミュニティメンバーにディスカッションと記事以外の結果も表示するため、このオプションはオフのままにします。
    • オートコンプリートの結果のオブジェクト: グローバル検索結果コンポーネントにファイルオブジェクトを追加したように、Capricorn は、ここでもファイルを追加しました。
新しく追加されたオブジェクトの [結果のプロパティ] が開いた状態の [ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] コンポーネント

これで終わりです。日曜の朝のドリップコーヒーのように簡単でしょう。

検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーのオートコンプリート

コミュニティで [検索パブリッシャーと投稿パブリッシャー] コンポーネントを使用している場合、2 つのオプションがあります。

  • Winter '18 Napili テンプレートにアップグレードする。このテンプレートは [ピアツーピアコミュニティのグローバル検索] コンポーネントを使用します。アップグレードの前に、新しいテンプレートと [検索パブリッシャーと投稿パブリッシャー] テンプレートではいくつか違いがあることに注意してください。
  • ベストプラクティスに従って検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーを設定する。手順については、このまま読み進んでください。

検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーのオートコンプリートを設定する手順は、次のとおりです。

  1. [ビルダー] ワークスペースを選択します。
  2. 検索ボックス内をクリックして設定メニューを表示し、[検索でオートコンプリートを使用] (1) を選択します。
  3. 他の機能を設定します。
    • オートコンプリートの結果を 1 つのリストに表示 (2): コミュニティメンバーに検索語のすべての一致が 1 か所で表示されるようにするには、このボックスをオンにします。さまざまなタブにマウスを移動すると作業が増えるので、モビリティに制限のあるコミュニティメンバーにはそのような作業が困難になる可能性があります。
    • 結果の並び替え (3): [関連性で並び替え] を選択します。この設定には、見た目以上のことが含まれます。最も関連性の高い結果をリストの上部に表示するだけでなく、より多くのオブジェクトをオートコンプリートに追加できます。一方、[オブジェクトでグループ化] オプションを選択すると、オートコンプリートの結果が記事とディスカッションに制限されます。
    • オートコンプリートの結果の最大数 (4): 10 以下にすることをお勧めします。 
    • オートコンプリートの結果: 関連性で並び替え (5): ここでは、オートコンプリートによって検索されるオブジェクトを追加できます。[追加] をクリックし、[結果のプロパティ] プルダウンメニューで新しいオブジェクト選択します。[保存] をクリックして完了です。
  4. 検索パブリッシャーと投稿パブリッシャーを編集し終えたら、コミュニティヘッダーの [公開] をクリックします。
検索ボックスが青で強調表示され、[検索パブリッシャーと投稿パブリッシャー] コンポーネントが開いた状態

ファイルオブジェクトが結果に追加されています。
[結果のプロパティ] でファイルオブジェクトに新しく追加されたオブジェクトを変更

どのオートコンプリート結果に最も高い関連性があるかを判断するにはどうすればよいでしょうか? ディスカッションと記事をリストの上部に置き、記事の参照数といいね! の数に注意を払います。コミュニティメンバーが回答を最良の回答として選択したかどうか、または回答にプラス評価を与えたかどうかも表示されます。残りの結果は、前の単元で説明した要素に基づいて並べられます。

次に、コミュニティで設定できる追加の検索機能について説明します。