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フローオーケストレーションを実行して監視する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • フローオーケストレーションの実行を監視する方法を説明する。
  • オーケストレーションの作業項目を監視する方法を説明する。
  • 進行中のオーケストレーションをデバッグする方法を説明する。

一緒にトレイルを進みましょう

エキスパートの説明を見ながらこのステップを実行したい場合は、次の動画をご覧ください。これは「Trail Together」(一緒にトレイル) シリーズの一部です。

(この動画は 1:01:15 の時点から始まります。戻して手順の最初から見直す場合はご注意ください。)

オーケストレーションを実行する

最後のフェーズが追加され、オーケストレーションが完成しました。あとは実行するのみです!

この単元では、オーケストレーションを実行して作業項目を作成する手順をご紹介します。この単元にハンズオン Challenge はありませんが、以下の手順を一緒に実行できます。ただし、各自の開発者組織には応募者や採用担当マネージャーが事前作成されていません。

オーケストレーションを開始する手順は、次のとおりです。

  1. アプリケーションランチャーをクリックします。
  2. [Recruiting (採用)] をクリックします。
  3. 新しい職位を作成するには、[Positions (職位)] をクリックします。作業ガイドの [Enter Job Application (求人応募を入力する)] 項目
  4. [新規] をクリックします。作業ガイドの [Enter Job Application (求人応募を入力する)] 項目
  5. [役職] に、作成する新しい職位の名前を入力します。
  6. [状況] メニューで、[新規] を選択します。
  7. [説明] に、新しい職位の職務内容を入力します。
  8. [部署] で、リストからオプションを選択します。
  9. [Pay Grade (給与等級)] で、リストからオプションを選択します。
  10. [Hiring Manager (採用担当マネージャー)] 項目をクリックして、マネージャーを選択します。
    この時点でオーケストレーションが開始されます。[Job Application (求人応募)] 作業項目が作成され、オーケストレーション作業ガイドで使用可能になります。
    作業ガイドの [Enter Job Application (求人応募を入力する)] 項目
  11. メニューから新しい職位の応募者を選択します。前述のとおり、各自の開発者組織には応募者が事前作成されていません。
  12. [次へ] をクリックします。

    求人応募が作成された応募者には自動的に通知され、電話選考に進みます。値が表示されている作業ガイドの [Job Application (求人応募)] 項目
  13. [了解] をクリックして、次の作業項目を表示します。作業ガイドの [Recruiter Phone Screen (採用担当者による電話選考)] 作業項目
  14. 採用担当者はこの画面で、それぞれの企業価値について応募者を 1 ~ 5 段階で評定します。前述のとおり、決定条件が設定され、応募者が採用担当マネージャーとの面接に進むためにはスコアが 3 以上でなければなりません。
  15. 採用担当マネージャーの作業ガイドにも、同じ応募者との面接に使用する同様の作業項目が表示されます。
    作業ガイドの [Hiring Manager Interview (採用担当マネージャーとの面接)] 画面
  16. 採用担当マネージャーが 3 以上のスコアを付け、応募者の採用を支持した場合は、採用決定を作成する新しい作業項目が表示されます。
    作業ガイドの [Create Offer (採用決定の作成)] 作業項目
  17. 給与と入社確認の有効期限が入力された時点で、応募者が正式に採用されたことになります!

オーケストレーションの実行を監視する

Salesforce システム管理者の場合は、[オーケストレーション実行] タブで、組織で進行中、キャンセル済み、完了したすべてのオーケストレーション実行を確認できます。システム管理者はこの機能を使用して、複数の実行サイクルの個々の実行パフォーマンスを追跡して、ボトルネックや改善点を特定することができます。

オーケストレーション実行の状況を確認できます。

状況 説明

未開始

オーケストレーションがまだ開始されていません。

開始済み

オーケストレーションが開始されました。

完了

オーケストレーションが完了しました。

キャンセル済み

オーケストレーションが手動でキャンセルされました。

エラー

  • オーケストレーションでエラーが発生しました。
  • オーケストレーション内のフェーズでエラーが発生しました。
  • オーケストレーション内のステップでエラーが発生しました。
  • オーケストレーション内のステップに関連付けられた画面フローまたは自動起動フローでエラーが発生しました。

[オーケストレーション実行] タブにアクセスするには、次の手順を実行します。

  1. アプリケーションランチャーをクリックします。
  2. [アプリケーション] の下にある [すべて表示] をクリックします。組織で使用可能な項目のリストがアルファベット順に表示されます。
  3. [オーケストレーション実行] を選択します。[オーケストレーション実行] リストビュー画面。[名前]、[状況]、[作成者]、[作成日]、[最終更新者]、[最終更新日] などの列があります。
  4. 特定のオーケストレーション実行の詳細を確認する場合は、オーケストレーションのリンクをクリックします。オーケストレーション実行の詳細画面。[状況]、[最終更新者]、[作成者]、[作成日]、[オーケストレーションの API 参照名] などの項目があります。
  5. [関連] タブをクリックすると、フェーズやステップの詳細が表示され、オーケストレーションの実行履歴にアクセスできます。フェーズやステップの実行の詳細と、オーケストレーションの実行履歴が表示されている [関連] タブこの画面で、これまでにこのオーケストレーションで誰が何を完了し、どのくらいの時間がかかったのかを時系列に確認できます。この情報を参考に、ボトルネックや改善点を特定できます。

オーケストレーションをキャンセルする

実行中のオーケストレーションが不要になった場合は、キャンセルできます。[オーケストレーション実行] ビューで、次の手順を実行します。

  1. オーケストレーション実行のドロップダウン矢印をクリックします。
  2. [オーケストレーションをキャンセル] をクリックします。

[オーケストレーションをキャンセル] オプションが表示されている [オーケストレーション実行] リストビュー

 

待機中のすべての作業項目が終了します。

進行中のオーケストレーションをデバッグする

オーケストレーションの進行中にデバッグを実行できます。この機能を使用すると、さまざまなシナリオでオーケストレーションが進行するパスや、自動化の各時点の変数値を的確に把握することができます。

  1. アプリケーションランチャーで、[オーケストレーション実行] を見つけて選択します。
  2. [オーケストレーション実行] ページで、進行中の任意のオーケストレーションのドロップダウンから、[オーケストレーションをデバッグ] を選択します。黄色の進行パスとデバッグの詳細な説明が表示されているオーケストレーションのグラフィック

黄色のパスをたどると、オーケストレーションの現在位置のスナップショットが示されます。[デバッグの詳細] に、このオーケストレーション実行で進行する各ステップや決定の詳細情報が示されます。

オーケストレーションの作業項目

オーケストレーションの対話型ステップが実行されると、作業項目が作成され、ユーザー、グループ、キューに割り当てられます。続いて、割り当てられたユーザー全員に、指定されたレコードページへのリンクが記載されたメールが送信されます。 

[すべての作業項目] リストビューには、すべての作業項目が表示されます。[すべての処理中のオーケストレーション作業項目] リストビューには、割り当てられたがまだ完了していないすべての作業項目が表示されます。割り当てられたユーザーは、[すべての処理中のオーケストレーション作業項目] リストビューに、各自の保留中の作業項目のみを表示してアクセスできます。

  1. アプリケーションランチャーをクリックします。
  2. [アプリケーション] の下にある [すべて表示] をクリックします。組織で使用可能な項目のリストがアルファベット順に表示されます。
  3. [オーケストレーション作業項目] を選択します。最近参照した項目が 1 つ表示されている [オーケストレーション作業項目]
    1. オーケストレーションの割り当て済みの作業項目と完了した作業項目を表示するには、ドロップダウンリストから [すべての作業項目] を選択します。すべての作業項目のリストが示されている [オーケストレーション作業項目] ビュー
    2. オーケストレーションの割り当て済みの作業項目を表示するには、ドロップダウンリストから [すべての処理中の作業項目] を選択します。すべての処理中の作業項目のリストが示されている [オーケストレーション作業項目] ビュー
    3. 割り当て済みの作業項目を関連するレコードページに表示するには、リストビューの割り当て済みの作業項目レコードをクリックします。作業ガイドに表示されている割り当て済みの作業項目

これで完了です。フローオーケストレーションを実行して監視し、デバッグする方法を習得しました! オーケストレーションで作成されたオーケストレーション作業項目を表示する方法もわかりました。試しに採用オーケストレーションにオンボーディングフェーズを追加してみてください。フローオーケストレーションを活用すれば、可能性が無限に広がります。 

リソース

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