B2B Marketing Analytics の設定
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- コネクタユーザが適切な権限セットを持っていることを確認する。
- 適切な権限セットライセンスをユーザに割り当てる。
- B2B Marketing Analytics へのアクセス権をユーザに付与する。
- 権限セットを作成する。
B2B Marketing Analytics の設定
もう少しでデータの探索を開始できます。Get Cloudy では、コンバージョンを促進して最終的に商談の迅速な成立につながるように、パフォーマンスの高いキャンペーンを見極めたいと考えています。Leung は、あと数ステップを実行する必要があります。
Analytics プラットフォームの有効化とデータ同期とテンプレートアプリケーションの有効化をまだ行っていない場合は、前の単元で設定方法を確認してください。
B2B Marketing Analytics を設定する前に Leung にはもう 1 つ行うことがあります。コネクタユーザが適切な権限セットライセンスと権限セットを持っていることを確認する必要があります。Leung が 2019 年 2 月 11 日より後に B2B Marketing Analytics 購入した場合、権限セットライセンスには「Analytics の管理」権限セットが含まれています。必要なのは、データ転送を行うコネクタユーザまたはインテグレーションユーザにこの権限セットを割り当てることだけです。
2019 年 2 月 11 日より前に B2B Marketing Analytics を購入した場合は、このガイドを使用してどの手順に従うかを決定してください。
Leung は組織で B2B Marketing Analytics を有効する前に、管理パッケージをインストールする必要があります。ではやってみましょう。
- Pardot で、[レポート] | [B2B マーケティング分析] に移動します。権限セットをコネクタユーザに割り当ててから、[B2B マーケティング分析] が組織に表示されるまで最大 2 時間かかることがあります。
- [管理パッケージのインストール] をクリックします。
- [管理者のみのインストール] を選択して、[インストール] をクリックします。インストールが完了すると、メールで通知されます。
次に、Leung は B2B Marketing Analytics アプリケーションにアクセスする必要があるユーザに適切な権限セットライセンスを割り当てます。ユーザに適切な権限セットライセンスを割り当てるために必要なのは、コネクタユーザまたはインテグレーションユーザに割り当てることだけです。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
「権限セット」
と入力し、[権限セット] を選択します。 - [新規] をクリックします。
- 表示ラベルに
「Analytics テンプレートアプリケーションの管理」
と入力します。 - [ユーザーライセンス] 項目は [なし] に設定されたままにします。
- [保存] をクリックします。
- [システム権限] をクリックします。
- [編集] をクリックします。
- [Analytics テンプレートアプリケーションの管理] ユーザ権限を選択します。
- 変更内容を保存します。
- [割り当ての管理] をクリックし、権限セットをコネクタユーザまたはインテグレーションユーザに割り当てます。
すばらしい! これで、Leung は B2B Marketing Analytics へのアクセス権をユーザに付与する準備が整いました。Get Cloudy Consulting が Analytics Embedded App 権限セットライセンスが含まれる組織を使用している場合、「Analytics テンプレートアプリケーションの使用」権限セットを作成し、B2B Marketing Analytics へのアクセス権が必要なユーザに割り当てる必要があります。すでに組織に B2B Marketing Analytics 権限セットライセンスがある場合は、次のセクションをスキップできます。Leung は、[Pardot 設定] タブの [B2B Marketing Analytics] タブでそれを確認できます。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
「権限セット」
と入力し、[権限セット] を選択します。 - [新規] をクリックします。
- 表示ラベルに
「Analytics テンプレートアプリケーションの使用」
と入力します。 - [ユーザーライセンス] 項目は [なし] に設定されたままにします。
- [保存] をクリックします。権限セットの詳細ページに新しい権限セットが表示されます。
- [システム権限] をクリックします。
- [編集] をクリックします。
- [Analytics テンプレートアプリケーションの使用] ユーザ権限を選択します。
- 変更を保存します。
- B2B Marketing Analytics にアクセスする必要があるユーザに権限セットを割り当てます。
B2B Marketing Analytics へのアクセス権をユーザに付与したので、次は Pardot データの共有を許可する必要があります。Pardot から B2B Marketing Analytics にデータを転送するために、Leung は、「Analytics テンプレートアプリケーションの管理」権限セットをアカウントの B2B Marketing オートメーションインテグレーションユーザまたは Salesforce-Pardot コネクタユーザに割り当てます。この権限セットによって、すべての機能へのアクセス権が付与されるため、Leung はこれをデータ転送を行うユーザにのみ割り当てることを理解しています。
使用する権限セットライセンスによって、設定ステップが異なります。2019 年 2 月 11 日より後に B2B Marketing Analytics を購入した場合、権限セットライセンスには「Analytics の管理」権限セットが含まれています。必要なのは、データ転送を行うコネクタユーザまたはインテグレーションユーザにこの権限セットを割り当てることだけです。
アプリケーションに最新のデータセットを転送できるように、Leung は「Analytics テンプレートアプリケーションの管理」権限を持つ各ユーザに、新しいアプリケーションに対するエディタアクセス権を付与できます。この機能を制限する場合や、データセットが期待どおりに更新されていない場合は、どのユーザにこの権限が割り当てられているかを確認できます。これを行うには、任意のアプリケーションの横にあるドロップダウンをクリックし、[共有設定] を開きます。
権限セット
B2B Marketing Analytics を設定した Leung が、続いて権限セットの作成と割り当てを行い、適切なユーザにデータへのアクセス権を付与するところを見てみましょう。
Leung はまず、分析ユーザ権限を構成する権限セットを作成する必要があります。権限セットをコピーするか、新しい権限セットを作成します。コピーした権限セットには、開始時にコピー元のものと同じライセンスと権限があります。新しい権限セットには、開始時に選択されたライセンスと有効な権限はありません。
- [設定] から、[クイック検索] ボックスに
「権限セット」
と入力します。 - [権限セット] を選択します。
- [新規] をクリックします。
- 権限セット情報を入力します。
- 権限セットのユーザ種別を選択します。権限セットを作成するとき、特定のユーザライセンスまたは権限セットライセンスを選択します。1 つの種類のライセンスを持つユーザのみがこの権限セットを使用する場合は、そのユーザに関連付けられているライセンスを選択します。
権限セットを作成し、ユーザを適切な権限セットに割り当て、データの共有を許可したので、次はアプリケーションを作成します。ではやってみましょう。
Leung は Analytics Studio に移動し、設定に関するいくつかの質問に回答して、組織に B2B Marketing Analytics アプリケーションを作成できます。
- Salesforce で、アプリケーションランチャーを開き、[Analytics Studio] を選択します。
- [作成] をクリックします。
- [アプリケーション] を選択します。
- [テンプレートから開始] をクリックします。
- [B2B Marketing Analytics] を選択します。
- [次へ] をクリックして設定を続けます。
- [完了] をクリックします。
設定プロセスはバックグラウンドで続行されます。アプリケーションの状況を確認するには、Analytics Studio で [設定] | [データマネージャ] | [データフロービュー] に移動します。設定時に間違いがあった場合や新しいビジネスニーズがある場合は、いつでも B2B Marketing Analytics アプリケーションの設定を変更できます。
Leung が新しいアプリケーションを設定してインストールするのを確認したところで、データのインポートを開始しましょう! 成功です。