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B2C Commerce について

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • Salesforce B2C Commerce とは何かを説明する。
  • B2C Commerce の機能を説明する。

はじめに

あなたが洋服や身の回り品、化粧品、靴、インテリア用品などをオンラインで購入したことがあれば恐らく、B2C Commerce と連動する Web サイト (現在 3,000 以上) で買い物をしたことがあるでしょう。B2C Commerce は、オンラインショッピングの機能を提供するものです。そして、いくつかの強力な機能を備えています。

B2C Commerce では、リテーラーがさまざまなデジタルチャネルとデバイスでの買い物客のオンライン体験と取引を作り出して整理できます。これらの体験は、一般的に Web またはモバイルで行われます。

ただし、買い物客は Web サイトやモバイルサイトだけでなく、メールやソーシャルメディアを介してブランドとやりとりすることもできます。リテーラーの E コマースサイトをマーケティングおよびサービスソリューション統合すると、買い物客とのメールやソーシャルメディアでのやりとりが、よりパーソナライズされた、関連性の高いものにすることが可能となります。

メモ

後の単元で、通常の B2C 向けの商品と同様に簡単なアクセスを必要とする企業間取引を行うお客様向けの Salesforce B2B Commerce について説明します。

B2C Commerce の主要なカテゴリ

B2C Commerce は次のカテゴリに分けられます。

  • コマースストアフロント
  • マーチャンダイジングとマーケティング
  • マルチサイト管理およびローカライズ
  • B2C Commerce 拡張

では、1 つずつ見ていきましょう。

B2C Commerce ストアフロント

B2C Commerce ストアフロント

B2C Commerce ストアフロントは、基本的に E コマースサイトです。ただし、オンライン買い物かごを備えた単なる Web サイトとは一線を画しています。買い物客の E コマース環境の差別化、管理、カスタマイズを行うことができます。

その機能の 1 つであるストアフロント参照アーキテクチャ (SFRA) は、ブランドがモバイルファーストなベストプラクティスを使用してすばやく簡単にサイトを構築して開設するために役立つ堅牢な参照アーキテクチャです。各サイトにはそれぞれ独自の機能豊富なストアフロントがありますが、リテーラーはこの参照アーキテクチャを使用して、それらを作成できます。この機能は、プラットフォーム API レイヤーの外部に存在し、完全にカスタマイズ可能です。マルチ言語やマルチ通貨をサポートするストアフロントを作成できます。今後のために保存 (ログインユーザーの欲しい物リストにアイテムを保存)、ユーザーフローの最適化、Apple Pay、その他のウォレットオプションなどに対応し、最新の買い物かごや注文手続きが提供されるため、迅速かつシームレスな精算が実現します。

また、サイトの機能やオープン API を拡張して、ユーザーレビューなどのサードパーティデータまたはアプリケーションに接続できるようにする事前構築された統合などの機能もあります。

マーチャンダイジングとマーケティング

マーチャンダイジングとマーケティング

B2C Commerce のマーチャンダイジングとマーケティング機能は、AI の機能とインサイトを利用して、パーソナライズされたお客様とのエンゲージメントを実現する無限の機会をリテーラーに提供します。これらの機能では次の内容を実現できるため、E コマースの成長が促されます。

  • 商品管理、価格設定管理、カタログ管理。これらにより、マーケティング担当者とリテーラーは、あらゆるカテゴリ、カタログ、通貨、サイトで商品と価格設定を同期できます。
  • マーチャンダイジングおよびプロモーション管理。キャンペーンやプロモーションをすばやく開始できます。
  • サイト検索やガイド付きナビゲーション。オンラインショップの利用者が希望通りの商品にたどり着くことができます。
  • AI による迅速なパーソナライズ。機械学習を使用して、パーソナライズされたオファーや商品推奨を実現します。

マルチサイト管理およびローカライズ

世界的なリテーラーには、市場ごとに独自のローカライズされたサイトが必要です。B2C Commerce は国際化のリーダーで、異なるお客様、文化、通貨、言語を包含するその地域固有の追加サイトを簡単に作成して管理できます。たとえば、米国、フランス、ドイツに重点を置くリテーラーの場合、各国専用の独自の Web サイトを開設することが一般的です。コンテンツ、オファー、商品の対象を言語、国、地域、都道府県、市区郡で絞ることができます。

また、マルチサイト管理では、マルチ言語、マルチ通貨ロジックですばやくサイトを構築および開設できるグローバル参照ストアフロントが各地のマーケティングチームに提供されます。さらに、英語、中国語、日本語、フランス語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語のユーザーインターフェースを使用できます。

B2C Commerce API

B2C Commerce 拡張

B2C Commerce API により、Web サイトだけでなく、ソーシャル、モバイル、実店舗のチャネルでもデジタル機能を使用できるようになります。その具体的な内容は次のとおりです。

  • サードパーティアプリケーションと接続するための API
  • ソーシャルメディア拡張機能。コマースを Instagram や Facebook などのソーシャルチャネルおよびオンラインコミュニティに拡張します。
  • 実店舗でのエンドレスアイルと「クライアンテリング」。来店した買い物客は必要なアイテムを (その店舗になくても) 見つけることができます。(これは、B2C Commerce の顧客、商品、在庫データを使用する参照アプリケーションで、店員がこの情報にアクセスして店舗の販売を完了できます)。

B2C Commerce サイトを実際に見てみたいと思いませんか? クライアントのページを参照してください。

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