支店管理を実際に使う
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- 支店セレクターコンポーネントで支店を選択する。
- 支店ユニット顧客レコードが自動的に作成されるしくみを説明する。
- レコード関連付けビルダーが支店ユニット関連レコードを自動的に作成するしくみを説明する。
支店管理を使用する
ここまでのバッジでは、支店管理のしくみを学び、必要な基本レコードを設定しました。
この単元では、これらの機能がどのように連携してバンカーや支店マネージャーを支援するのかを確認します。このバッジの前半でバンカーレコードを作成した Hank Burton を例に、Hank が日常業務で支店管理をどのように使うかを見ていきましょう。
支店セレクターコンポーネントを使用して現在の支店を選択する
Hank は Cumulus Bank の複数のリテール支店で勤務しています。今日は、このバッジの前半で設定した MG Road 支店で勤務しています。Hank は 1 日の始めに、Retail Banking アプリケーションの支店セレクターコンポーネントを使用して、勤務先の支店として MG Road を選択します。
- アプリケーションランチャー (
) で、[Retail Banking] を見つけて選択します。
- ユーティリティバーの [Branch Selector (支店セレクター)] をクリックします。最近の支店のリストが表示されます。
-
MG Road 支店の横にある [Select (選択)] をクリックします。

- 選択内容を確認します。
これで Hank は MG Road を自分の支店として使用しています。
支店セレクターコンポーネントには最大 100 件の支店を表示できますが、バンカーが一度に選択できる支店は 1 つだけです。
Hank は必要に応じて、ほかの支店を検索して選択することもできます。バンカーがこれまで勤務したことのない支店を選択すると、支店管理によって支店ユニットビジネスメンバーレコードが自動的に作成されて有効になり、バンカーがその新しい支店に正式にリンクされます。
バンカーが支店を選択すると、支店管理によって、そのバンカーレコードの Current Branch (現在の支店) と Current Branch Start Time (現在の支店の開始時刻) も新しい値に自動的に更新されます。
支店ユニット顧客レコードを作成する
Hank は MG Road 支店で 1 日を過ごします。
新しいお客様が支店に入り、Hank が対応します。このお客様は口座の開設を希望しているため、Hank は新しい取引先レコードに必要な情報を収集します。
Cumulus Bank では、新規取引先を支店に自動的に関連付ける支店管理設定を有効にしてあります。Hank が取引先の作成を完了すると、システムによって支店ユニット顧客レコードを使用して、その取引先が Hank の現在の支店に接続されます。
プロセスは次のとおりです。
- MG Road 支店を選択した状態で Retail Banking アプリケーションを開き、
をクリックして [Accounts (取引先)] を選択します。
-
[新規] をクリックします。
-
[Person Account (個人取引先)] を選択し、[Next (次へ)] をクリックします。
- [New Account: Person Account (新規取引先: 個人取引先)] ウィンドウで、取引先の詳細を指定します。この例では、次の詳細を指定します。
- 名:
Dipti - 姓:
Pradhan
- 名:
- 作業内容を保存します。
Hank のブラウザーで新しい取引先レコードが開きます。バックグラウンドで支店ユニット顧客が作成され、個人取引先が支店に接続されます。

では、ほかのレコードタイプを支店に接続する場合はどうすればよいのでしょうか。
支店ユニット関連レコードを作成する
このバッジの前半では、支店ユニット関連レコードオブジェクトが、取引先、ケース、リード、商談、取引先責任者、インタラクション概要などのレコードを支店に接続することを学びました。また、支店ユニット関連レコードはレコード関連付けビルダーで自動的に作成できることも学びました。
Hank は MG Road 支店で勤務している間に、預金口座を開設したい顧客から電話を受けます。Hank は詳細を含む評価済みリードを作成します。Cumulus は Qualified (評価済み) 状況のリードを支店に接続する関連付け条件を設定しましたので、Hank が作業内容を保存すると、新しい支店ユニット関連レコードも作成されます。
Hank は次の手順でリードを作成します。
- MG Road 支店を選択した状態で Retail Banking アプリケーションを開き、
をクリックして [Leads (リード)] を選択します。
- 次の詳細を指定します。
- First Name (名):
Sofia - Last Name (姓):
Diaz - Company (会社):
AW Computing - Lead Status (リードの状況): Qualified (評価済み)
- First Name (名):
- 作業内容を保存します。
Hank のブラウザーで新しいリードレコードが開きます。バックグラウンドで、支店ユニット関連レコードが作成されます。

支店ユニット関連レコードは、支店とリードを接続するだけでなく、関連するレコード関連付け条件にも接続します。この情報により、チームはレコードが支店に関連付けられた正確な理由を判断できます。
まとめ
この単元では、バンカーが日常業務を進める中で、支店管理がバックグラウンドでどのようにデータを支店に接続するかを学びました。Hank の例を見ながら確認しましたが、Hank はこれらの接続を手動では作成していません。支店管理とレコード関連付けビルダーにより、Cumulus の顧客、リード、金融口座が正しい支店に自動的に関連付けられます。
あなたは、このバッジ全体を通して自分の金融機関でも同じ処理を実現するためのスキルを習得しました。これで、バンカーと支店を設定し、レコード関連付けビルダーで関連付け条件を定義できます。
これらのデータがすべて揃ったら、それを使って何ができるでしょうか? まずは Salesforce レポートに支店管理のレポート可能オブジェクトを追加し、支店の生産性とパフォーマンスを把握しましょう。詳細については、Salesforce ヘルプの「支店レポート可能オブジェクトを使用したパフォーマンスの測定」を参照してください。
支店管理の基本を理解できましたので、支店管理を活用してチームの生産性を高め、支店全体でバンカーを最適に配置する方法を検討してみてください。
リソース