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並べ替えルールについて知る

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 並べ替えルールを使用するメリットを説明する。
  • 構成可能な並べ替えルールの 3 つのタイプを挙げる。
  • 並べ替えルールの作成時に使用できる 4 つの属性のタイプについて説明する。
  • 検索配置と検索ランクの違いを説明する。
Note

現在 Commerce Cloud は Agentforce Commerce に、B2C Commerce は Agentforce Commerce for B2C に名称が変更されています。アプリケーションやドキュメント内では Commerce Cloud や B2C Commerce という名称が引き続き使用される場合があります。

並べ替えルールで検索結果を制御する

Agentforce Commerce for B2C (旧称 B2C Commerce) の並べ替えルールは、検索結果とカテゴリページに表示される商品の順序を制御するツールです。並べ替えルールを戦略的に活用すれば、検索結果を改善し、最も関連性の高い商品を優先的に表示して、コンバージョン率を高めることができます。

並べ替えルールを使用することで、次のような重要なビジネス目標を実現できます。

  • 買い物客が商品を見つけやすくする。 特定の並びで商品を表示するだけでなく、買い物客が閲覧中に目にする内容に基づいて最適な商品の品揃えを表示します。
  • ベストセラー商品、新商品、最も人気のある商品を呼び物にする。 アクティブデータとカテゴリベースのルールを使用します。
  • リピート客には商品の並びを変える。 リピート客がストアフロントを訪れるたびに、商品の並びを入れ替えて同じ商品が表示されないようにします。アクティブマーチャンダイジングデータを考慮して並べ替えをパーソナライズできます。
  • コンバージョン率を高める。 並べ替えルールを適切に構成すれば、買い物カゴへの追加率を高め、最終的にコンバージョン率が向上します。

並べ替えルールの各タイプを使用して並べ替え戦略を作成する

Agentforce Commerce for B2C には、並べ替えルール戦略の作成と実行に使用できる 3 つのタイプの並べ替えルールが用意されています。

  • キーワード検索結果
  • 明示的なカテゴリの配置
  • ストアフロントオプション

キーワード検索結果

買い物客が検索フィールドにテキストを入力すると、Agentforce Commerce for B2C によって並べ替えルールが適用され、結果が並べ替えられます。通常の並べ替えルールにはレイヤー状に複数の属性があり、上から下へと適用されていきます。レイヤーごとに方向 (昇順または降順) を指定できます。最初のレイヤーの属性ですべての商品にランクが付けられます。同スコアの場合は、2 番目のレイヤーで評価されます。同スコアがなくなるまですべての属性で続行されます。Agentforce Commerce for B2C ではすべての検索に同じルールが適用され、カスタマイズされたルールに基づいてカスタマイズされた結果が使用されます。

明示的なカテゴリの配置

Agentforce Commerce for B2C では、ナビゲーションカタログのルートカテゴリに割り当てられた並べ替えルールが基本的なカテゴリの並べ替えに使用されます。このカタログのすべてのサブカテゴリは、ルートの並べ替えルールを継承します。カテゴリの並べ替えルールを使用して、サブカテゴリレベルの並べ替えを変更できます。カテゴリ位置属性では、特定のカテゴリの特定の商品が特定の順序で配置されます (カテゴリ位置が並べ替えルールに含まれている場合)。

Agentforce Commerce for B2C のストアフロントでハイキングブーツを検索した場合の検索結果。

ストアフロント並び替えオプション

ストアフロント並べ替えオプションを使用すると、買い物客がキーワード検索やカテゴリ検索を実行した後に、検索結果の表示と提示の方法に条件を適用できます。通常、このオプションは検索結果の上部にある「並び替え」ドロップダウンリストに表示されます。

たとえば、買い物客は検索結果の順序が価格の安い順になるよう選択できます。

キャンペーンおよび予測並べ替えで並べ替えルールを使用する

並べ替えルールは、ストアフロントのストアフロント検索、カテゴリ配置、またはストアフロント並べ替えオプションで使用することができます。以下の目的にも使用できます。

  • キャンペーン
  • A/B テスト
  • Predictive Sort

並べ替えルールを作成するとき、1 つのサイトで使用するか、組織の全サイトで使用することができます。グローバル並べ替えルールでは、グローバルな動的属性のみを使用します。実際の並べ替えスコアは、サイトデータに基づくサイト固有のスコアのままです。Business Manager か、インポート/エクスポート機能を使用して、ルールのコンテキストを個別サイトからグローバル (またはその逆) に変更できます。詳細は、「How Sorting Rules Work (並べ替えルールのしくみ)」を参照してください。

キャンペーンと A/B テスト

並べ替えルールは、単独、キャンペーン、または A/B テストで使用できます。デフォルトの並べ替えルールは、キャンペーンまたは A/B テストの範囲外で、サイトカタログのカテゴリに設定できます。

Agentforce Commerce Einstein

Agentforce Commerce Einstein を使用すると、買い物客ごとにカタログや商品のデータ、注文履歴、顧客のライブクリックストリームに基づいて並べ替え体験をパーソナライズできます。詳細は、「Agentforce Commerce Einstein を使用したスマートな検索」を参照してください。

設定と属性を使用して検索結果を定義する

並べ替えルールの設定時、検索結果を定義できるようにしたい場合があります。たとえば、利益幅で検索結果を並べ替えて、収益の大きい順に商品を表示することができます。この設定を構成するには、Business Manager の設定とデータ属性を使用します。

次の表には、ストアフロント検索目標を達成するためにどのような検索設定と属性を使用できるかについて、いくつかの提案が示されています。

設定

目標

属性

カテゴリまたは商品設定

商品の順序を最も有効に制御する。

  • カテゴリ位置
  • 検索配置
  • 検索ランク

テキスト関連性設定

商品とストアフロント検索との一致度に基づいて並べ替える。検索固有の並べ替えルールでのみ機能する。

  • テキスト関連性

商品属性

マーチャントが定義した商品データ属性に基づいて並べ替える。

  • ブランド
  • 価格
  • Online From (オンラインフォーム)
  • New In* (新商品)
  • On Sale* (セール中)
  • Material* (素材)
  • Collection* (コレクション)
  • Delivered From Supplier* (サプライヤーから発送)
  • Rating* (評価)
  • Profit Margin** (利幅)

アクティブデータ属性

Agentforce Commerce for B2C で収集または計算されたデータに基づいて並べ替える。

  • 収益
  • 注文
  • 注文ユニット
  • Conversion Rate (換算レート)
  • インプレッション数
  • ビュー数
  • ATS (販売可能数量)
  • SKU カバレッジ
  • 対応可能状況
  • 入手可能性ランキング
  • 利用可能な日数
Note

* カスタム属性が必要。

** コストデータのインポートが必要。

Business Manager の並べ替えルール設定を構成する

Business Manager の並べ替えルール設定では、検索配置戦略に別のオプションセットも利用できます。

検索配置

検索配置は、数値コードで商品をグループ化する方法です。たとえば、買い物客がランニングシューズを検索した場合に、特定のタイプの商品を 1 番目、2 番目、3 番目に表示させることができます。これを行うには、その順序で表示されるように、各商品タイプに検索配置コードを割り当てます。Agentforce Commerce for B2C では検索配置コードを数値の大きい順にランク付けします。デフォルトは 8 層で、カスタマイズして増やせます。

この設定を使用して次のことを行います。

  • カテゴリ内の品目をグループ化する
  • カテゴリ位置を使用すると露骨すぎる場合にマーチャンダイジングと並べ替え順の制御を行う
  • 特定の商品をまとめてグループ化する、または特定の商品の表示順を上/下に移動する
  • 検索 (キーワード検索) やナビゲーション (カテゴリ) で使用する

検索ランク

検索ランクで粒度のレイヤーがもう 1 つ追加されます。特定の商品を検索配置コードグループ内で高、中、低に設定する場合に使用します。たとえば、ShoeX ブランド内の特定のシューズをリストの先頭に表示したいため、ランクを高に設定します。この設定は次のように使用します。

  • 単独で、または検索配置と一緒に使用する
  • 検索結果ページと [すべて表示] カテゴリで使用する

カテゴリ位置

カテゴリ位置の設定を使用すると、カテゴリページ上の各商品に明示的な順序が適用されます。この設定により、そのページ上での商品の並べ替え順を最終的に制御できます。Business Manager でカテゴリ位置を構成することに加えて、この設定を並べ替えルールにも含める必要があります。

全面的に制御できるため、簡単にブランドガイドラインを管理し、売りたい商品を勧めることができます。ただし、Agentforce Commerce for B2C では、検索結果の順序とアクティブデータについてはこの設定が無視されます。最善の推測で勧める商品を買い物客が求めているとは限らないからです。

カテゴリ位置による並べ替えがルートカテゴリのデフォルトルールの場合、同スコアの状態を解消するために、デフォルトの並べ替えルールにもう 1 つレイヤーを追加できます。適切に機能させるには、カテゴリ位置が並べ替えルールの最初の属性であることを確認してください。

テキスト関連性

テキスト関連性は、検索結果の商品と買い物客が検索フィールドに入力した内容とがどの程度厳密に一致するかを示します。買い物客が検索用語を入力すると、Agentforce Commerce for B2C でその用語が検索対象の属性で検出された回数、ブースト係数やその他の重み付け係数に基づいて、各商品のスコアが計算されます。ブースト係数は 0.01 ~ 100.00 の値です。5.00 以下に保つことをお勧めします。

  • 1 はデフォルト。検索結果の順序は変更されない。
  • 2 は重要度が 1 の 2 倍。
  • 0.5 は重要度が 1 の半分。

ブースト係数はテキスト関連性が並べ替えルールに含まれる場合にのみ機能します。商品またはカテゴリ名などの属性にのみ使用します。たとえば、スポーツシューズを販売するサイトで買い物客が「バスケットボール」を検索した場合、バスケットボールシューズのカテゴリからの結果を最初に表示し、タイトルや説明に「バスケットボール」という語が含まれる商品を 2 番目に表示したいとします。バスケットボールシューズのカテゴリで、カテゴリ名属性をブースト係数 2 に設定し、商品タイトル属性と説明属性をブースト係数 1 に設定します。

テキスト関連性は、属性として、または動的属性のオプションとして使用できます。

  • 属性: テキスト関連性を 1 つの属性として、または動的属性の一部として含めます。
  • 動的属性のオプション: 計算済みメトリクスとして使用します。たとえば、属性によっては、テキスト関連性を並べ替えルール内のレイヤーとして選択することがサポートされています。

並べ替えルールの属性

属性は並べ替えルールの心臓部です。属性を使用して、買い物客に何を先頭にしてどの順序で表示するかを指定します。次のタイプの属性を使用できます。

  • 商品: 商品システムオブジェクトの単一値 (値セットではない) 属性を並べ替えルールで使用します (パスワード、画像、テキスト、HTML、E メールタイプの属性を除く)。属性を並べ替えルールで使用するために、オンラインや検索可能としてフラグを設定する必要はありません。
  • アクティブデータ: アクティブマーチャンダイジング機能を実装して検索並べ替え用のデータを収集します。これには、本番システムの注文から収集したデータやストアフロントページから収集した情報が含まれます。
  • 入手可能性モデル: 入手可能性機能、アクティブマーチャンダイジング機能、またはその両方を実装して検索並べ替え用のデータを収集します。
  • 動的: 作成した属性のカスタムの組み合わせを使用して並べ替えます。

まとめ

この単元では、並べ替えルールが買い物客のエクスペリエンスに与える影響について学習しました。また、並べ替えルールを使用できる場所と、並べ替えルールの構成に使用できる設定と属性についても学習しました。次は、並べ替えルールのしくみについて学習します。

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