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コードビルダーの起動

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 組織でコードビルダーアプリケーションにアクセスする。
  • コードビルダーで組織に接続する。
  • SOQL クエリを実行する。

コードビルダーアプリケーションを開く

コードビルダーがインストールされ、CodeBuilderGroup 権限が付与されました。では、コードビルダーのダッシュボードにアクセスしてアプリケーションを起動しましょう。

  1. アプリケーションランチャー (“”) で、[Code Builder (コードビルダー)] を見つけて選択します。
    [Launch (起動)] ボタンが表示されたコードビルダーアプリケーションページ。
  2. [Launch (起動)] をクリックします。
    最初にコードビルダーを起動すると設定プロセスが始まるため、少し時間がかかります。「Code Builder is loading (コードビルダーを読み込んでいます)」というメッセージが表示されます。アラートがいくつか表示される場合がありますが、いずれも無視してかまいません。

新しい Salesforce DX プロジェクトが開始された状態でコードビルダーが開きます。活動バーの横にあるエクスプローラーにファイル構造が表示されます。現時点では、まだ組織のメタデータやファイルはプロジェクトに読み込まれていません。そのためにはもう少し作業が必要です。プロジェクトファイル構造と活動バーが表示されたコードビルダー。

活動バーについて知る

メニューは 8 つの主要なオプションで構成されます。

オプション

説明

Explorer (エクスプローラー)

“”

承認済みの組織からローカルプロジェクトに読み込まれたすべてのファイルのディレクトリ構造を表示します。

Search (検索)

“”

プロジェクト内で検索を行います。承認済みの組織の項目を検索するためには、事前に Org Browser でダウンロードしておく必要があります。

Source Control (ソース制御)

“”

プロジェクト内のファイルへの更新リストを管理します。通常は GitHub に接続されます。

Run and Debug (実行とデバッグ)

“”

コードを実行し、ブレークポイントを設定し、変数値を監視して、コールスタックを表示します。

Extensions (拡張機能)

“”

コードビルダーに追加してコーディングを強化するための拡張機能をすべて表示します。主な Salesforce 拡張機能は、事前にコードビルダーに追加されています。

Testing (テスト)

“”

Apex および LWC テストを実行して結果を監視します。

Code Builder (コードビルダー)

“”

クイックリンク、クイックスタートガイド、動画、Trailhead やヘルプドキュメントへのリンクを提供するコードビルダーのリソースパネルを開きます。

Org Browser

“”

承認済み組織のすべてのメタデータとファイルにリンクします。Org Browser では、作業するメタデータをダウンロードできます。

Org Differences (組織の差異)

“”

[Detect Conflicts at Sync (同期時に競合を検出)] が有効である場合に、組織間の競合や差異を表示します。

Authorize Your Org (組織を承認)

組織のメタデータやファイルを表示するには、自分のログイン情報を使用して、コードビルダーによる組織へのアクセスを承認する必要があります。自分のユーザー名とパスワードを使用して、すべての組織 (本番、Sandbox、スクラッチ) を承認できます。

  1. ホームページが表示されている場合は、[Connect an Org (組織に接続)] をクリックします。
    そうでない場合は、Ctrl+Shift+P (Windows) または Cmd+Shift+P (macOS) を押してコマンドパレットを開きます。SFDX と入力して、[SFDX: Authorize an Org (SFDX: 組織を承認)] を選択します。
  2. Trailhead Playground に接続できるように、組織種別では [Production (本番)] を選択します。
    いろいろな組織 (プロジェクトのデフォルト、本番、Sandbox、カスタム) を承認するためのオプションのリスト。
  3. 別名として CBTrailhead と入力し、Return (MacOS) または Enter (Windows) を押します。
    複数の承認を設定することもできますので、固有の別名を作成しておけば、それぞれの承認を簡単に設定できます。
    すでにコードが入力されたコードビルダー専用の接続画面が開きます。
    コードが事前に入力された [Code (コード)] 項目、[Cancel (キャンセル)] ボタン、[Connect (接続)] ボタンが表示された [Enter Code (コードを入力)] ウィンドウ。
  4. [Connect (接続)] をクリックします。
  5. 承認中の組織に、自分のユーザー名とパスワードでログインします。
  6. [Allow (許可)] をクリックします。
  7. [Next (次へ)] をクリックします。
    組織に接続され、コードビルダーウィンドウの一番下のステータスバーに、組織名が表示されます。
    一番下のバーに CBTrailhead に接続されたことが示されているコードビルダーウィンドウ。

組織のメタデータの表示

よくできました。無事に組織に接続されました。では、作業するメタデータやファイルを組織からコードビルダー DX プロジェクトに読み込みましょう。

  1. 活動バーで [Org Browser] (“”) を選択します。
  2. Org Browser パネルの一番上にある [SFDX Refresh Types (SFDX 更新種別)] (“”) をクリックします。接続先の組織から読み込まれた CBTrailhead メタデータのリストが表示されたコードビルダーの Org Browser。
  3. 下にスクロールして [Custom Objects (カスタムオブジェクト)] を選択します。
  4. [Account (取引先)] の [Retrieve Source from Org (組織からソースを取得)] (“”) を選択します。[Custom Objects (カスタムオブジェクト)] が開いて [Account (取引先)] オブジェクトが表示されたコードビルダーの Org Browser。

これで、メタデータファイルがコードビルダーのプロジェクトに読み込まれました。では、1 つずつ見ていきましょう。

  1. [Explorer (エクスプローラー)] (“”) を選択します。
  2. [force-app] を選択します。
    force-app/main/default フォルダーが開き、classes フォルダーなどのフォルダーが表示されたコードビルダーのエクスプローラー。
  3. [objects] を選択します。
    Account (取引先) オブジェクトのすべてのメタデータファイルが表示された force-app/main/default/objects/Account フォルダー。取得したファイルが表示されています。Account (取引先) オブジェクトだけでもたくさんのファイルがあります。これは、各オブジェクトには、すべての属性に対応したメタデータファイルがあるためです。ファイルを表示すると、項目、リストビュー、そしてメイン Account.object-meta.xml ファイルを見ることができます。

承認済み組織のメタデータやファイルを表示および取得する方法を学習しました。では、データはどうでしょうか? SOQL ビルダーは、組織のレコードを見るのに便利なツールです。

SOQL ビルダーでのレコード表示

SOQL とは、Salesforce Object Query Language (Salesforce オブジェクトクエリ言語) の頭字語であり、Salesforce 組織からレコードを容易に取得するためのシンプルなコマンド言語です。SOQL では多くのことが行えます。SOQL の詳細を学習するには、システム管理者のための SOQL Trailhead バッジを完了してください。今は、組織のレコードを調べるだけにしましょう。

  1. Ctrl+Shift+P (Windows) または Cmd+Shift+P (macOS) を押してコマンドパレットを開きます。
  2. SOQL と入力して、[SFDX: Create Query in SOQL Builder (SFDX: SOQL ビルダーでのクエリの作成)] を選択します。
  3. [From (取得元)] 項目に cont と入力して [Contact (取引先責任者)] を選択します。
    “”.
  4. [Fields (項目)] に id と入力して、[Id] を選択します。
  5. 別の項目として [Name (名前)] を追加します。
    [From (取得元)] と [Fields (項目)] で値を選択すると、SOQL ビルダーは実際のクエリとして「SELECT Id, Name FROM Contact」を表示する。選択した項目値に基づいて SOQL クエリが表示されます。
  6. [Run Query (クエリを実行)] をクリックして、結果を表示します。
    SOQL Builder が表示したクエリを実行することで、各レコードから ID と名前が返される。
  7. SOQL ビルダーを閉じ、クエリを保存する場合は [Save (保存)]、破棄する場合は [Don’t Save (保存しない)] をクリックします。

SOQL では多くのことが行えます。「Developers: SOQL Builder (開発者: SOQL ビルダー)」ページを参照して、SOQL ビルダーとレコードに関するインサイトについての理解を深めてください。

コードビルダーの簡単な設定方法や使用方法を理解できましたので、実際にユーザーにコードビルダーでコーディングを行わせるか、自分でもっと学習して、手元のレコードや接続先のレコードを自由に表示できる機能を探求してください。詳細はリソースを参照してください。

リソース

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