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ストアフロントの検索リダイレクトを設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • バックグラウンドで検索リダイレクトが機能するしくみを説明する。
  • Agentforce Commerce for B2C の検索キーワードの 4 つの一致種別を特定する。
  • 完全一致、フレーズ一致、ネガティブ一致の各一致種別に適した構文を使用して検索リダイレクトキーワードを記述する。
  • 検索駆動型リダイレクトを設定する。

検索リダイレクトとは?

検索リダイレクトを使用すると、買い物客に表示される内容をガイド付き検索で制御できます。買い物客が検索用語を入力したときに、特定のページや URL に移動するようにリダイレクトを設定できます。リダイレクトにより、買い物客の購入体験が向上し、注文につながる可能性が高まります。たとえば、running shoes (ランニングシューズ) を検索すると、注目ブランドのランニングシューズを履いたアスリートがロードレースに出ている画像が表示された Special High-End Running Shoe (特別な高級ランニングシューズ) ページにリダイレクトされます。買い物客の関心を引く体験となり、探していたシューズも表示されます。

レースで走っているアスリート。

さらに優れているのは、それぞれの検索リダイレクトをカンマで区切られた複数のキーワードでトリガーできるという点です。コントロール機能満載ですね。

検索リダイレクトのしくみ

Salesforce Agentforce Commerce for B2C のバックグラウンドで SearchRedirectURL パイプレットが使用され、リダイレクト評価がストアフロント検索フローに統合されます。パイプレットとは、特定のビジネス機能を実行する Agentforce Commerce for B2C のコードスニペットで、この場合は URL リダイレクトです。

検索リダイレクトを有効にするには、Business Manager の検索の環境設定で [Search Redirect Key Word Rules (検索リダイレクトキーワードルール)] を選択します。Agentforce Commerce for B2C は、リダイレクト評価をストアフロント検索フローに直接統合します。

買い物客が入力した用語が検索リダイレクトに一致した場合、設定されている検索リダイレクト URL 機能によって、ダイレクトアクションに基づいて完全修飾されたリダイレクト先 URL が計算されます。Internet Store Markup Language (ISML) テンプレート (ブラウザーに表示される内容を処理するソフトウェアコンポーネント) は、計算された URL を使用して、クライアントブラウザーに実際の HTTP リダイレクトを発行します。

Note

URL リダイレクトの場合、リダイレクト先プロトコルに HTTP と HTTPS を設定できます。Agentforce Commerce for B2C が生成する URL のリダイレクト先は、常に HTTPS になります。

一致を作成する

ストアフロントの検索リダイレクトを有効にすると、Agentforce Commerce for B2C は次の一致種別のいずれか、またはすべてを使用してキーワードを処理します。

  • Exact (完全一致): 検索用語またはフレーズとの完全一致。
  • Phrase (フレーズ): 2 ~ 5 個の単語が特定の順序で並んでいる検索用語。フレーズ一致種別を使用すると、複数の単語で検索した場合に、より絞り込まれた結果が返され、検索結果に含まれる不要な情報を減らせます。
  • Broad (広義一致): 複数の単語を含む検索用語。広義一致種別では、1 つ以上の用語を任意の順序で含む商品やコンテンツが見つかります。たとえば、買い物客が引用符を付けずに「running shoes (ランニングシューズ)」と入力すると、「running (ランニング)」と「shoes (シューズ)」の両方が任意の順序で含まれる結果が返されます。また、対象言語のステミングに基づいて、単数形と複数形も検索対象になります。
  • ネガティブ: 完全に一致するフレーズを同じ順序で含む検索結果を除外します。

リダイレクトをトリガーするキーワードやフレーズを決めたら、4 つの一致種別のいずれかに対応する形式でキーワードを入力します。システムは、入力された特別な構文を見て一致種別を判別します。検索リダイレクトの構文を使い分けることで、Agentforce Commerce for B2C で検索リダイレクトをトリガーする条件を細かく制御できます。

Note

[Search Redirect (検索リダイレクト)] 設定をオフにすると、Agentforce Commerce for B2C は完全一致種別を使用してキーワードを処理します。

マーチャンダイザーは通常、すべてのキーワード一致種別を使用します。それではそのしくみについて説明します。

完全一致

構文: [キーワード]

キーワードまたはフレーズを角括弧で囲みます。たとえば、[mens shoes] と入力します。買い物客が特定のフレーズ (例: mens shoes) だけを入力すると、リダイレクトルールがトリガーされます。入力内容は、ほかの単語や変化形を含まず、指定された語順どおりである必要があります。たとえば、mens red shoe と入力した場合、このルールはトリガーされません。

次に、その他の例をいくつか示します。

検索キーワード

一致する

一致しない

[red shoes]

red shoes

red kids shoes

Red kid’s shoes

[sandal]

sandal

red sandal

kids sandal

sandals

Note

Business Manager Search Driven Redirect (Business Manager の検索駆動型リダイレクト) モジュールで検索キーワードを入力します。

フレーズ一致

構文: "キーワード"

キーワードフレーズを引用符で囲みます。たとえば、"mens shoes" と入力します。買い物客が mens shoes をその語順で入力すると、リダイレクトルールがトリガーされます。また、買い物客がほかのテキストを入力した場合でも、指定されているものと同じフレーズが入力内容に含まれていれば、リダイレクトルールがトリガーされます。

次のような例があります。

検索キーワード

一致する

一致しない

“red shoes”

womens red shoes

red kids shoes

mens large red shoes

shoes womens

kids shoes

men's shoes

“sandals”

sandals

red sandals

mens sandals

sandal

sandale

広義一致

構文: キーワード

キーワードまたはフレーズを角括弧や引用符なしで入力します。たとえば mens shoes と入力します。買い物客が mens と shoes の両方を含むテキストを入力すると、語順に関係なくルールがトリガーされます。また、ルールは、関係する特定の言語のステミングに基づいて、単数形または複数形の両方でトリガーされます。同義語やその他の変化形は考慮されません。

次のような例があります。

検索キーワード

一致する

一致しない

red shoes

mens red large shoes

cheap red kids shoes

buy red shoes

mens

shoes

cheap shoes

sandal

sandals

red sandals

sandales

red

mens

ネガティブ一致

構文: -“キーワード”

キーワードまたはフレーズの前にハイフンを付けます。たとえば、キーワード mens shoes, -used では、mens shoes や cheap shoes for men に対しては検索リダイレクトがトリガーされますが、used shoes に対してはトリガーされません。ネガティブキーワードは、少なくとも 1 つのポジティブキーワードと組み合わせる必要があります。検索フレーズにネガティブキーワードのみが含まれる場合、リダイレクトはトリガーされません。

次のような例があります。

検索キーワード

一致する

一致しない

mens shoes, -used, -“running shoes” -basketball shoes

mens shoes

shoes running

buy mens shoes

mens used shoes

running shoes men

mens basketball shoes

-shoes

none

any

検索リダイレクトを設定する

検索駆動型リダイレクトをキーワード womens shoes, -used に対して設定するとします。リダイレクト先は Womens Shoes (婦人靴) カテゴリに設定します。

  1. Business Manager で [App Launcher (アプリケーションランチャー)] をクリックし、[Merchant Tools (マーチャントツール)] | [Search (検索)] | [Search Driven Redirects (検索駆動型リダイレクト)] を選択します。

Business Manager で、検索駆動型リダイレクトを作成して編集します。

  1. [新規] をクリックします。

Business Manager で、新しい検索リダイレクトを設定します。

  1. (省略可能) デフォルト言語を変更します。
    1. 言語を選択します。
    2. [Apply (適用)] をクリックします。
  1. 買い物客が検索で入力すると予想される 1 つ以上の単語をカンマで区切って入力します: womens shoes, -used
  2. ストアフロントでリダイレクトを使用できるようにするには、[Online (オンライン)] を選択します。
    リダイレクト先プロトコルに HTTPS を使用するには、[Secure (セキュア)] を選択します。Agentforce Commerce for B2C URL へのリダイレクト先では、設定に関係なく常に HTTPS が使用されます。
  3. 買い物客が検索項目にキーワードを入力したときにリダイレクトで実行するアクションを選択します: カテゴリページの表示
  4. [カテゴリ ID] を選択します: womens-shoes
  5. [Apply (適用)] をクリックします。

ローカライズ

グローバルに展開されている Agentforce Commerce for B2C 実装では、多くの場合、各検索リダイレクトに対してロケール固有のキーワードを指定します。キーワードが含まれていない地域情報では、フォールバックのメカニズムで提供されるキーワードが使用されます。つまり、検索リダイレクトに特定の地域情報のキーワードが定義されていない場合は、地域情報フォールバックのメカニズムが適用されるということです。

次の表に例を示します。

地域

キーワード

de_DE

Männerschuhe, Damenschuhe, -gebraucht

de_AT

de

schuh

es_ES

“Zapatos de los hombres”, “Zapatos de mujer:”, -utilizado

es

zapatos

買い物客が de_AT 地域情報を使用して検索すると、Agentforce Commerce for B2C で de 地域情報キーワードが使用されます。このフォールバックは、de_AT のデフォルトが de であるために発生します。

フォールバックメカニズムは次のようになります。

locale > country locale
de_AT > de
de_DE > de

買い物客が es_ES 地域情報で検索した場合、Agentforce Commerce for B2C で es_ES キーワードが使用され、フォールバックは実行されません。es_ES 地域情報では、デフォルトのキーワードである “Zapatos de los hombres”、“Zapatos de mujer”、-utilizado が使用されます。

フォールバックメカニズムは次のようになります。

Locale > country locale
es_ES > es

次のステップ

この単元では、ガイド付き検索で買い物客に表示する内容を制御する方法、検索リダイレクトの一致のしくみ、検索リダイレクトの地域情報フォールバックのしくみについて学びました。次は、検索可能な商品属性について学習します。

リソース

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