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Spring '24 で認定 B2C Commerce デベロッパー資格を更新する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • ゲスト顧客の買い物カゴの有効期限の延長について説明する。
  • ストアフロント検索のスケールとパフォーマンスを向上させる新しい検索設定について説明する。
  • Business Manager で eCDN 証明書を更新する。
  • 新しい Script API を使用して、クーポンに基づくプロモーションを取得する。
  • OCAPI で即時注文リクエストの一時的買い物カゴを有効にする。

認定資格を更新する

認定 B2C Commerce デベロッパー資格を保有している場合、その認定資格を維持するためには期日までにこのモジュールを修了する必要があります。資格を維持するためのもう 1 つ重要な点は、Trailhead アカウントと Webassessor アカウントをリンクさせておくことです。

この資格の取得を検討している方は、「B2C Commerce デベロッパー」資格を参照してください。

メモ

このバッジは誰でも取得できますが、このモジュールは認定 B2C Commerce デベロッパーの有資格者を対象としています。

認定資格の機密を守る

Salesforce は、質の高い認定試験と価値ある資格を提供することを最優先事項としています。業界随一と広く認められている認定資格制度を維持するためには、試験のセキュリティを確保し、その機密を保持することが不可欠です。

Salesforce 認定資格プログラムに参加する場合は、Salesforce Credential and Certification Program Agreement (Salesforce 認定資格プログラム規約) に同意いただく必要があります。詳細は、Salesforce ヘルプ記事「Salesforce 認定資格プログラム同意書および行動規範」に記載の Salesforce 認定資格試験の受験ポリシーを確認してください。

この 1 年間に優れた機能が強化されています。ここでは、特に重要なものについて説明します。

ゲスト顧客の買い物カゴの有効期限の延長

ゲスト顧客の買い物カゴの有効期限が、30 日間と登録顧客の買い物カゴの有効期限のうち、いずれか短いほうになりました。以前のリリースでは、7 日間と登録顧客の買い物カゴの有効期限のうち、いずれか短いほうでした。この制限は、BM の買い物カゴ環境設定 UI と買い物カゴ環境設定インポートの入力検証に適用されます。また、買い物カゴのクリーンアップジョブなどで、ゲスト顧客の買い物カゴの有効期限が設定されていない場合の解決にも影響します。

ストアフロント検索のスケールとパフォーマンスを向上させる

B2C Commerce の新しい検索設定のオプションにより、キーワード検索や商品閲覧におけるストアフロント検索のスケールとパフォーマンスが強化されます。構成可能なしきい値を超える検索結果を処理する際、大規模な商品カタログのページの読み取り時間が向上します。買い物客がキーワード検索、絞り込みの計算、商品のグループ化、並べ替え、カテゴリの閲覧を行うときに結果を取得する時間が短縮します。たとえば、ストアフロントの絞り込みバーで検索絞り込みのカウントが使用されない場合に、絞り込みの計算と、検索やカテゴリのページの読み取り時間を向上する設定を使用できます。

方法: 新しい検索設定をアクティブにするには、Salesforce カスタマーサポートに連絡するか、Technical Account Manager や Customer Success 担当者にご相談ください。この新しい機能は、Staging (ステージング) 環境または Production (本番) 環境で有効にする前に、Development (開発) インスタンスまたは専用のテストインスタンスでテストすることをお勧めします。

Business Manager で eCDN 証明書を更新する

Business Manager を使用して、レルムごとに最大 5 つのプロキシゾーン eCDN 証明書を自動更新できるようになりました。この新機能により、eCDN 証明書の年次更新が簡素化します。カスタム証明書を使用している場合は、Business Manager UI で簡単に自動更新証明書に切り替えることができます。CDN ゾーンを作成するときに、eCDN 管理証明書を使用することを選択できます。

カスタム SSL 証明書を自己管理する場合は、eCDN 管理のプロビジョニング SSL 証明書に自動更新を構成できます。

証明書を自動更新すれば、時間を節約し、有効期限切れを防ぐことができます。また、Staging (ステージング) インスタンスでの eCDN の管理が向上します。Development (開発)、Staging (ステージング)、Production (本番) のインスタンスに証明書の自動更新を構成できます。自動更新は、CDN-API を使用する eCDN 管理証明書のみが対象です。レルムあたり最大 5 件の自動更新証明書を、追加コストなしで更新できます。

Business Manager で、[Administration (管理)] | [Sites (サイト)] | [Embedded CDN Settings (埋め込み CDN 設定)] の順に選択します。

[代替テキスト: [eCDN Managed Certificate (eCDN 管理証明書)] を選択します。]

新しい Script API を使用してクーポンに基づくプロモーションを取得する

PromotionMgr.getActiveCustomerPromotions(boolean ignoreCouponCondition) Script API は、ignoreCouponCondition が true に設定されている場合に、クーポンに基づくプロモーションを含むすべてのアクティブなプロモーションを返します。返されたプロモーションを使用して、ストアフロントにプロモーションを表示できます。たとえば、商品詳細ページや商品一覧ページに、クーポンに基づくプロモーションのコールアウトメッセージを表示します。

OCAPI で即時注文リクエストの一時的買い物カゴを有効にする

OCAPI 23.4 では一時的買い物カゴがサポートされています。一時的買い物カゴを使用すれば、B2C Commerce で注文リクエストをすぐさま実行できます。たとえば、買い物客が「今すぐ購入」オプションを使用して商品を購入しようとしているとします。有効期間が 15 分間に制限されている一時的買い物カゴに、注文手続きの準備に必要なすべてのデータが入力されますが、通常の買い物客の買い物カゴには影響がありません。

方法: クエリパラメーター temporaryBasketPOST 買い物カゴに渡して一時的買い物カゴを作成します。OCAPI 23.4 では、買い物カゴドキュメントの isTemporary 属性で、買い物カゴが一時的であることが示されます。

一時的買い物カゴは、次の点で通常の買い物客の買い物カゴとは異なります。

  • 買い物客の買い物カゴとは異なり、買い物カゴに有効期間が定められています。買い物カゴの保持に、15 分という一時的な有効期限が適用されます。
  • 買い物客やエージェントの買い物カゴとは制限が異なります。買い物客は最大 4 つの一時的買い物カゴを設定できます。
  • エージェントの買い物カゴとは異なり、ゲスト顧客を含むすべての買い物客が利用できます。

リソース

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