キャンペーンのレスポンスの管理

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • キャンペーンメンバーレコードを使用してキャンペーンのレスポンスを追跡する。
  • 活動資金集めキャンペーンが商談とどう連携するかを説明する。
  • どこでキャンペーンを分析するかを理解する。

Michael が No More Homelessness (NMH) の今後の支援トレーニングワークショップのキャンペーンを設定し、招待者をキャンペーンメンバーとして追加したので、チームは最初のキャンペーンを実行できるようになりました。 

キャンペーンの実行時には大半のことが Salesforce 外で行われます。おそらくあなたも DM 業者を使用してダイレクトメールを一括送付したり、NMH のように AppExchange にある Salesforce に統合可能なサードパーティアプリケーションを使用してキャンペーンメンバーにメールを送信したりすることを計画するでしょう。どのキャンペーン種別でも、Nonprofit Success Pack (NPSP) にキャンペーン、キャンペーンメンバーの状況、キャンペーンメンバーをすべて設定したら、いつでもキャンペーンを開始できます。 

実際のキャンペーンの郵送、送信、告知を管理するほかに、何が必要になるでしょう? キャンペーンのレスポンスの追跡です。Salesforce に (必要なら今すぐ) もう一度ログインしてその方法を見ていきましょう。 

キャンペーンのレスポンスの追跡

Michael が NMH の最初の支援トレーニングワークショップの招待メールを送信した後、すぐにレスポンスが届き始めます。Michael は他のレスポンスが届く前にこれらのレスポンスをすべて追跡し、各キャンペーンメンバーの状況が正確で出欠確認と一致することを確認する必要があります。現在、すべてのキャンペーンメンバーの状況は「送信済み」です。つまり、NMH は全員に招待が送信されたことを認識しています。ただし、実際の状況はすでに変化しています! 

キャンペーンメンバーの状況を更新する手順は、次のとおりです。

  1. ナビゲーションバーで、[キャンペーン] をクリックし、編集するキャンペーンを見つけます。編集するのは [June 2019 - Advocacy Training Day (2019 年 6 月 - 支援トレーニングデー)] キャンペーンです。
  2. [関連] をクリックします。
  3. [キャンペーンメンバー] セクションで [すべて表示] をクリックします。
  4. 状況を更新する必要があるキャンペーンメンバーを見つけます。チェックボックスをクリックしてオンにします。1 つ以上のキャンペーンメンバーを選択できます。 
  5. [状況の更新] をクリックします。

    [キャンペーンメンバー] リストビューの [状況の更新] ボタン。

  6. [メンバーの状況] を選択します。
  7. [保存] をクリックします。

[メンバーの状況] で [RSVP Yes (出欠確認: はい)] が選択された [メンバーの状況の更新] ウィンドウ。

Michael は、すでに出席と応答しているキャンペーンメンバーの状況を [送信済み] から [RSVP Yes (出欠確認: はい)] に更新します。NMH の優秀な Salesforce システム管理者である Gorav がカスタム積み上げ集計項目を作成してくれたため、Michael のチームは参加予定の合計人数を一目で確認することができます。

キャンペーンレコードの [Total RSVPs (出欠確認の合計)] および [キャンペーンのレスポンス数] 積み上げ集計項目。

方法は他にもある

Michael は NPSP でキャンペーンメンバーの状況を手動で更新しましたが、他にも方法があります。団体の Salesforce システム管理者は、NPSP を設定したりサードパーティベンダー (支払プロセッサなど) を利用したりして、誰かがオンラインで支援やイベントへの登録を行ったら取引先責任者、キャンペーン、または商談レコードの作成や更新を自動的に行うことができます。各自の団体でこうしたオプションが機能するかどうかを Salesforce システム管理者に確認してください。

一度に多くのキャンペーンメンバーを更新する場合は、データローダなどのツールを使用し、データのインポートや更新を一括して行うこともできます。たとえば、キャンペーンメンバーレコードをエクスポートし、スプレッドシートで状況を変更し、新しい状況のレコードをアップロードできます。詳細は、「リソース」セクションのリンクを確認してください。

Salesforce では何をするにも、だいたいは複数の方法があります。キャンペーンメンバーの状況を更新する場合も例外ではありません。どの方法が適しているかは、更新が必要なメンバーの人数や、使用する他のツールやアプリケーションによって異なることがあります。 

活動資金集めのキャンペーン

NMH 開発チームの Sophia は、Michael が次回のトレーニングイベントのメールキャンペーンへの出席のレスポンスをすぐに受け取っているという話を耳にしました。Sophia はいつも新しいアピールに取り組んでいますが、レスポンスの管理に手こずることがよくあります。NPSP でキャンペーンを使用すれば、次回の郵送を管理できそうです。 

多くの非営利団体で、NPSP のキャンペーンを最大限に活用できるのは開発チームでしょう。Michael がイベントのために行ったこと、命名規則の設定、キャンペーン階層の作成、個々のキャンペーンの設定、取引先責任者またはリードからキャンペーンメンバーの割り当て、キャンペーンメンバーのレスポンスの追跡はすべて、どの活動資金集めアピールでも行うことができます。

キャンペーンを支援依頼に使用する場合は、さらによいことがあります。NPSP の商談オブジェクトでは支援が追跡され、それがキャンペーンオブジェクトに結び付けられます。つまり、特定のキャンペーンへのレスポンスとして寄付された資金を追跡し、合計を積み上げ集計して全体的な成功を確認できます。NPSP は、支援が行われたらキャンペーンメンバーの状況を自動的に更新するように設定することもできます。活動資金集めにキャンペーンを使用する方法についての詳細は、下記の関連リソースリンクを参照してください。

キャンペーンデータの分析

キャンペーン階層、キャンペーン、キャンペーンメンバー、キャンペーンメンバーの状況を設定し、実際にキャンペーンを実行する作業をすべて行ったら、休憩 (と深呼吸) をしてから Salesforce と NPSP に戻りましょう。しっかり休んだら、次のステップではレポートとダッシュボードを使用してキャンペーンを分析します。 

Salesforce レポートを使用すると、データを比較、評価、分類することができるため、あなたやそのチームがより多くの情報に基づいて判断を下すことが可能になります。レスポンス率を追跡したり、支援の依頼やイベントへの登録において効果が最大のキャンペーンはどれかを分析したり、キャンペーンの ROI に関するレポートを作成したりすることができます。1 つ以上のレポートを設定したら、それらをまとめてダッシュボードに追加し、適切なアクセス権を持つチームメンバーが一度に複数のレポートを視覚的に把握できるようにします。アクセス権については、すでに述べたように Salesforce は高度なカスタマイズが可能です。自分の権限に基づいて、誰にレポートやダッシュボードを表示するかを制御できます。

ここではまだレポートについてほとんど触れていないので、先に進む準備ができたら、レポートとダッシュボードについての詳細を下記のリソースリンクで確認してください。助成金やケースの分析であれば、Salesforce のほぼ汎用的な機能であるレポートやダッシュボードを使用できますが、キャンペーンの分析には特別な考慮が必要です。 

必要な情報の設定と迅速な取得を容易にするために、Salesforce にはレポートタイプがあり、必要なデータを判断する作業を簡略化できます。レポートタイプは、レポートで使用できる項目やレコードを決定するテンプレートのようなものです。キャンペーンを理解するために必要なデータがすべてのレポートタイプに含まれているわけではありません。たとえば、[キャンペーン] レポートタイプにあるのは、キャンペーンに関するレポート作成用のオプションだけですが、[キャンペーンメンバーが関連するキャンペーン] レポートタイプでは、キャンペーンオブジェクトに含まれる全項目と、レポートするキャンペーンに関連するキャンペーンメンバーレコードの任意の項目をレポートに使用できます。 

協力してキャンペーンを設定し開始する No More Homelessness チーム。

レポートとダッシュボードについて詳細を学習するときには (そうすることを強くお勧めします)、キャンペーンを評価するという点からレポートタイプに注目してください。NPSP を使用してキャンペーンを設定して管理する方法を理解できたので、エンゲージメント活動を評価する方法を知れば、効率的で卓越したマーケティングのエキスパートや、広い見識とスキルを持ち、思いやりのある非営利アウトリーチの専門家になることができるでしょう。どちらになりますか? 

リソース