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オーディエンスセグメンテーションの自動化

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • セグメンテーションを自動化する 2 種類の方法を説明する。
  • フィルターアクティビティを使用してセグメンテーションを自動化する。

メインイベント

最終的に目指すところはオートメーションです。マーケティング活動が増大するにつれ、時間、資金、スタッフの時間、リソースが節約されるようなやり方で拡大することが求められます。これを実現するのがオートメーションです。そもそも Marketing Cloud Engagement のような商品を購入したのは、こうしたことを望んでいたからではないでしょうか?

Marketing Cloud Engagement では、フィルターアクティビティやクエリアクティビティを使用してセグメンテーションを自動化できます。ここでは、オーディエンスをセグメント化する最も一般的な方法であるフィルターアクティビティを中心に説明します。

フィルターアクティビティの作成

フィルターアクティビティを使用したセグメンテーションの自動化は 2 段階のプロセスで、最初にどのフィルターを使用するか、つまりフィルターアクティビティを定義します。次に、フィルターアクティビティの実行をスケジュールしますが、これをオートメーションといいます。顧客のトランザクションが大量にある場合や、毎日やりとりする場合には、このオートメーションのステップが役立ちます。

Paulo は、Northern Trail Outfitters の誕生日キャンペーンのデータフィルターを作成しました。このデータフィルターに適用されるフィルターアクティビティの作成手順は次のとおりです。

  1. Salesforce の青い雲形にカーソルを置いて、Marketing Cloud Engagement のメインナビゲーションバーを表示します。
  2. Journey Builder にカーソルを置きます。
  3. [Automation Studio] を選択します。
  4. [アクティビティ] をクリックします。
  5. [アクティビティの作成] をクリックします。
  6. [フィルター] を選択します。
  7. [Next (次へ)] をクリックします。
  8. フィルターアクティビティのプロパティを設定します。
    • 名前: Birthday of Today Filter Activity (今日が誕生日フィルターアクティビティ)。
    • 外部キー: キーを入力するか、空白のままにします。
    • 説明: 説明を入力します。
    • [フィルター定義] セクションで、データフィルターフォルダーをクリックし、[Birthday of Today (今日が誕生日)] データフィルターを選択します。
  9. [Next (次へ)] をクリックします。
  10. 表示されたデータエクステンションを設定します。
    • 名前: Weekly Promotion Birthday of Today (今日が誕生日の週次プロモーション)。
    • 外部キー: キーを入力するか、空白のままにします。
    • 説明: 説明を入力します。
      • 注意: このステップでは、フィルター済みデータを保持するデータエクステンションを作成します。フィルターアクティビティが実行されるたびに、このデータが更新されます。
  11. [Next (次へ)] をクリックします。
  12. [完了] をクリックします。

次の動画で、フィルターアクティビティを作成する実際の手順をご覧ください。


オートメーションの作成

Paulo 独自のインポートアクティビティとフィルターアクティビティができました。これで、これらのアクティビティをスケジュールして、オートメーションで使用することができます。

Automation Studio で

  1. [概要] を選択します。
  2. [新しいオートメーション] をクリックします。
  3. [無題のオートメーション] フィールドに、「Birthday Campaign Automation」(誕生日キャンペーンのオートメーション) と入力します。
  4. [スケジュール][開始ソースから開始] にドラッグアンドドロップします。あるいは、ファイルドロップに基づいてオートメーションを実行する場合は、[ファイルドロップ] を選択します。
    • [構成] をクリックします。
    • 開始日時を選択します。
      • 開始日は現在の日時より後でなければなりません。
    • タイムゾーンを設定します。
    • 繰り返し選択リストから [毎日] を選択します。
    • 終了選択リストから [なし] を選択します。
    • [完了] をクリックします。
  5. [アクティビティ] セクションから [ファイルのインポート] をワークフローの下のキャンバスにドラッグします。
  6. [選択] をクリックします。
  7. 単元 2 で作成したインポートアクティビティを選択します。
  8. [完了] をクリックします。
  9. [アクティビティ] セクションから [フィルター] をワークフローのキャンバスにあるインポートアクティビティの後にドラッグします。
  10. [選択] をクリックします。
  11. 先ほど作成した「Birthday of Today Filter Activity (今日が誕生日フィルターアクティビティ)」というフィルターアクティビティを選択します。
  12. [完了] をクリックします。
  13. [Save (保存)] をクリックします。

次の動画で、インポートアクティビティとフィルターアクティビティを自動化する実際の手順をご覧ください。


これだけです。これで Paulo には、新しい誕生日キャンペーンを毎日更新するインポートとデータフィルターができました。簡単でしょう。

最後のステップはアクティベーションです。

  1. [スケジュール] で、[アクティブ] を選択します。
  2. [アクティブ化] をクリックします。
    • 注意: アクティブにすると、このオートメーションを一時停止するまで無限に実行されます。まずテストしたい場合は、「スケジュール」ステップで [なし (一回実行)] を選択し、最後の「保存」ステップで [一回実行] をクリックします。

クエリアクティビティ

クエリアクティビティを使用したセグメンテーションの自動化は、SQL の経験を有するため若干複雑です。けれども、多くのメリットがあります。たとえば、クエリを使用する複雑なセグメンテーションの場合、一度に複数のデータエクステンションを評価できます。セグメンテーションでのクエリアクティビティの使用についての詳細は、Trailblazer Community を参照してください。

このモジュールを通して、オーディエンスセグメンテーションの重要性、データの整理法、シンプルなインポートアクティビティの作成方法を学習しました。また、データフィルターをはじめとするセグメンテーションの各種ツール、フィルターアクティビティやオートメーションを使用してセグメンテーションを自動化する方法も学びました。

これで購読者の効率的なセグメント化を開始して、適切なメッセージを適切な相手に適切なタイミングで届ける準備が整いました!

リソース

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