ストアフロント検索を知る
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Salesforce Agentforce Commerce for B2C のストアフロント検索時にどのような処理が行われるのか説明する。
- ストアフロントで必要な検索種別を特定する際の 4 つの質問を挙げる。
- キーワード検索の処理時に Agentforce Commerce for B2C で確認される 4 つの事項を挙げる。
- 最新の検索インデックスの重要性を説明する。
- 検索結果なしページの改善に役立つ方法を説明する。
買い物客が商品を検索できるようにする
Agentforce Commerce for B2C ストアフロントのマーチャンダイザーは、買い物客がストアフロント上でも外部検索エンジン経由でも、購入したい商品を的確に検索して見つけられるようにする必要があります。これは重要な責任です。検索を利用する買い物客は、ただ商品を眺めているだけではないからです。買い物客は、欲しいものがはっきりしているか、少なくともある程度のイメージを持っています。つまり、購入にかなり近づいている買い物客です。
あなた自身も、ストアフロント検索で役に立たない結果が表示されたり、最悪の場合は何も見つからなかったりした経験があるかもしれません。そのような体験が買い物客の不満やバウンス率の上昇につながることを身をもって知っているからこそ、買い物客にはより良い体験を提供したいと考えています。
このバッジでは、Agentforce Commerce for B2C の検索機能と、Agentforce Commerce for B2C ストアフロント内で商品検索を設定する方法について学習します。
Agentforce Commerce for B2C のストアフロント検索では次の処理が行われます。
- 買い物客が検索項目にテキストを入力する。
- Agentforce Commerce for B2C によって、買い物客が入力した内容が検索辞書、リダイレクト、設定に照らして評価される。
- Agentforce Commerce for B2C によって、結果の並べ替え方法が評価される (または、買い物客が結果を並べ替える)。
- Agentforce Commerce for B2C に結果が表示される。

キーワード検索
キーワード検索では、買い物客がストアフロントの検索項目に検索用語を入力すると、結果が表示されます。買い物客は、たとえ用語のスペルを間違って入力したとしても、ストアフロントの検索アルゴリズムによって自分の探しているものが迅速に検索されることを期待しています。ここでの Agentforce Commerce for B2C の役割は、次の点を確認することです。
- 買い物客を特定のページや URL に誘導するリダイレクトがあるかどうか
- 検索インデックスで一致するものがあるかどうか
- 一致がコンテンツか商品 (またはその両方) に関連したものであるかどうか
- スペルに対して合理的な提案をできるかどうか
- 同義語、上位語、下位語などが辞書と一致するかどうか
これらのチェックと比較がすべて行われた後、Agentforce Commerce for B2C では結果 (コンテンツ、商品、またはその両方) が表示されるか、結果なしページが表示されます。

全体像を把握する
ストアフロント検索の設定を始める前に、Agentforce Commerce for B2C の検索機能をすべて把握しておいてください。検討すべき疑問には、次のようなものがあります。
- どのページに検索結果を表示するか?
- 1 ページあたりに何件の検索結果を表示する必要があるか?
- 検索結果がない場合の処理はどうするのか?
- 検索結果が予想以上に多かったり少なかったりした場合の処理はどうするのか?
- 買い物客により多くの結果を提示するには、どのような場合に検索をカテゴリページにリダイレクトするか?
- どのような場合に、買い物客が検索を絞り込めるようにするか?
これらの疑問の答えを探りながら、Business Manager で検索を設定します。検索の設定では、以下を定義します。
- 検索の環境設定
- 検索可能属性
- 「該当する結果がありません」ページ
- 特定のカテゴリ名のインデックスからの除外
- キーワード検索の絞り込み
- 検索リダイレクト
これらの概念と関連する設定によって、Agentforce Commerce for B2C が買い物客に最適な結果を提供するために検索テキストをどのように評価するかが決まります。このバッジ全体を通して、これらの概念と設定について確認します。
検索インデックスを更新する
検索インデックスが正しく機能するように、ストアフロント検索の設定を変更した後にインデックスを再構築します。Agentforce Commerce for B2C には、検索インデックスを再構築するための方法が 3 つあります。
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手動: このプロセスは通常、商品データ、カタログ構造、または検索機能に影響するほかの設定が更新された場合に必要です。検索インデックスを再構築すると、検索結果に最新データが反映されます。
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スケジュール: スケジュールインデックス作成では、インデックスが自動的かつ定期的に再構築されます。スケジュールインデックス作成により、ストアフロント検索で使用されるデータを最新かつ正確な状態に保つことができます。
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増分: 増分インデックス作成では、本番インスタンスのインデックスがほぼリアルタイムで更新されます。たとえば、商品、コンテンツ、検索設定を更新した場合です。Agentforce Commerce for B2C では、変更を完了してから 30 秒以内にその変更が反映されます。
検索インデックスを再構築するタイミング
次の場合は、検索インデックスを再構築します。
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初期設定: 検索インデックスが存在しない場合は、検索機能を有効にするためにインデックスを再構築します。
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データの更新: 商品の更新、新しいコンテンツ、同義語の変更など、基盤となるデータに大きな変更を加えた後に再構築します。
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設定の変更: 言語固有の設定、ステミング、用語修正の設定が更新された場合は再構築します。
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複製: 商品、カテゴリ、コンテンツ、検索の環境設定の変更をステージングから本番に複製する前に、インデックス全体を再構築します。
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スケジュールメンテナンス: 定期的に再構築をスケジュールしておくと、インデックスを最適な状態に保ち、最新の状態に維持できます。
検索インデックスを再構築する場所
Salesforce では、手動インデックス作成とスケジュールインデックス作成をステージングインスタンスで実行することを基本的に推奨しています。ステージングインスタンスでインデックスを再構築したら、すべてが想定どおりに機能していることをテストで確認します。準備ができたら、ステージングインスタンスを本番インスタンスに複製できます。このアプローチにより、インデックス作成プロセスが本番環境のパフォーマンスに影響しないようにできます。
増分インデックス作成は、本番環境でほぼリアルタイムの更新が必要な場合に対応するように設計されています。そのため、増分インデックス作成は本番インスタンスに直接適用する必要があります。このプロセスにより、価格変更、在庫の更新、新商品の追加などの商品カタログの更新が、ライブサイトにリアルタイムまたはほぼリアルタイムで反映されます。
パフォーマンスへの影響
検索インデックスを再構築すると、検索パフォーマンスに一時的な影響が及ぶ可能性があります。エンドユーザーへの影響を最小限に抑えるために、このアクションはピーク時を避けて実行します。
カタログサイズと検索速度を確認する
インデックスにより、システムがデータをより効率的に見つけられるようになり、検索パフォーマンスが向上します。ただし、インデックスのサイズが大きくなると、検索処理の速度に影響する可能性があります。検索インデックスのサイズを定期的に確認し、最適な速度で動作するように保ちます。
Business Manager でインデックスサイズを確認する手順は、次のとおりです。
- Business Manager で [App Launcher (アプリケーションランチャー)] をクリックし、[Merchant Tools (マーチャントツール)] | [Search (検索)] | [Search Index (検索インデックス)] を選択します。

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[商品インデックス] リンクをクリックします。

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[統計] タブをクリックします。インデックス付き要素の数と特定のインデックス付き項目を見てみましょう。

- 下へスクロールして、各用語のインデックス内での使用頻度を確認します。用語と地域情報 (例: de_DE、default、en_US、en_CA) ごとに用語の頻度を確認します。

- ページ下部までスクロールして、地域情報別の辞書を確認します。(英語のみを使用している場合でも、必要に応じて後から言語を追加できます。)

- 商品データの [デフォルト] の横にある [用語の分析] をクリックして、地域情報別に用語を分析します。
- 用語を入力します。たとえば
shoeと入力し、[Find (検索)] をクリックします。
- 結果として表示された用語を確認します。

検索インデックスのサイズを小さくする
検索インデックスのサイズを小さくする必要が生じたら、次の戦略を使用してインデックスサイズを小さくできます。
- 検索可能属性の数を、買い物客の検索に必要な最小限に制限します。
- 検索結果で特定の属性を優先するようにブースト係数を設定し、インデックスを不要に拡張しないようにします。
- 商品 ID など、オートコレクトが不要な属性では有効にしないでください。
- ストアフロントで使用されていないロケールを有効にしたり、そのロケールのデータを管理したりしないでください。
- 変更後、更新を適用するために商品インデックスまたはコンテンツインデックスを再構築します。最適化された設定を反映するために、インデックスを再構築します。
検索結果なし
ストアフロントで検索しても結果が生成されない場合、Agentforce Commerce for B2C によって買い物客の入力にスペルミスがないかどうかが確認されます。スペルの候補が見つかった場合は、次のようなページが表示されます。

開発者と協力して、次のようなクリエイティブなコンテンツを検索結果ページに追加します。
- ホリデーシーズンのギフトガイドへのリンクを含むグラフィック
- ストアフロントでの検索方法を提案するクリエイティブなコンテンツアセット
- 主要なカテゴリにリンクする楽しいグラフィックのセット
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Einstein Product Recommendations も追加可能

次のステップ
この単元では、Agentforce Commerce for B2C のストアフロント検索の詳細、最新の検索インデックスの重要性、検索結果がない場合の対処法を学習しました。次は、検索の環境設定の指定方法を学習しましょう。
リソース
- Trailhead: Salesforce B2C Commerce (マーチャンダイザー向け)
- Trailhead: Optimize Search Engine Awareness for Your Salesforce B2C Commerce Storefront (Salesforce B2C Commerce ストアフロントの検索エンジンの認知度を最適化する)
- Salesforce ヘルプ: 検索インデックス
- Salesforce ヘルプ: 検索の環境設定の指定
- Salesforce ヘルプ: 検索可能な属性の構成
- Salesforce ヘルプ: B2C Commerce の検索結果
- Salesforce ヘルプ: カテゴリ名の除外
- Salesforce ヘルプ: カタログレベルの検索絞り込み定義
- Trailhead: Commerce Cloud Einstein を使用したスマートな検索
