顧客納入商品の修正の管理
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Revenue Cloud 用の特別な Developer Edition 組織にサインアップする。
- 新しいニーズや訂正を反映するために既存の顧客の納入商品を修正するプロセスを説明する。
納入商品は動的である
納入商品は単なる商品やサービスではありません。それは成功した取引の証でもあるのです。顧客が署名し、注文が履行されて、取引が成立します。では次は何をすべきでしょう? 顧客が新しいスタッフを雇ったため追加のライセンスが必要にする場合もあります。あるいは会社の規模が縮小し、購入済みライセンスの半分が不要になることもあります。さらには、現在の納入商品に満足してもう 1 年更新したいと考えることもあります。こうした変化はあらゆる顧客関係において起こりうることであり、顧客との関係を管理することこそが、納入商品管理の基本だと言えます。Revenue Cloud は、こうしたあらゆる変化に対応できるように設計されています。
納入商品管理の仕組みを学ぶ前に、リアルタイムでの納入商品の更新において最もよく見られる 3 つのパターンを見てみましょう。
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修正の管理: ユーザーの追加、サービスのアップグレード、開始日の変更など、顧客のニーズの変化を反映するように既存の納入商品を更新します。
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更新の管理: 契約を失効前に延長して、サービスと収益を継続します。
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キャンセルの処理: サービスが不要になった場合に、契約を正確かつスムーズに終了します。
Revenue Cloud を搭載した Developer Edition 組織へのサインアップ
このモジュールを実行するには、Revenue Cloud とサンプルデータを含む特別な Developer Edition 組織が必要です。このモジュールの Challenge に取り組めるように、ここで無料の Developer Edition を入手して Trailhead に接続します。この Developer Edition は、このバッジの Challenge 用に設計されているため、他のバッジでは機能しないことがあります。使用している Trailhead Playground や特別な Developer Edition 組織が推奨されているものであることを必ず確認してください。
- 無料の Revenue Cloud Developer Edition 組織にサインアップします。
- フォームに入力します。
- [Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。
- [Username (ユーザー名)] に、メールアドレス形式の一意のユーザー名 (例: yourname@example.com) を入力しますが、有効なメールアカウントである必要はありません。
- [Email (メール)] に、有効なメールアドレスを入力します。
- フォームに入力したら [Sign me up (サインアップ)] をクリックします。確認メッセージが表示されます。
- アクティベーションメールを受信したら (数分かかる場合があります)、そのメールを開いて [Verify Account (アカウントを確認)] をクリックします。
- パスワードを設定し、確認用の質問への答えを入力して、登録を完了します。後でアクセスしやすいように、ユーザー名、パスワード、ログイン URL を安全な場所 (パスワードマネージャーなど) に保存しておくことをお勧めします。
- Developer Edition 組織にログインした状態になっています。
新しい Developer Edition 組織を Trailhead に接続します。
- Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
- このページの最下部にある「Challenge」セクションで Playground 名をクリックし、[組織を接続] をクリックします。
- ログイン画面で、設定したばかりの Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
- [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
- [この組織をハンズオン Challenge 用に接続しますか?] 画面で [はい! 保存します。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。
価格設定の有効化
組織の接続後、組織が使用できる状態になっていることを確認します。
- [Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Salesforce Pricing Setup (Salesforce 価格設定)] を検索して選択します。
- [Sync Pricing Data (価格設定データを同期)] セクションで [Sync (同期)] をクリックし、次に [Confirm (確認)] をクリックします。
価格設定データの同期が完了するまで待ちます。
納入商品の有効化
最後の設定手順は、納入商品注文を有効化してカスタマー取引先で管理できるようにすることです。この注文はすでに作成済みです。以下の手順に従って納入商品を表示します。
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をクリックし、[Revenue Lifecycle Management (収益ライフサイクル管理)] を探して選択します。
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[Recently Viewed (最近参照したデータ)] をクリックし、[All Accounts (すべての取引先)] を選択します。
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[Capricorn Coffee] を選択します。
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[Orders (注文)] セクションまで下にスクロールし、状況が [Draft (下書き)] の注文をクリックします。

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をクリックして、[Activate (有効化)] を選択します。
![[Activate (有効化)] オプションが強調表示された注文ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/d0fd6ace59670235215a5a0846d1d4aa_kix.k2kawv2i543e.png)
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[Activate (有効化)] をクリックします。
注文が正常に履行され、納入商品がカスタマー取引先で利用可能になりました。これらの納入商品を使用して、残りのバッジを完了します。
修正の管理
新しい拠点の急増に伴い、Capricorn Coffee は最近、焙煎、生産、試飲、品質管理を行う複数のオフィスを新たに開設しました。事業拡大に伴い、システムへの要求も高まります。
設定から間もなくして、Chris のもとに QuickBooks Online の納入商品に関するメールが届きました。現在ライセンスは 5 件ありますが、さらに 8 件が必要です。なぜ変更が必要なのでしょうか。バックエンドチームが増えるにつれて、コスト管理や報告を行うユーザーが増えたためです。
これは典型的な修正のシナリオです。元の注文をキャンセルしたり、新しい注文を作成したりするのではなく、既存の納入商品を修正して更新された数量を反映させるだけで済みます。これにより、プロセスが効率的で記録も整然とするうえ、処理もスムーズに終わります。
Chris と一緒に手順を追いながら、自分の Developer Edition 組織で同じ操作を行いましょう。
修正のスケジュール
- まだ [Accounts (取引先)] ページを開いていない場合は、
をクリックし、[Revenue Lifecycle Management (収益ライフサイクル管理)] を探して選択します。
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[Recently Viewed (最近参照したデータ)] をクリックし、[All Accounts (すべての取引先)] を選択します。
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[Capricorn Coffee] を選択します。
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[Assets (納入商品)] タブに移動します。[Managed Assets (管理納入商品)] セクションには、取引先に紐づけられているすべての納入商品が一覧表示されます。
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[QuickBooks Online] を選択して [Amend (修正)] をクリックします。
![強調表示されている納入商品の [Amend (修正)] ボタン。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/92fd041654201365b3dc7eeeae8a0308_kix.ikiams37i337.png)
- [Set Amendment Date (修正日を設定)] ウィンドウで、今日から 2 か月後の日付を選択します。これは変更が有効になる日付です。
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[Submit (送信)] をクリックします。
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[Schedule Amendment (修正をスケジュール)] をクリックします。
この操作により修正プロセスが開始され、修正見積が生成されます。
修正注文の作成と有効化
すでに「Efficient Sales with Revenue Cloud (Revenue Cloud を使用した効率的なセールス)」バッジを修了していれば、取引品目エディターを使用して品目を更新し、カスタマイズする方法を理解しているでしょう。このプロセス自体は同じです。異なるのは、目的に応じて品目をどのように更新するかという点です。
ここでは修正のシナリオに焦点を当てます。納入商品を選択して修正をスケジュールすると、その納入商品の見積が生成されます。![[Quantity (数量)] 項目と [Start Quantity (開始数量)] 項目が強調表示されている納入商品の [Amendment Quote (修正見積)] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/2028aa1f8fb6cf3454db05166eb4a68a_kix.kkuhluylg3n0.png)
このケースでは、Chris は QuickBooks Online の既存の 5 件のライセンスに、新たに 8 件のライセンスを追加します。[Start Quantity (開始数量)] (1) 項目には元の数量が表示されています。[Quantity (数量)] (2) 項目には、現在の数量と更新後の数量の差が表示されます。変更を加えます。
- [Amendment Quote (修正見積)] ページで QuickBooks Online の [Quantity (数量)] 項目をダブルクリックし、「
8」と入力して Enter を押します。Mac を使用している場合は Return を押します。
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[Save (保存)] をクリックし、少し待ちます。差分として「8」と入力したため、[End Quantity (終了数量)] が 8 だけ増加しました。もし 3 件のライセンスを削除するのであれば、差分として「
-3」と入力します。
![[End Quantity (終了数量)] 項目が強調表示されている納入商品の [Amendment Quote (修正見積)] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/e2b20b39aee6a8cb340722cef75350da_kix.jkxsx5ku5iyp.png)
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をクリックし、[Create Order (注文を作成)] を選択します。
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[Create Single Order (1 つの注文を作成)] を選択して [Finish (完了)] をクリックします。
![修正見積の [Create Order (注文を作成)] ボタン。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/e73953dce75901dd45df7573201eca84_kix.h6wn05boqc28.png)
少し待ちましょう。今、CPQ システムが注文を生成しています。少し経つと注文番号が表示されます。
![注文が作成された後の [Amendment Quote (修正見積)] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/fa7b154b853bda8a593e2b4e88a23f82_kix.qbc1ofnsbaro.png)
- 注文番号をクリックして、新しい注文を開きます。または、見積ページの [Related (関連)] タブをクリックし、[Orders (注文)] セクションまでスクロールして新しい注文を探します。
- 注文ページで
をクリックし、[Activate (有効化)] を選択します。
![[Activate (有効化)] オプションが強調表示された注文ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/cb02ca1589389c5210874057e610eb6a_kix.lm49sz5kcb57.png)
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[Activate (有効化)] をクリックします。
新しい注文を履行する場合も、既存の注文を更新する場合も、見積を生成して注文を有効化するという手順は同じです。Revenue Cloud はこのフローを合理化し、一貫性を保証して、予測可能で効率的なエクスペリエンスを実現します。
Chris は QuickBooks Online ライセンスを 8 件追加する旨のメールに返信する前に、対応する納入商品ページを確認します。注文が正しく更新され、すべての詳細が正確に反映されていることを確認するためです。
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Capricorn Coffee の取引先ページを開きます。
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[Assets (納入商品)] タブに移動します。
- [Managed Assets (管理納入商品)] セクションで [QuickBooks Online] の横にある
をクリックし、[View (表示)] を選択します。ボタンが見つからない場合は横にスクロールしてください。この手順で納入商品ページが開き、納入商品のライフサイクル全体とすべての変更を確認できます。
![納入商品を表示するオプションが強調表示された [Assets (納入商品)] ページ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/0355d999888003de89b42690930dfde2_kix.o5efj0yu2w6u.png)
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[Related (関連)] をクリックします。
![[Asset Actions (納入商品アクション)] セクションと [Asset State Periods (納入商品状態期間)] セクションが強調表示された [Related (関連)] タブ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/fcb0556a66058dbbe39cd4278187a0ea_kix.vwr3gpjlwne3.png)
予想どおり、納入商品の [Related (関連)] タブには、新しい納入商品アクションが追加され、ビジネスカテゴリは [Upsells (アップセル)] (1) に設定されています。これは初回販売後にアップセルとして修正が行われたことを示しています。さらに、現在の期間で更新された数量が反映された新しい納入商品状態期間 (2) も表示されています。納入商品ページには納入商品のライフサイクル全体とすべての変更がまとめて表示されるため、関連情報を 1 か所で確認できます。
[Dashboard (ダッシュボード)] タブでは、さらに多くのコンテキストが追加されます。これにより納入商品の経過を視覚的に確認できます。[Quantity (数量)] グラフを見ると、今日から 2 か月後に 8 件の追加ライセンスが有効化されることがわかります。
![納入商品の [Dashboard (ダッシュボード)] タブ。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto,fl_lossy,q_70/learn/modules/asset-lifecycle-management-with-revenue-cloud/manage-customer-asset-amendments/images/ja-JP/84e0848f81de1dbcdbe737ca48715066_kix.uursz76qxe7.png)
すべてを確認したうえで、Chris は更新メールを送信します。Revenue Cloud のおかげで、わずか数クリックで修正が完了しました。
次の単元では、Chris と一緒に顧客納入商品の更新とキャンセルを管理していきます。
