キャンペーンメンバーを識別する
学習の目的
- キャンペーンに誰を追加できるか説明する。
- キャンペーンにメンバーを追加する方法について説明する。
- キャンペーンメンバーのステータスを使用して反応を追跡する方法について説明する。
キャンペーンへのプロスペクトの追加
Margaret は、Salesforce キャンペーンの活用方法について多くのアイデアを持っています。また彼女は、時間が余ったらビーチでバケーションを楽しもうと考えています。しかし今は、キャンペーンを改善して効果を高めるためには、各キャンペーンで対象とするプロスペクトを追跡管理する手段が必要だと実感しています。
彼女が作成する各キャンペーンでは、リード、取引先責任者、そして個人取引先をキャンペーンメンバーとして追加できます。キャンペーンにメンバーを追加するには、多くのオプションがあります。
- レコード詳細ページからリード、取引先責任者、個人取引先を個別に追加する。
- [キャンペーンメンバー] 関連リストのドロップダウンメニューから [キャンペーンメンバーの管理] を選択して、1 人または複数のメンバーを追加する。
- [キャンペーンメンバー] 関連リストで [リードの追加] を選択して、1 つまたは複数のリードを追加する。
- [キャンペーンメンバー] 関連リストで [取引先責任者の追加] を選択し、取引先名を検索することで、取引先から取引先責任者を追加する。
- 取引先詳細ページの [取引先責任者] 関連リストからメンバーを追加する。
- リード、取引先責任者、または個人取引先リストビューからメンバーを追加する。
- リードまたは取引先責任者レポート結果からメンバーを追加する。
- データインポートウィザードを使用して、既存のリード、取引先責任者、または個人取引先をキャンペーンにインポートまたは追加する。
[キャンペーンメンバー] 関連リストから取引先責任者を追加する場合、Margaret は取引先ごとに取引先責任者を検索できます。
メンバーを追加したら、Margaret はキャンペーンでの各メンバーの進捗状況を追跡できます。彼女は、キャンペーンのタイプごとに、何人のキャンペーンメンバーがどの方法で応答したかを示すための状況セットを作成します。
メールキャンペーンであれば、「送信済み」、「返信あり」、「購入済み」、「未購入」などの状況を作成します。製品デモなら「招待済み」、「許諾済み」、「拒否」、「参加」などの状況を作成します。
メモ: キャンペーンメンバーの状況は、自分や組織が実行するキャンペーンのタイプごとに 1 セットに限定することが重要です。メンバーの状況は、キャンペーンへの反応率をレポートする際に非常に便利です。ですが、たとえばメールが送信済みであるということを示すのに、メールキャンペーンごとに異なる状況を使用していたら、すべてのキャンペーンで何通のメールが送信されたかを 1 つのレポートでまとめるのが大変になります。
各キャンペーンタイプのメンバー状況セットを決めたら、各キャンペーンの作成時にこれらの値を追加します。キャンペーンに反応したメンバー数を自動的に追跡するように Salesforce を設定するには、反応としてカウントする状況を指定します。この指定は、[キャンペーンメンバー状況] 関連リストで、該当する値の隣にある [レスポンスあり] ボックスを選択することで行います (複数選択可)。[キャンペーンメンバー状況] 関連リストが表示されない場合は、キャンペーン詳細ページに追加するようにシステム管理者に依頼してください。
キャンペーンにキャンペーンメンバー状況を追加するには:
- キャンペーンレコードの [関連] タブから、[キャンペーンメンバーの状況] 関連リストで [新規] をクリックします。
- 状況の名前を入力します。
- プロスペクトがキャンペーンに応答したことを示したい場合は、[レスポンスあり] オプションを選択して [保存] をクリックします。
マーケティングイベントの状況が表示された[キャンペーンメンバー状況] 関連リスト。
Margaret は、キャンペーンによってマーケティングの効果が高まることを実感しています。それぞれの個別マーケティング活動を子キャンペーンとして、ハイレベルの戦略的イニシアチブ用に親キャンペーンを作成することができます。また、メール、デモ、および顧客フィードバックキャンペーンのそれぞれで異なるレコードタイプとキャンペーンメンバー状況を使用できます。