Skip to main content
Build the future with Agentforce at TDX in San Francisco or on Salesforce+ on March 5–6. Register now.

並べ替えルールを作成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 単一属性を使用して並べ替えルールを構成する。
  • カテゴリ並べ替えルールをプレビューする。
  • ハイブリッド並べ替えルールを構成する。
  • 動的属性を使用してストアフロント並べ替えオプションを構成する。

並べ替えルールを作成する

Cloud Kicks のマーチャンダイザー、Brandon Wilson は並べ替えルールを作成する準備ができています。Brandon は小さく始めて自信を付けながら徐々に詳細にしていこうと考えています。構成するのは次の並べ替えルールです。

  • 単一属性を使用する並べ替えルール
  • ハイブリッド並べ替えルール
  • 動的属性を使用するストアフロント並べ替えオプション

構成を終えたら、結果をプレビューできます。

単一属性を使用して並べ替えルールを作成する

Brandon は品目の入手可能性に基づいて検索結果を並べようとしているため、入手可能性ランキング属性を選択することにします。ただし、この属性は対象となる商品をグループ化して検索結果リストの最後に移動するだけです。入手可能性の高い順に商品を並べ替えることはありません。

並べ替えルールで入手可能性ランキングを使用するには、まず次のことを行う必要があります。

  • 入手可能性に基づく動的ランキングを有効または無効にする。
  • 商品を検索結果リストの先頭または最後のどちらに移動するかを決定する入手可能性のしきい値を設定する。(Business Manager: サイト > [検索] > [検索の環境設定])

入手可能性ランキングは、単なる商品の在庫間連の属性ではありません。Brandon がどの属性を選択するかは、サイトで在庫や商品をどう管理しているかに応じて変わります。Brandon は次の手順で判断できます。

目標

使用する属性

属性タイプ

在庫切れの商品をオンラインのままにする。

入手可能性ランク 

標準属性


複数のバリエーションがあり、幅広いサイズ/色/素材によって在庫が異なるベース商品を構成する。

SKU カバレッジ 

入手可能性モデル

多くのユニットが残っている商品を押し上げる。

ATS

入手可能性モデル

すべてのバリエーションで適切な範囲の在庫がある商品を押し上げる。

動的属性で ATS と SKU カバレッジを組み合わせる

入手可能性モデル

売れ行きの伸び悩んでいる商品を押し上げる。

販売速度または在庫切れまでの時間 (TTOS)

アクティブデータ

Brandon は販売可能数量 (ATS) 属性を使用して、Sales (セール) カテゴリの在庫が多い商品を検索結果の最上位に押し上げることにしました。並べ替えルールでは ATS (高い順) を最初に使用し、次に収益を使用して同スコアを並べ替えます。同スコアの商品の場合、このルールでは収益の多い方を最初に表示します。

次の手順でこの並べ替えルールを作成します。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えルール] の順にクリックします。
  3. [新規] をクリックします。
    Business Manager の [並べ替えルール] ページには [並べ替えルール]、[属性]、[プレビュー] の 3 つのセクションがある。
    このページには、[並べ替えルール]、[属性]、[プレビュー] の 3 つのセクションがあります。
  4. 一意のルール ID cloudkicks-01 と説明を入力します。
  5. [属性] セクションで [追加] をクリックします。
    Business Manager の [並べ替えルール] ページで並べ替えルールに追加する属性を選択する。
  6. ドロップダウンから、目的のセクションまでスクロールして以下を選択します。
    • ATS
    • 収益 (30 日間) (activeData.revenueMonth)
  7. [適用] をクリックします。

    Business Manager の並べ替えルールモジュールで、新規並べ替えルールには 2 つの属性、ATS と収益 (30 日間) を使用する。
  8. [テキスト関連性] 設定はどちらの属性も [いいえ] のままにします。
    [はい] を選択すると、テキスト関連性スコア (0 ~ 1) がルールに使用される属性のスコアで乗算されます。これは選択した属性とテキスト関連性スコア間のウエイトが 50%-50% になることと同じです。これは、複数の品目で並べ替え属性 (例: 推奨項目の並べ替え) に由来するスコアが同じ場合や、売れ筋品目を並べ替える場合に適しています。
  9. [方向] 列では、両方の属性を降順のままにします。

並べ替えルールをプレビューする

Brandon は次の手順で並べ替えルールをプレビューします。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えルール] の順にクリックします。
  3. 作成した並べ替えルール cloudkicks-01 を選択します。
  4. [プレビュー] セクションでカテゴリリストから [Sale (セール)] を選択します。
  5. 検索用語 shorts (ショートパンツ) を入力します。
  6. [プレビュー] をクリックします。

検索用語に基づいて商品が表示されます。特定の属性要件を満たす商品がない場合でも、商品名に検索用語が含まれるプレビューカテゴリの商品が表示されます。
Business Manager で、ルールとカテゴリを選択し、検索用語を入力して並べ替えルールをプレビューする。

Storefront Toolkit を使用して、検索結果を調べることができます。このツールには、検索結果の決定に使用された並べ替えルール、ルール内の並べ替え条件、検索結果ごとの並べ替え条件値が表示されます。

ハイブリッド並べ替えルールを作成する

Brandon は、カテゴリ位置とカスタム商品属性 isSale を組み合わせたハイブリッド並べ替えルールを構成して、セール品目を検索結果の最後に移動したいと考えています。この属性は前の単元で作成してあるため、新しい並べ替えルールを作成して使用します。また、並べ替えルールの最後が同スコアになるのを避けるため、動的ルールも追加します。この手順は次のとおりです。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えルール] の順にクリックします。
  3. [新規] をクリックします。
  4. 一意のルール ID cloudkicks-03-hybrid と説明を入力します。
  5. [属性] セクションで [追加] をクリックし、ドロップダウンから以下を選択します。
    • 標準属性: カテゴリ位置
    • 商品属性: On sale? (セール中?)
    • アクティブデータ属性: ビュー数
  6. [適用] をクリックします。
    Business Manager の並べ替えルールモジュールで、新規ハイブリッド並べ替えルールには 3 つの属性、カテゴリ位置、On Sale? (セール中?)、ビュー数 (30 日間) を使用する。
  7. [テキスト関連性] 設定で、すべての属性を [いいえ] に設定します。
  8. [方向] 列では、それぞれ昇順降順のままにします。
  9. [適用] をクリックします。

動的属性を使用してストアフロント並べ替えオプションを作成する

Brandon は新着とベストセラーの組み合わせを表示するドロップダウンの新しいストアフロントオプションを構成したいと考えています。そのためには、動的属性で構成される並べ替えルールをストアフロントオプションで使用する必要があります。つまり、次のことを行う必要があります。

  1. 動的属性を作成する。
  2. その動的属性を使用する並べ替えルールを作成する。
  3. その並べ替えルールを使用するストアフロントオプションを作成する。

販売速度 (降順、平均、60% ウエイト付き) とビュー数 (昇順、最小、40% ウエイト) を組み合わせるために、Brandon には新しい動的属性 hotItems (人気商品) が必要です。B2C Commerce では、販売速度と利用可能な日数が計算され、検索結果にはその組み合わせが表示されます。

Brandon は次の手順で動的属性を作成します。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えルール] の順にクリックします。
  3. [動的属性] をクリックします。
  4. [新規] をクリックします。
  5. 一意の属性 ID hotItems と説明を入力します。
  6. [属性] セクションで [追加] をクリックします。
  7. ドロップダウンからアクティブデータ属性を選択します。
    • 販売速度 (30 日間)
    • ビュー
  8. 各属性の設定を選択します。
    • 降順平均60% ウエイト
    • 昇順最小40% ウエイト
  9. [適用] をクリックします。
    Business Manager の並べ替えルールモジュールで、2 つの属性 (販売速度とビュー数) を持つ新しい動的属性 (hotItems) を作成する。

Brandon は次の手順で並べ替えルールを作成します。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えルール] の順にクリックします。
  3. [新規] をクリックします。
  4. 一意のルール ID cloudkicks-02-dynamic と説明を入力します。
  5. [属性] セクションで [追加] をクリックします。
  6. ドロップダウンから動的属性 hotItems を選択します。
  7. [適用] をクリックします。
  8. テキスト関連性 (いいえ) と方向 (降順) を設定します。テキスト関連性を [はい] に設定すると、B2C Commerceで並べ替え属性スコアがテキスト関連性スコアによって乗算されます。

    Business Manager で、動的属性 hotItems を使用する並べ替えルール loudkicks-02 を作成する。

Brandon は次の手順で、新しいストアフロント並べ替えオプションでこの並べ替えルールを使用します。

  1. Business Manager を開きます。
  2. サイト > [マーチャントツール] > [検索] > [並べ替えオプション] の順にクリックします。
  3. [新規] をクリックします。

    Business Manager の [ストアフロント並べ替えオプション] モジュールで新規並べ替えオプションを作成する。
  4. サイトの言語は [デフォルト] のままにします。
    構成する新しい言語を選択すると、その言語の表示名の値がクリアされます。別の言語のサイトがない場合は、[デフォルト] または現在のサイトの地域情報を選択します。
  5. 一意の ID cloud-kicks-topsellers を入力します。
    この ID は B2C Commerce で内部的に使用されます。
  6. 表示名 Holiday Top Picks (ホリデーおすすめ商品) を入力します。
    これはストアフロントに表示される名前です。
  7. ドロップダウンから並べ替えルール cloudkicks-02-dynamic を選択します。
  8. [適用] をクリックします。
  9. [<< Back to List (リスト に戻る)] をクリックします。
  10. cloud-kicks-topsellers を選択します。
  11. 並べ替え矢印 トップに移動アイコン をクリックしてこのオプションを最優先します。
  12. [適用] をクリックします。
    Business Manager の [ストアフロント並べ替えオプション] モジュールで、ストアフロントオプションドロップダウンの表示順序を制御できる。

新しいルールがリストの先頭と、ストアフロントオプションドロップダウンの先頭に表示されます。

まとめ

この単元では、単一属性を使用する並べ替えルール、動的属性を使用するストアフロント並べ替えオプション、ハイブリッド並べ替えルールを作成しました。では、最後のテストを受けて、新しいバッジを獲得してください。

リソース

メモ

可能な場合は、会社の平等という価値に従って、インクルーシブではない用語を変更しました。顧客の実装に対する影響を回避するために、一部の用語は変更されていません。

Salesforce ヘルプで Trailhead のフィードバックを共有してください。

Trailhead についての感想をお聞かせください。[Salesforce ヘルプ] サイトから新しいフィードバックフォームにいつでもアクセスできるようになりました。

詳細はこちら フィードバックの共有に進む