コラボレーション売上予測入門

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • チームが売上予測を使用する理由を説明する。
  • コラボレーション売上予測機能をオンにする。
  • ユーザが [売上予測] ページに簡単にアクセスできるように [売上予測] タブを追加する。
  • 利用できる売上予測種別を挙げる。

はじめに

Rollings Tech の Salesforce システム管理者である Lauren Cheng は、すぐにでも解決したい問題を抱えていました。彼女のチームは、スプレッドシートと手書きのメモで売上予測を計算しています。売上予測マネージャの Nigel Roberts は、販売期間が終わるたびに、これらのまとまりのない文書を効率よく整理したいと考えていました。このような文書は Salesforce では活用できず、すぐに古くなってしまいます。

多くの書類で溢れた Nigel の机

ご推察の通り、この方法は効率的ではありません。

Nigel は Lauren により良い方法を探すようにと頼みました。そこで、Lauren と Rollings Tech にとって救いとなるのがコラボレーション売上予測です。

ところで、売上予測って何ですか?

よくぞ聞いてくれました。売上予測とは、期待される売上の表現の一種です。売上予測は、パイプラインから商談成立までの販売サイクルの予測と計画において営業チームを支援し、会社全体での販売予想を管理します。

Salesforce では、一連の商談の総積み上げに基づいて売上予測を計算します。売上予測は、期間、売上予測種別、調整、通貨などの要因によって決定されます。売上予測は、所有者、時間、売上予測分類、商品ファミリ、テリトリーといった一連のディメンションに対する通貨または数量の積み上げ考えることができます。

コラボレーション売上予測による売上予測

売上予測マネージャとチームメンバーに対する商品ファミリの売上予測を表示した [売上予測] ページ

[売上予測] タブに表示される売上予測は、売上予測の 4 つの各分類の商談の合計および小計です。
  • パイプライン
  • 最善達成予測
  • 達成予測
  • 完了
どのように設定したかにより、これらの売上予測には 1 つの分類または集計された複数の分類の商談が反映されます。

コラボレーション売上予測を設定するには、オブジェクト、基準、日付種別、階層に基づいて売上予測種別を作成して有効化します。一部の種別では、商品ファミリのグループ化と商談分割種別も指定します。

ユーザは、自分自身の売上予測と、売上予測階層で下位のユーザの売上予測を見ることができます。また、目標および目標達成率を見ることもできます。さらに、通貨や期間など、[売上予測] ページの多くの項目を変更できます。

Lauren はこれで納得しました。そして彼女は、コラボレーション売上予測をチームにすぐに導入しようと決断します。

コラボレーション売上予測を実際に使ってみる準備はできていますか?

今すぐ Trailhead Playground を起動し、このモジュールの手順を実行してみましょう。Trailhead Playground を開くには、ハンズオン Challenge までスクロールダウンし、[起動] をクリックします。また、ハンズオン Challenge を実行するときにも Playground を使用します。

オンにする

Lauren は、チームがコラボレーション売上予測を使用できるようにします。まず、この機能をオンにします。

  1. [設定] の [クイック検索] ボックスに「売上予測の設定」と入力し、[売上予測の設定] を選択します。[売上予測を有効化] チェックボックスが選択されていない [設定] の [売上予測の設定] ページ
  2. [売上予測の有効化] を選択して、[保存] をクリックします。
これでこの機能が有効になりましたが、他にも設定すべき項目があります。次に Lauren は [売上予測] タブを追加します。

[売上予測] タブの追加

Lauren はコラボレーション売上予測をオンにしましたが、彼女のチームが売上予測ページにアクセスできなければ、活用することができません。そのため、Lauren は [売上予測] タブを追加し、タブ表示を「デフォルトで表示」に設定します。

まず、アプリケーションマネージャを使用して [売上予測] タブを追加します。タブの追加方法の確認はこちらです。

  1. [設定] の [クイック検索] に「アプリケーションマネージャ」と入力し、[アプリケーションマネージャ] を選択します。
  2. Sales アプリケーションに対して、下向き矢印をクリックしてから [編集] を選択します(Lightning アプリケーションで作業を行っていることを確認してください)。
  3. [ナビゲーション項目] をクリックして [売上予測] を選択します。自分のリストの一番上付近に来るように位置を調整します。
  4. [保存] をクリックします。
    [売上予測] が選択された [設定] の [アプリケーションを編集する] ページ
  5. [設定] の [クイック検索] ボックスに「プロファイル」と入力し、[プロファイル] を選択します。
  6. [Custom: Sales Profile (カスタム: セールスプロファイル)] を選択し、[編集] をクリックします。
  7. [タブの設定] セクションまでスクロールします。
  8. [売上予測] の隣にある選択リストから [デフォルトで表示] を選択します。
  9. [保存] をクリックします。
Lauren は、彼女のチームの Sales アプリケーションに [売上予測] タブを追加しました。Lightning セールスコンソールを使用している場合は、Lightning セールスコンソールにも [売上予測] タブを追加できます。

売上予測種別の作成と有効化

コラボレーション売上予測では、売上予測を多くの方法で計算できます。売上予測種別は、いつでも最大 4 つまで使用できます。次の組み合わせが可能です。

オブジェクト 基準 日付の種類 階層

商談
  • 金額 (収益)
  • 数量
  • カスタム通貨 (収益) または数値 (数量)
  • 完了予定日
  • テリトリー
  • ユーザロール

商談商品

(商品ファミリのグループ化に使用し、商品提供日の売上予測では必須)


  • 合計金額 (収益)
  • 数量
  • カスタム通貨 (収益) または数値 (数量)
  • 完了予定日
  • 商品提供日*
  • テリトリー*
  • ユーザロール

商談の分割

(商談分割の売上予測では必須)


  • 金額 (収益、オーバーレイ、カスタム通貨分割種別で使用)
  • カスタム通貨 (収益)
  • 完了予定日
  • ユーザロール

品目スケジュール

(商品ファミリのグループ化に使用し、スケジュール日の売上予測では必須)


  • 収益
  • 数量
  • カスタム通貨 (収益) または数値 (数量)
  • スケジュール日
  • テリトリー
  • ユーザロール
* テリトリー階層では、商談商品、合計金額または数量、商品提供日による売上予測はサポートされません。

Lauren のチームは、商談収益、商品ファミリ収益、オーバーレイ分割、および「マージン」というカスタム商談項目に基づいて売上予測を計算します。  すべての売上予測種別では、完了予定日とユーザロール階層を使用しています。そのため、これら 4 つの売上予測種別を作成して有効にします(Trailhead Playground では、商品ファミリ、分割、カスタム基準は設定されていないため、追加の手順が必要です。)

また Lauren は、Nigel が売上予測を計算したいと考えている商品ファミリの「ソフトウェア」と「ハードウェア」を [売上予測] ページに表示します。Rollings Tech では、すでに Salesforce で商品ファミリの「ソフトウェア」と「ハードウェア」を定義してあります 

商品ファミリ売上予測種別を作成するには、次の手順を実行します。

  1. [設定] の [クイック検索] ボックスに「売上予測種別」と入力し、[売上予測種別] を選択します。
  2. [売上予測種別を作成] をクリックします。設定フローが表示されます。
    売上予測種別設定フローの最初のページ
  3. [開始] をクリックします。
  4. [商談商品] を選択して、[次へ] をクリックします。
  5. [合計金額] 基準を選択し、[商品ファミリで売上予測をグループ化] チェックボックスをオンにして [次へ] をクリックします。
    設定フローの商品ファミリ売上予測種別ページ
  6. 設定フローを進んで、データ種別 (完了予定日) と階層 (ユーザロール) を選択します。
  7. 売上予測種別に「商品ファミリ収益」という名前を付けて [次へ] をクリックします。
  8. 売上予測種別の詳細を確認して [保存] をクリックします。
  9. 次の項目を商談リストの列として表示するように選択して [次へ] をクリックします。
    • 商談名
    • 取引先名
    • 売上予測金額
    • 完了予定日
    • フェーズ
    • 確度(%)
    • 売上予測分類
    • 所有者 氏名 
  10. [完了] をクリックして設定フローを完了します。
  11. チームが新しい売上予測種別を使用できるようにするため、利用可能な売上予測種別のリストでクイックアクションから [有効化] を選択します。
    新しい種別が有効化された利用可能な売上予測種別のリスト
[売上予測の設定] で、Lauren は「ソフトウェア」と「ハードウェア」の商品ファミリを売上予測ページに表示するように選択します。そしてこれらの手順を少し変えて繰り返して、他の 3 つの売上予測種別を作成して有効化します。

Nigel の [売上予測] ページでは、4 つの売上予測種別が有効になっています。

では試してみましょう。

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