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ストアの設定を完了する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • Commerce Einstein の有効化で実行する必要がある手順を挙げる。
  • ナビゲーションを設定することが重要な理由を説明する。
  • セルフ登録とゲスト閲覧の違いを説明する。
  • チェックアウトサービスをストアに統合するために実行する必要がある操作について説明する。

すべてをつなぎ合わせる

Maria と Taylor は協力してストアの設定を仕上げます。以下は 2 人のチェックリストです。


タスク

1

Commerce Einstein を有効にする。

2

ナビゲーションを設定する。

3

コマースレポートをインストールする。

4

セルフ登録とゲスト閲覧を設定する。

5

チェックアウトを設定する。

6

エクスペリエンスを公開して、ストアを有効にする。

Commerce Einstein を有効にする

買い物客が求めている商品を見つけられるようにするためには Commerce Einstein がいかに重要かを Maria は認識しています。Commerce Einstein を有効にする手順は次のとおりです。

  1. [コマース] | [ストア] | [管理] | [Commerce Einstein] に移動します。
    • [Commerce Einstein] を有効にします。
    • [ストアフロント活動の追跡] を有効にします。
  2. [コマース] | [ストア] | [エクスペリエンスビルダー] に移動します。
    • [商品] ページを開きます。
    • [Einstein のおすすめ] コンポーネントを、商品詳細と商品画像の下にあるページにドラッグアンドドロップします。

ナビゲーションを設定する

Maria は、ストアをできるだけ簡単にナビゲートできるようにしたいと考えています。ナビゲーションを設定する手順は次のとおりです。

  1. 新しいストアの [ストア] | [ホーム] に移動します。
  2. [エクスペリエンスビルダー] タイルを選択します。
  3. [設定] | [ナビゲーション] に移動します。
  4. [デフォルトのナビゲーション] ドロップダウンから [編集] を選択します。
  5. [メニュー項目を追加] をクリックします。
    • [種別] が [データソース] であることを確認します。
    • [データソース] が [ストアフロントカテゴリ] であることを確認します。
    • [一般公開] を選択します。
    • [メニューを保存] をクリックします。
      エクスペリエンスビルダーでストアナビゲーションを設定。

コマースレポートをインストールする

コマースレポートをインストールする場合、Maria は組織の設定に対処するシステム管理者と、コマースアプリケーションの設定に対処するコマース管理者の 2 つのロールを担います。 

システム管理者のロールで実行する手順は次のとおりです。

  1. 組織の [設定] に移動します。
  2. [クイック検索] で [オブジェクトマネージャー] を検索して選択します。
  3. [注文] を選択します。
  4. [項目とリレーション] を選択します。
  5. [販売ストア] を選択し、[項目レベルセキュリティ] をクリックします。
  6. [システム管理者][コマースアプリケーション] プロファイルの [参照可能] チェックボックスをオンにします。
  7. [Save (保存)] をクリックします。

コマース管理者のロールで実行する手順は次のとおりです。

  1. アプリケーションランチャーから、[コマース] を選択します。
  2. ドロップダウンから [コマース設定] を選択します。
  3. [コマースレポート] タブをクリックします。
  4. インストールするレポートの横にある [インストール] をクリックします。

Maria はレポートをインストールする最初のユーザーであるため、[レポート] フォルダーの所有者になります。Taylor もレポートをインストールできるようになりたいと考えていることから、Maria は次の手順に従ってアクセス権を付与します。

  1. [コマース] ドロップダウンから [レポート] を選択します。
  2. [すべてのフォルダー] を選択します。
  3. [コマースレポート] 行のドロップダウンを選択して、[共有] をクリックします。
  4. [共有先] ドロップダウンから [ユーザー] を選択します。
  5. [名前] 項目で、アクセスする必要がある他の内部ユーザーを検索します。
  6. アクセス権を [編集] (ユーザーに「管理」アクセス権が必要な場合は [管理]) に変更します。
  7. [共有] をクリックします。
  8. [完了] をクリックします。

セルフ登録とゲスト閲覧を設定する

ストア作成者である Taylor は、セルフ登録とゲスト閲覧の両方を設定したいと考えています。この 2 つがあれば、買い物客が認証を受けるかどうかを選択できます。この作業は、システム管理者プロファイルがある Maria が実施する必要があります。

セルフ登録

セルフ登録を設定して、買い物客がアカウントを作成できるようにする手順は次のとおりです。セルフ登録を設定する前に公開する必要があります。

  1. 組織で、[設定] | [機能設定] | [デジタルエクスペリエンス] | [すべてのサイト] に移動します。
  2. 新しい [Ursa Major Solar] というエクスペリエンスで [ビルダー] をクリックします。
  3. 右上の [公開] をクリックして、エクスペリエンスが正常に公開されるまで待機します。
  4. [設定] | [機能設定] | [デジタルエクスペリエンス] | [すべてのサイト] に戻ります。
  5. 新しいエクスペリエンスの [ワークスペース] をクリックします。
  6. [管理] タイルをクリックします。
  7. [ログイン & 登録] をクリックします。
    • [ログインページ種別] が [エクスペリエンスビルダーページ][メイン] であることを確認します。
    • [登録ページ設定] で、[顧客とパートナーにセルフ登録を許可] を有効にします。
    • [登録ページ種別] が [エクスペリエンスビルダーページ][メイン] であることを確認します。
    • プロファイルに [Shopper Profile (買い物客プロファイル)] を選択します。
    • 権限セットグループに [Shopper_PSG] を選択します。
    • [Save (保存)] をクリックします。
  8. [ストア] | [ホーム] | [エクスペリエンスビルダー] | [設定] | [一般] に移動します。
    • [ゲストユーザープロファイル] セクションで、ゲストユーザープロファイルをクリックします。非表示のゲストユーザープロファイルが示されます。
    • [レコードタイプの設定] セクションにスクロールします。
    • [アカウント] の横にある [編集] をクリックします。
      メインのプロファイルページに [レコードタイプの設定] が表示されない場合は、[アプリケーション] セクションで [オブジェクト設定] を選択し、[アカウント][編集]、[割り当てられたレコードタイプ] にある [個人アカウント] のチェックボックスの順にクリックします。
    • [個人アカウント] を [選択済みのレコードタイプ] セクションに追加します。
    • [デフォルトのレコードタイプ] ドロップダウンで、[個人アカウント] を選択します。
    • [Save (保存)] をクリックします。

ゲスト閲覧: 未認証の買い物客

未認証の買い物客用のゲスト閲覧を設定する手順は次のとおりです。すべての買い物客がアカウントの作成を望んでいるわけではないためです。

  1. [ストア] | [管理] | [バイヤーアクセス] | [ゲスト閲覧] に移動します。
  2. [プロファイルを作成] をクリックします。もう一度クリックします。
    • [ゲストバイヤープロファイルを作成] セクションで [割り当て] をクリックすると、ゲストプロファイルがストアのバイヤーグループに割り当てられます。
    • ストアのバイヤーグループを選択して、[割り当て] をクリックします。
    • [ビルダーに移動] リンクをクリックして、公開アクセスを有効にします。
  3. エクスペリエンスビルダーで、[設定] の歯車アイコンをクリックします。
    • [公開ユーザーがサイトにアクセスできます] を有効にします。
  4. [ストア] | [管理] | [バイヤーアクセス] | [ゲスト閲覧] に戻ります。
  5. [プロファイルに移動] をクリックして、ゲストオブジェクトの権限を設定します。
  6. [編集] をクリックして、[標準オブジェクト権限] セクションにスクロールします。
  7. 次のオブジェクトの「参照」アクセス権を付与します。
    • カタログ
    • カテゴリ
    • 電子メディアグループ
    • 場所
    • 商品
    • 商品カテゴリ商品
    • ストア
    • ストアカタログ
  8. [Save (保存)] をクリックします。
  9. [項目レベルセキュリティ] セクションまでスクロールします。
    • [商品 [ビュー]] をクリックします。
    • [編集] をクリックします。
    • ゲストが検索可能にする項目の権限を [参照アクセス権] に設定します。
  10. [設定] | [セキュリティ] | [共有設定] に移動します。
    • [カタログ共有ルール] までスクロールして、[新規] をクリックします。
    • 共有ルールの表示ラベルと名前に Share Exceptions (例外の共有) と入力します。
    • ルール種別に [条件に基づくゲストユーザーアクセス] を選択します。
    • [条件] で、次の項目を選択します。
      • 項目: 名前
      • 演算子: 次の値と一致する
      • 値: <Catalog Name> (カタログ名)。この値はコマースアプリケーションから取り込みます。インポーターで作成されたデフォルトのカタログを使用する場合は、名前が <StoreName> Catalog (StoreName カタログ) になります。
    • [共有先] ドロップダウンリストから [Ursa Major Solar Guest User (Ursa Major Solar ゲストユーザー)] というストアのゲストユーザーを選択します。
    • [アクセスレベル] は [参照のみ] になります。
    • [Save (保存)] をクリックします。
  11. [設定] | [商品設定] に移動します。
    • [商品にアクセスするゲストのセキュアなレコードアクセスの適用] を有効にします。
    • [Save (保存)] をクリックします。
  12. [機能設定] | [デジタルエクスペリエンス] | [すべてのサイト] に移動します。
    • サイトの [ワークスペース] をクリックします。
    • [管理] | [詳細] をクリックします。
    • [公開 API へのゲストユーザーのアクセスを許可] を有効にします。
    • [レコード所有権] を、システム管理者プロファイルがあるユーザーの [Maria Jimenez] に変更します。
    • [Save (保存)] をクリックします。

チェックアウトを設定する

Maria の次のステップは、チェックアウトを設定して、買い物客が商品を購入できるようにすることです。そのためには、税額や送料の計算サービスや支払サービスを実行するサードパーティプロバイダーを選択しなければなりません。Maria は AppExchange でこの処理を行うアプリケーションを見つけました。運よく D2C ストアと B2B ストアのチェックアウトがサポートされています。

以下は、この設定時に役立つチェックリストです。


タスク

1

税額インテグレーションを設定する。

2

配送インテグレーションを設定する。

3

支払インテグレーションを設定する。

税額インテグレーションを設定する

Maria はサードパーティの税計算サービスをストアのチェックアウトに対応付けます。インテグレーションが完了すると、コマースアプリケーションが買い物客の郵便番号を使用して税額を計算し、カートに追加します。このサービスを対応付ける手順は次のとおりです。

  1. ストアのホームページから、[管理] タイルをクリックします。
  2. ナビゲーションメニューで、[税金の計算] をクリックします。
    AppExchange からインテグレーションを選択。
  3. [送料の計算] ポップアップで、[パッケージを選択] をクリックします。
  4. [インテグレーション] ポップアップで、[AppExchange からアプリケーションを取得] をクリックします。
  5. AppExchange をナビゲートし、サードパーティの税計算サービスを選んで、そのタイルをクリックします。
  6. [今すぐ入手] をクリックすると、アプリケーションがストアにダウンロードされます。また、パートナーやシステムインテグレーターが構築したパッケージで、AppExchange にホストされていないものを参照することもできます。

配送インテグレーションを設定する

続いて、税額インテグレーションと同じ要領で、サードパーティの送料計算サービスをストアに対応付けます。ストアへのインテグレーションが完了すると、コマースアプリケーションが買い物客の郵便番号と選択した配送方法に基づいて送料を計算し、カートに追加します。

支払インテグレーションを設定する

Maria は最後に、税額インテグレーションと同じ手順に従って、サードパーティの支払サービスをストアのチェックアウトに対応付けます。

アプリケーションのリンクを解除する

間違ったアプリケーションを選択した場合は、そのリンクを解除できます。たとえば、サードパーティの配送サービスのリンクを解除する場合、[管理] | [カード支払ゲートウェイ] ポップアップに移動して、ドロップダウンメニューから [リンク解除] をクリックします。解除後は、接続した D2C または B2B ストアでこのサービスを使用できなくなります。

エクスペリエンスを公開してストアを有効にする

販売を開始する前に、Taylor はストアフロントを有効にしてテストしたいと考えます。その前に、この新しいエクスペリエンスを一般公開する必要があります。

エクスペリエンスを一般公開する手順は次のとおりです。

  1. 新しいストアの [ストア] | [ホーム] に移動します。
  2. [エクスペリエンスビルダー] タイルをクリックします。
  3. [設定] | [一般] に移動します。
  4. [公開ユーザーがサイトにアクセスできます] を選択します。
  5. 右上の [公開] をクリックします。

ストアを有効にする手順は次のとおりです。

  1. 新しいストアの [ストア] | [ホーム] に移動します。
  2. [管理] タイルを選択します。
    ストアの [管理] 領域の指示に従ってストアを有効化。
  3. [ストアを有効化] をクリックします。
  4. [ストアを有効化] セクションで [有効] をクリックします。これでストアフロントデータが検索エンジンや SEO に公開されます。

まとめ

この単元では、ストアの設定と有効化の基本的なタスクについて学習しました。お疲れ様でした! 最後のテストに進みましょう。

リソース

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