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Business Manager ユーザーを設定する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Business Manager ユーザーを作成する方法を説明する。
  • 統合認証について説明する。
  • 開発中のストアフロントのパスワードを作成することの重要性を説明する。
  • パスワードを変更するために管理者が何を行う必要があるかを説明する。

Agentforce Commerce ユーザーの役割を定義する

Account Manager の役割と Business Manager の役割は同じではありません。Account Manager の役割は Account Manager 内のアクションに関連する一方で、Business Manager の役割は Business Manager 内のアクションに関連します。

Account Manager では、Agentforce Commerce のアカウントを作成、管理、無効化します。また、アカウントのログイン情報に基づいて選択されたアプリケーションへのアクセス権を付与 (または拒否) します。すべての Agentforce Commerce for B2C ユーザーは、Account Manager でアカウントを設定する必要があります。

Account Manager を使用してユーザーレコードを作成し、Account Manager の役割に割り当てます。たとえば、あなたが Agentforce Commerce for B2C 管理者である場合、Business Manager への管理者アクセス権を付与する Business Manager Administrator (Business Manager 管理者) の役割が割り当てられています。Business Manager には役割のほか、この役割にアクセスするための許可要件も設けられています。

Account Manager でユーザーを管理する

Account Manager は、アカウント管理者と管理者以外という 2 種類のユーザーをサポートしています。アカウント管理者は、管理者以外のユーザーができるすべてのことを実行できます。アカウント管理者は、アカウントを作成したり無効化したりすることもできます。各組織には、少なくとも 1 人のアカウント管理者がいます。

アカウント管理者は、Account Manager でさまざまな役割を各アカウントに割り当てます。一部の役割は、Business Manager へのユーザーアクセス権を付与します。Account Manager では Business Manager ユーザーに多要素認証 (MFA) セキュリティが適用されます。組織の設定に応じて、アカウントをローカルにすることも、Salesforce Identity にリンクすることもできます。後者の場合は会社がアプリケーション、ユーザー、データ共有を管理するのに役立ちます。

  • ローカルアカウントの場合は、Account Manager のすべての役割が MFA を使用して Account Manager にログインする必要があります。
  • Salesforce Identity を使用する場合は、新規ユーザーが MFA を使用して Account Manager にログインし、各自のアカウントを Salesforce Identity にリンクさせます。

詳細は、「複数要素認証の検証方法の登録」を参照してください。

Account Manager にログインする

ローカルアカウント

ローカルアカウントを使用して Account Manager にログインする手順は次のとおりです。

  1. Web ブラウザーで、https://account.demandware.com/ に移動します。(Account Manager のアカウントが必要です。)
  2. ユーザー名 (メールアドレス) を入力します。
  3. [ログイン] をクリックします。
  4. パスワードを入力します。
  5. [ログイン] をクリックします。
  6. MFA で各自の ID を検証します。

Salesforce Identity にリンクされたアカウント

Salesforce Identity にリンクされたアカウントを使用して Account Manager にログインする手順は次のとおりです。

  1. Web ブラウザーで、https://account.demandware.com/ に移動します。(Account Manager のアカウントが必要です。)
  2. ユーザー名 (メールアドレス) を入力します。
  3. [ログイン] をクリックします。

ログインする Salesforce にリダイレクトされます。Salesforce に正常にログインすると、Account Manager にリダイレクトされ、何もしなくてもログインします。

アカウント情報を変更する

アカウント情報を変更する手順は次のとおりです。

  1. Account Manager にログインします。
  2. [Account Details (アカウントの詳細)] をクリックします。
    [Account Details (アカウントの詳細)] ページには [First Name (名)]、[Last Name (姓)]、[Business Phone (会社電話)]、[Mobile Phone (携帯電話)]、[Home Phone (自宅電話)]、[Preferred Language (言語)] の各フィールドが表示され、値を変更できます。
  3. フィールドの値を変更したら、[Update (更新)] をクリックします。
    アカウントの詳細が正常に更新されたことを示すメッセージが表示されます。
  4. [続行] をクリックします。

組織を編集する

Account Manager のアカウント管理者は、次の各要件について組織を編集できます。

  • パスワードポリシー: 文字数、履歴、有効期間を設定します。
  • MFA: ユーザーが Agentforce Commerce for B2C アプリケーションにログインするために必要な、利用可能な検証方法を選択します。
  • アカウントのリンク: ユーザーは Account Manager アカウントを既存の Salesforce Platform アカウントにリンクできます。

組織を編集する手順は次のとおりです。

  1. Account Manager にログインします。
  2. [Organization (組織)] をクリックします。
  3. 編集する組織をクリックします。
  4. ユーザーの名前を編集します。
  5. パスワードポリシーの設定を編集します。
    • パスワードの最小文字数
    • パスワード履歴の長さ: 記憶するパスワードの数
    • パスワードの期限が切れるまでの日数
  1. パスワード設定の定義:
    • Minimum number of alphabetic characters in a password (パスワードの最小英字数): 1
    • Minimum number of digits in a password (パスワードの最小数字数): 1
    • Number of password policy categories that are cross-checked (クロスチェックされるパスワードポリシーのカテゴリ数): 2
    • Maximum number of failed login attempts until an account is locked for 30 minutes (ログイン試行の最大失敗回数 (この数に達するとアカウントが 30 分間ロックされます)): 6
  1. ユーザーが Account Manager アカウントを Salesforce 組織の Salesforce アカウントにリンクして、Salesforce 製品全体でシングルサインオン (SSO) を許可: 許可、適用、無効
  2. ユーザーが選択可能な MFA の方法の定義: Salesforce Authenticator、TOTP 認証アプリケーション、FIDO U2F/WebAuthn (FIDO2) 互換のセキュリティキー
  3. [保存] をクリックします。

大半の組織は、Salesforce によって Agentforce B2C Commerce のログイン操作に MFA が統合されているため、MFA を無効にできません。組織に MFA が適用されていない場合は、有効にすることを強くお勧めします。この設定には次の 2 つのオプションがあります。

  • Agentforce Commerce for B2C アプリケーションにログインするすべてのユーザーに対して MFA を有効にする場合は、[MFA enabled for all users in the organization (組織のすべてのユーザーに MFA を有効化)] を選択します。
  • 役割別に MFA を有効にする場合
    • [MFA User Settings (MFA ユーザー設定)] の横にある [Add (追加)] をクリックします。
    • MFA を求める役割を検索して選択します。
    • 選択した役割の MFA を有効にするには、[Add (追加)] をクリックします。

選択した役割の MFA を無効にするには、役割の横にあるゴミ箱アイコンをクリックします。

Business Manager ユーザーの作成

ベストプラクティス: ユーザー ID とメールアドレスに命名規則を使用します。

この例では、Peter Wong と Lisa Beck という 2 人のユーザーの Agentforce Commerce アカウントを作成します。

  1. Account Manager の [User (ユーザー)] タブで、[Add User (ユーザーの追加)] をクリックします。
    Account Manager で新規ユーザーを追加
  2. Peter Wong のメールアドレスを入力します。
  3. [追加] をクリックします。
  4. ユーザーの詳細を追加します。
    • Email Address (メールアドレス): p_wong@cloudkicks.com
    • First Name (名): Peter
    • Last Name (姓): Wong
    • (省略可能) 電話番号と言語
  1. [Organizations (組織)] セクションで、[Add (追加)] をクリックします。
    • アカウントが属する各組織を選択して、[Add (追加)] をクリックします。
    • Peter のプライマリ組織を選択します。
      Peter のアカウントを管理できるのは、このプライマリ組織のアカウント管理者のみです。
  1. [役割] セクションで、[追加] をクリックします。
    • [eCommerce Platform (eコマースプラットフォーム)] セクションで、Peter には [Business Manager Administrator (Business Manager 管理者)] を選択します。この役割には、特定の Sandbox または PIG インスタンスへのアクセス権と役割の範囲が必要です。
    • [追加] をクリックします。
    • フィルターアイコンを選択します。
    • [Add Instance Filters (インスタンスフィルターの追加)] タブで、組織を選択します。
    • Peter がアクセスできるインスタンスの名前を入力します。
    • Peter が接続する必要があるインスタンスを選択します。
  1. [追加] をクリックします。
    Account Manager から Peter のメールアドレスにメッセージが送信され、Peter はこのメッセージを使用してアカウントをアクティブ化します。

Lisa のレコードも同じ方法で作成しますが、この場合は役割を [Business Manager User (Business Manager ユーザー)] にします。Lisa がデータを作成するときに表示される優先データ地域情報は重要で、Lisa はその言語でのプロモーション、商品、コンテンツを作成します。新しい地理的な場所にビジネスを拡張するときには、管理者は適切なユーザーに新しい言語を追加します。現時点では、デフォルトは英語です。

[Apply (適用)] をクリックすると、Account Manager から Peter と Lisa に自動的にメールが送信されます。このメールにシステムで生成されたパスワードが記載されていますが、新しいパスワードを作成するよう指示されます。ユーザーには 90 日ごとにパスワードを変更することが求められます。

パスワード要件

Business Manager にアクセスするには、ユーザーパスワードが特定の要件を満たしている必要があります。

  • 数字を含む必要がある。
  • 大文字と小文字を含む必要がある。
  • デフォルトの最小文字数は 8 で、デフォルトの最大文字数は 25。(デフォルトは変更できます。)
  • デフォルトでは、少なくとも 1 つの特殊文字を含む必要がある。

ユーザー情報の変更

Account Manager で、メールアドレスを除くユーザーアカウントのすべての情報を変更できます。メールポリシーの変更があった場合、新しいユーザーレコードを作成してメールアドレスを変更します。

有効期限切れのパスワード

Account Manager では一部のタスクが自動化されており、たとえばパスワードの有効期限が切れる 7 日前と 1 日前にユーザーに通知がメール送信されます。Cloud Kicks では、自社のパスワード有効期限ポリシーに沿って、この自動化を設定しています。

パスワードと ID のリセット

Account Manager を使用してユーザーのアカウントをリセットします。リセットは、ユーザーがパスワードを忘れた場合や、Account Manager アカウントと Salesforce アカウントのリンクを解除したい場合に役立ちます。ユーザーのアカウントをリセットすると、アカウントは最初に作成したときと同じ状態になります。ユーザーはアカウントを再アクティブ化します。

アカウントをリセットする手順は次のとおりです。

  1. Account Manager にログインします。
  2. [User (ユーザー)] をクリックします。
  3. ユーザーを検索します。
  4. アカウントの横にある [Reset (リセット)] をクリックします。
  5. リセットを確定します。
  6. [OK] をクリックします。

Account Manager でユーザーのアカウントがリセットされます。アカウントが Salesforce アカウントにリンクされている場合は、Account Manager でリンクがキャンセルされます。Account Manager からユーザーのメールアドレスにアクティブ化 URL が記載されたメッセージが送信されます。Account Manager のユーザーのアカウントにも、アカウントが正常にリセットされたことを示すテキストメッセージとアクティブ化 URL が示されます。ユーザーにこのメールメッセージが届かない場合は、アクティブ化 URL をコピーして手動でメール送信できます。

ロックされたアカウントのロックを解除する

ユーザーが何回もログインしようとして失敗すると、アカウントがロックされることがあります。アカウントへのログインに 6 回失敗すると、Account Manager によってアカウントが 30 分間ロックされます。アカウント管理者は、管理者の組織内でロックされたアカウントのロックを明示的に解除できます。

  1. Account Manager にログインします。
  2. [ユーザー] をクリックします。
  3. [Organization User (組織ユーザー)] セクションで、ユーザーのレコードを見つけます。
  4. レコードの横にある [Unlock (ロック解除)] をクリックします。

ユーザーログイン設定を更新する

この例では、より安全なポリシーが施行されるように Business Manager ユーザーのセキュリティ設定を更新します。

  1. Business Manager で [App Launcher (アプリケーションランチャー)] をクリックし、[Administration (管理)] | [Global Preferences (グローバル設定)] | [Security (セキュリティ)] を選択します。
  2. 以下の設定を構成します。
    • Maximum invalid login attempts (ログイン失敗によりロックするまでの回数): これを 6 から 3 に変更します。
    • Lockout effective period (ロックアウトの有効期間): これは 30 分のままにします。
    • The number of days after which a user is required to change their password (ユーザーパスワード期限): デフォルトの 60 日のままにします。
    • Accounts will be deactivated if not active (アクティブでないアカウントが無効になる日数): これを新しいポリシーに従って 90 日から 60 日に変更します。
    • Is the user required to answer a security question to change their password? (パスワードリセット時にセキュリティ用質問を要求する): これは [No (いいえ)] のままにします。
    • Enforce password history (過去のパスワードの利用制限回数): これは無視します。
    • Minimum password length (最小パスワード長): これを新しいポリシーに従って 6 文字から 8 文字に変更します。
    • Minimum number of special characters (最小特殊文字数): これは 1 のままにします。
    • Minimum login length (最小ログイン長): これを新しいポリシーに従って 4 文字から 6 文字に変更します。

新しいストアフロントを保護する

新しいストアフロントを開発するときには、ストアフロントへのアクセスを Access_Protected_Storefront 機能の許可を持つ Business Manager ユーザーのみに制限するのが一般的です。ストアフロントの開発が進むにつれて、Business Manager の許可を持たないユーザーにもアクセスを拡張します。ストアフロントを安全に保つために、いくつかのセキュリティオプションを利用できます。

  • 新しいストアフロントのパスワード保護を有効にします。
  • ストアフロントのアクセスモードを [Access using user's password or access key (ユーザーのパスワードまたはアクセスキーを使用してアクセス)] に設定します。
  • [Access using Storefront Toolkit (Storefront Toolkit を使用してアクセス)] を介して、Storefront Toolkit へのアクセスを有効にします。
  • サイトの Development (開発) インスタンス、Staging (ステージング) インスタンス、Production (本番) インスタンスへのアクセスを実装チームのみに制限する共有サイトパスワードを作成します。

このパスワードは、限られたケースでのみ使用してください。たとえば、パスワードを更新できないサービスなどに使用します。

  • Online Protected (オンライン保護) モードを実装して、動的ページと静的ページへのアクセスをブロックします。

不正なログイン試行は、HTTP 401 エラーになります。

また、静的コンテンツキャッシュを無効にすることもできます。静的コンテンツキャッシュでは、ストアフロントに表示されたコンテンツが保持されます。このコンテンツは、無効になるまですべてのユーザーが使用可能です。

手順は次のとおりです。

  1. Business Manager で [App Launcher (アプリケーションランチャー)] をクリックし、[Administration (管理)] | [Sites (サイト)] | [Manage Sites (サイトを管理)] を選択します。
  2. 新しいサイト名を選択します。
  3. [Site Status (サイトのステータス)] タブをクリックします。
  4. サイトのステータスに [Online (Protected) (オンライン (保護))] を選択します。
  5. [Access using user's password or access key (ユーザーのパスワードまたはアクセスキーを使用してアクセス)] を選択し、[Access using Storefront Toolkit (Storefront Toolkit を使用してアクセス)] を介して Storefront Toolkit へのアクセスを有効にします。

ストアフロントのパスワード保護モードが表示されている Business Manager の [Site Status (サイトのステータス)] ページモード

  1. [キャッシュ] タブをクリックします。
  2. 静的コンテンツキャッシュと [Entire Page Cache for Site (サイトのページ全体キャッシュ)] の横にある [Invalidate (無効化)] をクリックします。

ストアフロントパスワードには有効期限がありません。

次のステップ

この単元では、Account Manager でユーザーを追加し、ユーザー情報を変更する方法を学習しました。また、開発中のストアフロントを保護することがなぜ重要かも学びました。次の単元では、役割を作成してユーザーに割り当てる方法を学習します。

リソース

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