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B2B Commerce について

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Salesforce B2B Commerce とは何かを説明する。
  • B2B Commerce の機能を説明する。
  • B2B Commerce と CRM データを組み合わせる利点を説明する。
  • Salesforce D2C Commerce のその他の利点について説明する。

はじめに

Salesforce B2C Commerce はオンラインリテールの買い物客に焦点を合わせていますが、E コマースには、B2B (企業間取引) という独自の需要と機能を持つまったく別の分野があります。Salesforce B2B Commerce を使用して、組織は他の企業からオンラインで大量購入を行う法人向けに設計された E コマースストアフロントを作成できます。B2B コマースの顧客は、事業の運営に必要な商品を購入できるようにサプライヤーへの容易なオンラインアクセスを必要としています。

B2B Commerce で提供される機能

単元 1 で説明したように、オンラインで購入を行う法人購入者は、最終消費者とは異なる機能を必要とします。法人購入者は、総額で数百万ドルにもなる数百もの品目を発注することがあります。このような取引の場合、購入者は次を必要とします。

  • 訪問者ごとのログインなど、認証サイト
  • 1 注文につき数百、数千もの品目を追加できるショッピングカート
  • 大規模で頻繁な注文を数回のクリックですばやく簡単に行うための迅速な再注文
  • 取引先ごとにデザインを固有にするためのカスタムストアフロントテーマ
  • 選択した一部の商品の取引先別の特定の商品カタログ
  • 動的およびバリアント製品
  • 取引先別または顧客セグメント別の交渉済み/契約価格
  • 複数の配送日と配送先に対応した複雑な出荷機能
  • クレジットカード、発注書、および自動決済機関 (ACH) 取引を含む複数の支払種別
  • 各認証済み訪問者の注文履歴
  • 検索
  • ストアフロントおよび注文テンプレート

B2B の取引は、長期的な顧客によって長年にわたって行われることが多いので、コマースデータを収集することが非常に重要です。そのため、B2B Commerce は Salesforce Lightning プラットフォーム上にネイティブに構築されています。B2B Commerce では、標準で次の Salesforce CRM データと統合されます。

  • Service Cloud
  • Sales Cloud
  • Experience Cloud

B2B Commerce と CRM データの連動のしくみ

B2B Commerce と CRM データの交差によって、販売者と購入者の両方が、重要なデータに簡単にアクセスできます。

販売者 (サイト経由で商品またはサービスを販売する組織) は、Salesforce の売上ダッシュボードにすべての B2B Commerce 活動を表示できます。取引先マネージャーまたは営業担当が、取引先または取引先責任者レコードレベルまでドリルダウンすると、注文やカートなどの B2B Commerce 活動、および商談やケースなどのセールスオブジェクトとサービスオブジェクトが表示されます。

つまり、購入がオンラインで行われた場合でも、営業担当を介して行われた場合でも、取引先マネージャーと営業担当は顧客の活動をすべて把握することができます。また、放棄されたカートや注文履歴にある変更に基づいて、商談を見つけることもできます。

購入者 (サイト経由で購入する法人) は、Web サイトから直接 CRM データを参照できます。たとえば、CRM データを使用して、リスト価格ではなく、特定の顧客の交渉済み価格を表示できます。さらに、購入者は、サービスケースデータ、以前の注文、およびその他の取引先データにサイトから直接アクセスできます。

この B2B Commerce と Salesforce の CRM の組み合わせは、グローバル大企業がオンライン販売に踏み切るときに Salesforce を選ぶ理由の 1 つです。

詳細は、「Salesforce B2B Commerce および D2C Commerce の基本」モジュールを参照してください。

直販という可能性

多くの B2B 企業は購入者や業界の要望を満たしたいと考え、素早く対応する直販 (D2C) のソリューションを必要としています。つまり、D2C Commerce がコマースソリューションの 1 つとして役に立つのです。Einstein 1 プラットフォームに基づく D2C Commerce を利用すれば、次の利点を生かして消費者に直販できます。

  • 短い商品化時間: 新しい店舗をすぐに立ち上げる。
  • インテリジェントなエクスペリエンス: ドラッグアンドドロップの Commerce Einstein レコメンデーションと Einstein Search により、パーソナライズされたショッピング体験を作り出す。
  • 信頼性の高いプラットフォーム: 信頼できる Salesforce のプラットフォームで店舗を作成する。
  • パートナーエコシステム: AppExchange インテグレーションパートナーやシステムインテグレーションパートナーを活用して、業務に役立てる。

まとめ

E コマースは世界中で急成長している巨大市場です。顧客と企業は今や、購入量が大量であれ、少量であれ、それぞれのニーズを満たすオンライン購入体験を求めています。Salesforce Commerce Cloud を構成する優れた製品が、商品およびサービスのオンライン販売に必要なソリューションをどのように B2B 企業と B2C 企業の両方に提供するのかがわかりました。

学んだすべての知識を使用して、新しいバッジを獲得してください。

リソース

Trailhead: Salesforce B2B Commerce および D2C Commerce の基本

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