B2C Commerce の商品データの概要

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • 商品が Salesforce B2C Commerce ストアフロントに表示されるための条件を説明する。
  • ストアフロントカタログと標準カタログの違いを説明する。
  • B2C Commerce ストアフロントに表示できる商品の種別を挙げる。
  • B2C Commerce で設定できるライブラリの種類を挙げる。

はじめに

オンラインで商品を販売する場合、ストアフロント商品データが重要になります。商品データには、画像、動画、仕様が含まれます。商品データにはタブも含まれます。買い物客はタブをクリックして、求めている商品、商品のコンセプトを説明するコンテンツ、楽しんだり学んだりする方法を探索します。

左側にドレス、右向き矢印、右側にデータベース

すべての商品情報 (特定のドレススタイルで提供する色など) は、B2C Commerce データベースに入力されます。

商品データは Business Manager を使用して設定します。これは、1 つ以上のカタログの商品情報を作成、管理、インポートできるようにするツールです。この単元では、組織の B2C Commerce ストアフロントでカタログ、カテゴリ、商品、コンテンツ、ライブラリがどう機能するかを説明します。

組織、サイト、ストアフロントについて簡単に説明しましょう。組織にはサイトが含まれ、各サイトには 1 つ以上のストアフロントを含めることができます。組織には次の設定ができます。

  • 1 つのストアフロントが含まれる 1 つのサイト
  • 複数のストアフロントが含まれる 1 つのサイト
  • 複数のサイトと複数のストアフロント

カタログ

カタログは、カテゴリ、商品、および画像のコレクションです。会社には、1 つ以上のカタログを設定できます。サイトには、カタログ (ストアフロントカタログ) を 1 つだけ割り当てることができます。

1 つのカタログが 1 つのストアフロントサイトに対応する

1 つのカタログが 1 つのストアフロントサイトに対応します。

B2C Commerce では、サイトとは、1 つ以上のストアフロント URL を表す、アプリケーションと関連付けられたコードおよび設定を意味します。ストアフロントは B2C Commerce Web サイトに使用する用語ですが、モバイルデバイス上のネイティブアプリケーションなど、オンライン e コマース体験を示す場合にもこの用語を使用します。ストアフロントは買い物客が買い物をする場所です!

ストアフロントカタログでは、ユーザが作成するカテゴリ構造によって、ストアフロントのナビゲーション (商品をグループ化するカテゴリ、各カテゴリで販売可能な商品、買い物客に表示される商品属性) が決まります。

商品属性は、商品ごとに定義する情報の種別です。たとえば、靴の商品属性には、サイズ、色、ヒールの高さ、幅、ブランドなどがあります。靴カテゴリの属性を定義すると、そのカテゴリのすべての商品にその属性が含まれます。

ストアフロントカタログでは、ストアフロントの検索機能設定、検索の絞り込み、および検索エンジンの最適化 (SEO) も定義します。これらについては後で説明します。

外部システムまたは記録システムと同じ構造を持つカタログで商品を管理する場合は、サイトに割り当てない標準カタログを作成します。標準カタログは商品を所有し (つまり標準カタログで商品を編集し)、在庫、フルフィルメント、または商品管理システム (PMS) の構成をミラーリングします。

標準カタログとストアフロントカタログ

カタログ A は標準カタログで、カタログ B はストアフロントカタログです。どちらにも同じ商品 ID が含まれますが、カテゴリが異なります。カタログ A のカテゴリは記録システムから取り込まれています。カタログ B のカテゴリはストアフロントに表示されます。

Business Manager でデータを作成しなくてもかまいません。商品情報、在庫、価格、コンテンツ、画像、動画などのデータを別のシステムからインポートできます。

カテゴリ

カテゴリによってカタログ構造が定義されます。カタログの最上位カテゴリはルートカテゴリと呼ばれます。ただし、実際には名前はありません。作成するすべてのカテゴリは、ルートカテゴリの子になります。

商品

商品は、1 つのカタログに属します。商品は、それが属するカタログでのみ編集できます。ただし、商品をサイト内のカタログとカテゴリの任意の組み合わせに含めることができます。属するカタログで商品を編集すると、その編集内容は商品が含まれる他のカタログに自動的に反映されます。

商品をストアフロントに表示するには、次のように設定されている必要があります。

  • ストアフロントカテゴリに割り当てられている
  • 検索可能
  • オンライン
  • 販売可能

これらの設定を行うには、Business Manager を使用します。オンラインと設定した場合、その商品をサイトに表示できることを意味します。

Business Manager では、次の種別の商品を作成できます。

  • 標準: 単独で販売、表示される商品。バリエーション (さまざまなサイズや色など) はありません。
  • マスター: 商品のすべてのバリエーションの代表。たとえば、靴の会社である Cloud Kicks では、Mesospheric というシューズを製造しており、さまざまなサイズと色を展開しています。Mesospheric はバリエーションマスターです。買い物客が直接購入することはできません。
  • バリエーショングループ: 色やサイズなど、属性を共有する商品のグループ。バリエーショングループはマスター商品に属します。たとえば、Mesopheric シューズには複数の色とサイズがあります。すべてのサイズの青い Mesopheric シューズはバリエーショングループです。
  • バリエーション: マスター商品の特定のバリエーション。たとえば、Mesospheric がバリエーションマスターの場合、サイズ 10 の青い Mesospheric シューズはバリエーション商品です。
  • セット: 一緒に表示される複数の商品。買い物客はまとめて、または個別に購入できます。たとえば、ヘアブラシ、くし、鏡が含まれるアクセサリーキットは、買い物客が各商品を個別に購入することもできれば商品セットです。
  • バンドル: グループとして販売される複数の商品。たとえば、ビデオゲームコンソールと複数のゲームが含まれるゲームバンドルは、買い物客がコンソールとゲームを個別に購入できなければ商品バンドルです。
  • オプション: オプションのアクセサリ、アップグレードなどで、商品に付属しますが、個別の価格と表示名があり、サムネイル画像はありません。個別に注文したり検索したりすることはできません。この一例は、期間の異なる保証です。

バリエーションマスター、商品バンドル、および商品セット

バリエーションマスター (1) は複数のバリエーション商品に関連付けられます。買い物客はバリエーションマスター商品を注文できません。商品バンドル (2) には、買い物客がバンドルとしてのみ注文できる複数の商品が含まれます。商品セット (3) には、買い物客がセットとして、または個別に注文できる複数の商品が含まれます。 

在庫

B2C Commerce で提供される組み込みの在庫機能は、在庫リストを介してストアフロントで使用できます。在庫リストには商品 ID が含まれ、商品 ID は、割り当て量、予約販売および取り寄せ注文の処理、入荷日などの在庫の詳細にマッピングされています。

サイトに割り当てた在庫リストは、そのサイトのオンライン在庫を表します。在庫リストは 1 つ以上のサイトに割り当てることができますが、サイトに設定できる在庫リストは 1 つのみです。在庫リストを複数のサイトに割り当てて商品の在庫状況データを共有できます。

B2C Commerce は在庫データの記録システムではありません。その仕事は、在庫レベルを追跡し、バックエンドの在庫システムとニアリアルタイムで統合することです。つまり、買い物客には、現在の在庫レベル情報に基づいて在庫状況の情報が表示されます。買い物客が注文すると、商品の在庫状況は自動的に調整されます。

価格表

B2C Commerce ストアフロントの商品の価格は価格表に定義します。価格表には、通貨に基づいた商品の価格詳細が含まれます。価格テーブルにはさまざまな数量に応じた商品の価格を定義します。商品ごとに複数の価格テーブルを作成できますが、一度に有効にできる価格テーブルは 1 つのみです。たとえば、ある価格テーブルでは、1 箱の石鹸が 12 米国ドルで販売されます。別の価格テーブルでは、同じ 1 箱の石鹸が 11 米国ドルで販売され、2 箱から 3 箱の場合は、1 箱あたり 10 米国ドルで販売されます。

価格表は、特定のストアフロントサイトではなく組織全体に対して定義しますが、価格表を組織の 1 つ以上のストアフロントに割り当てることができます。

価格表をストアフロントで使用するためには、事前に価格表をサイトに割り当てておく必要があります。ストアフロントに価格表を 1 つ以上割り当てることができ、一度に複数の価格表を有効にできます。

コンテンツアセット

コンテンツアセットには、動画、グラフィック、テキスト、音声が含まれる

B2C Commerce ストアフロントでは、商品の販売や買い物客への情報提供にコンテンツが役立ちます。B2C Commerce では、HTML、テキスト、グラフィック、音声など、幅広いコンテンツアセットがサポートされており、カスタマサポートページ、特別セール、サイズ表、ガーデニングのヒント、ブーツで歩くモデルの動画などのコンテンツを買い物客に提供します。新規テキストコンテンツは Business Manager で作成でき、その他のコンテンツは別のソースからインポートできます。コンテンツアセットは、すばやくアクセスできるようにライブラリとフォルダに保管します。

Business Manager または外部システムを使用してコンテンツの全部または一部を管理できます。たとえば、超高速のパフォーマンスを目的として、B2C Commerce 管理または外部のコンテンツ配信ネットワーク (CDN) がサポートされています。

Business Manager では、商品に関連付けられている画像のマトリックスを作成できます。画像は、色、布地、サイズ範囲 (大、中、小の画像) 別の画像や、商品の色を選択するための色見本を指定できます。B2C Commerce では画像とテキストを管理できますが、動画はサードパーティアプリケーションを使用して追加する必要があります。

B2C Commerce では、コンテンツアセットはライブラリで整理されます。サイトの作成時に作成された非公開ライブラリを使用することも、複数のサイトで共有されているライブラリを使用することもできます。

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