レコード関連付けビルダーでレコードを接続する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- レコード関連付けビルダーについて説明する。
- 新しい関連付け条件レコードを定義する。
レコード関連付けビルダーを使用した柔軟なパフォーマンス追跡
前の単元では、支店とバンカーを設定し、それらを接続しました。
このように少数のレコードと接続を作成する場合は、手動で接続しても問題ありません。チームの日常業務の中でさらに多くのレコードを自動的に接続するには、レコード関連付けビルダーを使用します。
レコード関連付けビルダーでは、関連付け条件というルールを定義して、新規レコードや更新されたレコードを、それらのレコードを担当する支店に自動的にリンクします。レコードが関連付け条件を満たすと、レコード関連付けビルダーによって支店ユニット関連レコードまたは支店ユニット顧客レコードが自動的に作成され、手動でデータを入力しなくても、それらのレコードが支店ユニットとバンカーに紐付けられます。
関連付け条件は、取引先、商談、ケースなどの Salesforce 標準オブジェクトに加えて、金融口座、資産と債務などの金融サービス固有のオブジェクトにも使用できます。カスタムオブジェクトもサポートされています。
レコードの関連付けを自動化することで、支店管理によって、支店全体の作業の紐付け、生産性、主要業績評価指標 (KPI) に関する豊富なインサイトが生成されます。このデータによって、支店、従業員、顧客セグメントの生産性とパフォーマンスを追跡してレポートできます。
たとえば、このデータを使用して、各支店で作成された富裕層クライアントや有望なリードの数を追跡するレポートを作成し、その結果を支店間で比較できます。Tableau を使用している場合は、支店構造とその集計された生産性が表示される複雑なレポートも作成できます。
この単元では、例に沿って、レコード関連付けビルダーを関連付け条件で設定する方法を確認します。
関連付け条件を定義する
前の単元で説明した MG Road 支店の支店マネージャーが、自分の支店の評価済みリードが作成されたタイミングを追跡したいと考えているとします。
関連付け条件レコードを作成して、これらのリードを追跡します。
-
[Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスに
record association(レコード関連付け) と入力し、[Record Association Builder (レコード関連付けビルダー)] を選択します。
-
[新規条件] をクリックします。
- [New Criteria (新規条件)] ウィンドウで、次の詳細を指定します。
- Name (名前):
Qualified Leads(評価済みリード) - API Name (API 参照名):
Qualified_Leadsが自動的に入力されます
- Association Type (関連付け種別): BranchManagement
- Description (説明):
Leads with a Status value of Qualified.(状況値が評価済みのリード。) - Reference Object (参照オブジェクト): Lead (リード)
- Event Type (行動種別): Create (作成)
- Precondition (前提条件):
ISPICKVAL([Lead].Status , "Qualified") - 有効化: 有効
![新規条件の詳細が表示されている [新規条件] ウィンドウの一部。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto/fl_lossy/q_70/learn/modules/branch-management-in-financial-services-cloud/prepare-your-org-for-record-association-builder/images/ja-JP/926d9b498db06ec3a3db0a120363e01b_kix.tyltvpb98sfj.png)
- Name (名前):
- 作業内容を保存します。
この条件を有効にすると、前提条件の数式に一致する新規リードが、作成された支店に自動的に割り当てられます。
[Event Type (行動種別)] の値が [Create (作成)] であるため、関連付けはレコードの作成時に実行されます。項目が変更されたときに既存のレコードを関連付ける場合は、[Event Type (行動種別)] を [Update (更新)] に設定します。[Create (作成)] または [Update (更新)] のいずれの場合も、関連付け条件は条件が有効になった後のレコードにのみ影響し、さかのぼって適用されることはありません。
1 つの参照オブジェクトには最大 5 つの関連付け条件を設定できるため、リードオブジェクトに対しては、この関連付け条件に加えてさらに 4 つ作成できます。
高度な関連付けを作成する
単純な関連付けは多くのシナリオで機能しますが、レコード関連付けビルダーは、より高度な関連付けを構築するツールもサポートしています。
まず、レコードの関連付けを作成する方法を変更できます。レコード関連付けビルダーでは、関連付けレコードの作成時にデフォルトで参照オブジェクトの所有者 ID 項目が使用されます。つまり、レコードはそのレコード所有者と同じ支店に関連付けられます。異なる ID 項目を指定するには、関連付け条件で [代替所有者 ID を使用] を選択することができます。代替所有者 ID 項目は、バンカーレコードに関連するユーザーまたは取引先責任者にのみリンクします。
より高度な関連付けでは、レコード関連付けビルダーでカスタム Apex クラスを使用できます。詳細と要件については、Salesforce ヘルプの「カスタム Apex クラスロジックの定義による関連付けの作成」を参照してください。
次のステップ
この単元では、レコード関連付けビルダーを使用してレコードの接続を自動化する方法を学びました。そして、新規リードを担当支店にリンクする関連付け条件レコードの例を確認しました。また、高度なレコード関連付けのオプションについても学びました。
次の単元では、バンカーと支店マネージャーが業務で支店管理を使用する際に、これらすべてがどのように連携するかを確認します。
リソース
- Salesforce ヘルプ: レコード関連付けビルダー
- Salesforce ヘルプ: 関連付け条件の定義
- Salesforce ヘルプ: カスタム Apex クラスロジックの定義による関連付けの作成