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オンデマンド Sandbox を作成して監視する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Sandbox API を認証してコールを発行する。
  • 特定のリソースプロファイルで Sandbox を作成する。
  • 運用スケジューラーを設定して稼働時間を自動化する。
  • Sandbox インスタンスの状況を監視する。
  • Start (開始)、Stop (停止)、Reset (リセット)、Restart (再起動) などのライフサイクル操作を実行する。

Commerce for B2C Sandbox API で環境を制御する

Commerce for B2C Sandbox API は、制御された環境で Agentforce Commerce for B2C ソリューションを開発およびテストするための強力な手段です。この API を使用すると、Sandbox インスタンスをプログラムで作成、管理、設定、操作できます。この API を使用すると、本番稼働中のシステムに影響を与えずに、インテグレーション、カスタマイズ、新機能のテストが行えます。Commerce for B2C Sandbox API は、直接操作、自動化、継続的インテグレーション (CI) および継続的デリバリー (CD) プロセス、正確なリソース管理に使用します。

API にアクセスして認証する

コマンドを発行する前に、アクセスを認証して安全な接続を確立します。

  1. [B2C Commerce Developer Sandbox REST API] に移動します。
  2. [Authorize (認証)] をクリックしてログインプロセスを開始します。
  3. Account Manager で設定した API クライアント ID を入力します。
  4. [Authorize (認証)][Close (閉じる)] の順にクリックしてウィンドウを閉じます。

接続を認証すると、インターフェースから直接コールを発行できるようになります。

オンデマンド Sandbox を作成する

POST/sandboxes メソッドを使用して、次の仕様のオンデマンド Sandbox を作成します。

  • emails: email@salesforce.com
  • TTL: 0
  • autoScheduled: True
  • Tags: environment development、team engineering、project ecommerceProj
  • Start and Stop Scheduler: 平日の月曜 ~ 金曜
  • Start time: 08:00:00+03:00
  • Stop time: 19:00:00Z
  • analyticesEnabled: false
  • Resource profile: medium
  • Settings OCAPI: 商品とカテゴリのリソースをそれぞれ指定します。
  • Settings webdav: cartridges と impex のディレクトリパスを指定します。

POST/sandboxes Create sandbox の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。

POST/sandboxes メソッドを使用してオンデマンド Sandbox を作成する手順は、次のとおりです。

  1. Commerce for B2C Developer Sandbox REST API で、POST/Sandbox メソッドを見つけて展開します。
  2. [Sandboxes] セクションで、POST/sandboxes メソッドを展開します。
  3. Sandbox の仕様に従って、リクエストボディを入力します。一部のプロパティは省略可能です。

プロパティ

値のデータ型

説明

realm

文字列

realm プロパティは、Agentforce Commerce for B2C インスタンスに関連付けられた Sandbox レルムを指定する一意の識別子です。

"abcd1234"

Emails

文字列

Time to Live (TTL)

整数

Time to live (TTL) は時間単位で指定し、Sandbox の有効期間を決定します。設定した時間が経過すると環境が自動的に終了するため、リソースを効率的に管理できます。

"ttl": 160

autoScheduled

ブール

autoScheduled プロパティは、Sandbox の作成を自動的にスケジュールするか (true)、手動でトリガーするか (false) を指定します。

"autoScheduled": true

tags

オブジェクト (キー-値ペア)、ただし:

  • キー は、タグ名を表す文字列です。
  • は、タグ値を表す文字列です。

tags プロパティは、カスタム属性に基づいて整理、絞り込み、識別ができるように、Sandbox に説明的なメタデータを追加します。

{
 "tags": {
   "environment": "development",
   "team": "engineering",
   "project": "ecommerceProj"
 }
}

analyticsEnabled

ブール

analyticsEnabled プロパティは、新しい Sandbox で Analytics を有効にするか (true)、無効にするか (false) を指定します。

{
"analyticsEnabled": true
}

startScheduler

  • weekdays
  • time

オブジェクト

文字列配列

文字列

startScheduler プロパティは、Sandbox の自動スケジュールを制御し、指定された曜日の指定時刻にプロセスを自動的に開始します。

  • weekdays: スケジューラーを開始する曜日を指定します。
  • time: スケジューラーを開始する時刻を示します。形式には時刻とタイムゾーンオフセットが含まれます。例: 08:00:00+03:00
"startScheduler": {
    "weekdays": [
      "MONDAY",
      "TUESDAY",
     "WEDNESDAY",
      "THURSDAY",
      "FRIDAY"
    ],
    "time": "08:00:00+03:00"
  },

stopScheduler

  • weekdays
  • time

オブジェクト

文字列配列

文字列

stopScheduler プロパティは、Sandbox の自動スケジュールを制御し、指定された曜日の指定時刻にプロセスを自動的に停止します。

スケジューラーが停止する曜日を選択します。

スケジューラーを停止する時刻を示します。形式には時刻とタイムゾーンオフセットが含まれます。例: 19:00:00Z

"stopScheduler": {
    "weekdays": [
      "MONDAY",
      "TUESDAY",
     "WEDNESDAY",
      "THURSDAY",
      "FRIDAY"
    ],
    "time": "19:00:00Z"
  },

resourceProfile

文字列

resourceProfile プロパティは、Sandbox に割り当てるリソース (CPU、メモリ) を設定します。開発またはテストの要件に合ったプロファイルを選択してください。

  • medium: (デフォルト) CPU 1 基、10 GB のストレージ。標準的な開発に適しています。
  • large: CPU 2 基、20 GB のストレージ。大きなデータセットに使用します。
  • xlarge または xxlarge: 最大 CPU 8 基、100 GB のストレージ。高いパフォーマンスが求められるタスクに使用します。

medium

設定

  • ocapi
  • client_id
  • resources
  • resources_id
  • methods
  • read_attributes
  • write_attributes
  • webdav
  • client_id
  • permissions
  • path
  • operations

オブジェクト

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オブジェクト配列

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文字列

文字列

オブジェクト配列

文字列

オブジェクト配列

文字列

文字列配列

Sandbox 環境の設定です。ocapi と webdav の設定が含まれます。この構造により、Commerce for B2C Sandbox 環境内のリソースとディレクトリへの安全で制御されたアクセスが確保されます。

クライアントアクセス権やリソース権限など、Open Commerce API (OCAPI) 設定を定義します。

API 要求の認証に使用するクライアント識別子を表します。

OCAPI でアクセスできるリソースと、それに関連付けられた権限を指定します。

リソースパスを識別します。"/*" は、すべてのリソースへのアクセスを示します。

リソースで使用できる HTTP メソッドを一覧表示します。有効な値には "get""post""put""patch""delete" があります。

読み取り可能な属性を指定します。"(*)" は、すべての属性が読み取り可能であることを示します。

書き込み可能な属性を指定します。空の文字列は、書き込み可能な属性がないことを示します。

カートリッジの管理、ファイルのインポートとエクスポートなどのファイル操作に使用する WebDAV 設定を定義します。

WebDAV 要求の認証に使用するクライアント識別子を表します。

WebDAV でアクセスできるディレクトリと操作を指定します。

ディレクトリパスを示します。例: "/cartridges""/impex"

指定したパスで許可される操作を一覧表示します。有効な値には "read_write" があります。

json
{
"settings": {
"ocapi": [
{
"client_id": "sample-client-id-12345",
"resources": [
{
"resource_id": "/s/-/dw/data/v20_10/products",
"methods": [
"get",
"post",
"put",
"patch",
"delete"
],
"read_attributes": "(**)",
"write_attributes": "(**)"
},
{
"resource_id": "/s/-/dw/data/v20_10/categories",
"methods": [
"get",
"post",
"put",
"patch",
"delete"
],
"read_attributes": "(**)",
"write_attributes": "(**)"
}
]
}
]
}
}
{
 "settings": {
   "webdav": [
     {
       "client_id": "sample-client-id-12345",
       "permissions": [
         {
           "path": "/cartridges",
           "operations": [
             "read_write"
           ]
         },
         {
           "path": "/impex",
           "operations": [
             "read_write"
           ]
         }
       ]
     }
   ]
 }
}

POST/sandboxes Create sandbox の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。プロパティ値を入力して [Execute (実行)] をクリックします。

  1. [Execute (実行)] をクリックすると、インスタンスが作成されます。

オンデマンド Sandbox を管理する

Commerce for B2C オンデマンド Sandbox (ODS) を効果的に管理するには、いくつかの重要な操作を実行することで、開発環境やテスト環境を効率よく維持し、クレジットを無駄なく使用して、問題発生時にも正確にトラブルシューティングできるようにします。

Sandbox の状況を確認する

GET/sandboxes/{sandboxId} メソッドを使用して Sandbox の状況を確認できます。このメソッドは現在の状態 (started、stopped、upgrading) を返します。この確認を行うことで、Sandbox の作成後や再起動後に、読み込み中のシステムにアクセスしようとして時間を無駄にせずに済みます。

Start (開始)、Stop (停止)、Reset (リセット)、Restart (再起動) の操作には、POST/sandboxes/{sandboxId}/operations メソッドを使用します。

  • Stop (停止): 作業を一時停止し、インスタンスを削除せずにクレジットを節約します。
  • Start (開始): 作業を開始し、クレジットの消費を再開します。
  • Reset (リセット): データベースをクリア (DBINIT) して、新しいテストデータセットやデータの回復に備えます。
  • Restart (再起動): インスタンスを再起動し、応答しなくなったプロセスを復旧したり、設定変更を適用したりします。

リクエストボディでアクションを定義します。これらのアクションを実行した後は、必ず Sandbox の状況を確認して、状態が変更されたことを確認してください。

POST/sandboxes/{sandboxId の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。

オンデマンド Sandbox を削除する

クレジット消費を抑え、レルムを整理された状態に保つために、機能ブランチのマージ後やテストサイクル完了後に残っている不要な Sandbox 環境を、DELETE/sandboxes/{sandboxId} メソッドを使用して削除します。この操作により、Sandbox が完全に削除され、クレジットの消費が停止して、関連付けられたすべてのデータが削除されます。同じ Sandbox 設定を頻繁に使用する場合は、API で作成とデータインポートのプロセスを自動化し、削除後に環境をすばやく再作成できるようにすることを検討してください。

DELETE/sandboxes/{sandboxId} Delete sandbox の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。

オンデマンド Sandbox のクレジットを確認する

プロジェクトマネージャーとシステム管理者は、予算内に収まるようにリソース消費量を監視します。クレジット利用状況を追跡すると、特定の期間に消費量の多い Sandbox や、レルムアクティビティの予期しない急増を特定できます。

GET/realm/{realm}/usage メソッドを使用して、レルムレベルの利用状況を確認できます。このメソッドでは、レルム ID とレポートの開始日および終了日を指定します。

GET/realms/{realm}/usage Show usage information for realm の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。

特定のインスタンスの消費量を切り分けるには、GET/sandboxes/{sandboxId}/usage メソッドを使用して、Sandbox ID と開始日および終了日を指定します。

GET/sandboxes/{sandboxId}/usage Show sandbox usage の Commerce for B2C オンデマンド Sandbox REST API Swagger インターフェース。

Control Center からオンデマンド Sandbox ログに直接アクセスする

パフォーマンスの問題やコードエラーをすばやく診断するには、Control Center から ODS ログに直接アクセスします。Control Center を使用すると、Sandbox ごとに個別の URL やログイン情報を用意しなくても、サーバーイベントを絞り込んで検索できます。

ストアフロントのコードやデータを忘れずに追加する

新しい ODS にはストアフロントデータは含まれていません。POD ベースの Sandbox から ODS にコードとデータを直接移行することはできません。POD Sandbox からデータとコードをエクスポートしてから、ODS API を使用してデータとコードを ODS にインポートできます。

リソース

Salesforce 開発者ガイド: オンデマンド Sandbox

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