AppExchange の操作 (スーパーヒーローのように)

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。
  • ビジネス要件を使用して AppExchange 戦略を作成する。
  • AppExchange ホームページの主要な要素を説明する。
  • AppExchange リストの主要な要素を説明する。
  • AppExchange ソリューションを試用する方法を挙げる。

トレーニングへようこそ

前の単元では、Ursa Major の営業チームが Salesforce をどう使用しているかがわかるソリューションを AppExchange で見つけると決断しました。また、そのソリューションを見つけ出すのに、無計画な閲覧は最も効率のよい方法ではないと判断しました。では、どうやって必要なソリューションを見つければよいのでしょうか?

実は簡単なことです。自分の内なる AppExchange スーパーヒーローと交信するのです。謎の宇宙線を浴びることはありませんので安心してください。これから、ニーズに最適な製品を見つける戦略を作成する方法を学習します。気合いの入る曲でもかけて、トレーニングを始めましょう。

AppExchange 戦略の作成

ヒーローに「戦略」という言葉が似合わないことは承知しています。ただし、前もって少し考えておけば、あなたとユーザが共に満足するリストを見つけるために大いに役立ちます。AppExchange 戦略を作成するには、次の質問を考慮します。
  • ソリューション種別 — 探しているのは Salesforce に簡単にプラグインできるものですか? その場合は、おそらく Lightning コンポーネントなどのソリューションが最適でしょう。それとも、複雑なビジネス上の問題を解決するカスタムソリューションの作成に関する支援が必要ですか? その場合は、コンサルタントが最適です。
  • 機能 — ソリューションで何をする必要がありますか? 絶対に必要な機能、あれば便利な機能はどれですか?
  • 予算 — 適切なソリューションであれば料金を支払う用意がありますか? それとも無料のソリューションが必要ですか? 有料リストの場合、どのような価格設定モデルが望ましいですか? AppExchange では、一括払いとサブスクリプションの両方をサポートしています。
  • 関係者のニーズ — ソリューションを使用するのは誰ですか? 必ずこうした関係者とミーティングをしてニーズ、期待事項、およびタイムラインを把握してください。
  • テスト — 最初にすべてをテストできる場所はありますか? Salesforce では、ソリューションを本番組織にインストールする前に Developer Edition 組織または Sandbox でテストすることを常にお勧めしています。
  • 技術的な考慮事項 — ソリューションには、特定の Salesforce エディションまたは機能との互換性が必要ですか? Lightning Experience または Salesforce アプリケーションについてはどうですか? 組織固有の特性を検討し、それらの点に留意します。
このすべてを Ursa Major の要件と比較しましょう。
条件 要件
ソリューション種別 ソリューションかコンサルタントか? このプロジェクトのリソースは制限されているため、標準搭載で機能するものが適切です。おそらく、アプリケーションなどのソリューションが必要でしょう。
機能 ユーザ採用データが必要です。たとえば、最も頻繁にログインするユーザなどです。そのユーザが使用している機能も把握できれば望ましいですが、必須ではありません。
予算 可能ならば、無料。
関係者のニーズ 収集したデータを Ursa Major のマネージャと共有する必要があります。そのデータを図またはグラフ形式で視覚化できることが望ましいです。
テスト 新機能の試行と Trailhead の Challenge を行うために使用している Developer Edition 組織があります。
技術的な考慮事項 Lightning Experience との互換性。

これで戦略ができました。AppExchange にアクセスしましょう。

ログインしてレベルアップ

AppExchange にアクセスする理由が何であれ、ログインする価値はあります。ログインして Salesforce を使用する方法に合わせてホームページをパーソナライズし、AppExchange エクスペリエンスをレベルアップさせましょう。

スーパーヒーローのホームページ操作方法

AppExchange ホームページにアクセスしました。さてどうしましょうか? AppExchange を閲覧するためにアクセスしたのか、事前に多少の戦略を立てているのかによって異なります。いずれの場合も、ホームページの主要セクションについて知っておきましょう。そうすれば、次に何をすべきか判断しやすくなります。

上から始める

AppExchange ホームページの検索検索ボックスと最初のナビゲーションメニューのビュー

  • 検索バー (1) — 検索バーのしくみは説明するまでもありませんが、戦略を持って AppExchange にアクセスした場合、検索は秘密兵器となります。戦略上のキーワードを入力し、後は AppExchange に任せましょう。
  • あなたにおすすめ (2): ここはあなた専用のセクションです。あなたのために選定・パーソナライズされた推奨されるソリューションとコンサルタントのリストが表示されます。推奨項目は、所在地、インストールされているアプリケーション、共有しているコミュニティプロファイルなどに基づいて判断されています。
  • 種別別ソリューション (3) — 閲覧したい場合は、[種別別ソリューション] カテゴリを使用して、特定の種別のソリューション (アプリケーションなど) に絞り込むことができます。ソリューション種別内で、要件に基づき価格、評価、その他の条件でリストを絞り込むことができます。
  • 製品別コレクション業種別コレクション (4) — 前の単元で、コレクションとは AppExchange エキスパートが選定したリストのグループであることを学習しましたが、閲覧したいときにも非常に役立ちます。[製品別コレクション] カテゴリでは、Service Cloud や Marketing Cloud などの Salesforce 製品ごとにリストが分類されています。同様に、[業種別コレクション] カテゴリでは、ヘルスケアおよびライフサイエンスなどの主要な業種別にリストを表示できます。
  • コンサルタント (5): コンサルタントは、業界についての深い知識を有し、実証された Salesforce の専門知識を持つスペシャリストです。コンサルタントはお客様と協力して、お客様の目標達成を支援します。Salesforce プロジェクトでヘルプが必要になった場合は、ここで探してください。

まとめると、AppExchange 戦略がある場合は検索バーを使用します。どこから始めたらいいかわからない場合は、コレクションを閲覧するか、種別別にソリューションを確認します。

中断した場所から再開する

必要なものが見つかるまで AppExchange に何度もアクセスしないとならない場合があります。ソリューションやコンサルタントを探しているがまだ終わらない場合は、[中断した場所から再開する] を確認してみてください。最近見た項目が一覧されます。これで検索が楽になります。

[中断した場所から再開する] が丸枠で囲まれた AppExchange ホームページ

Appy のおすすめ

ログインしたら、AppExchange のエキスパートガイド、Appy が提案するリストが表示されます。Appy のおすすめは、該当するロール、業種、その他の Salesforce エクスペリエンスの側面に基づきます。AppExchange を使えば使うほど、この提案は改善されます。

AppExchange ホームページの Appy のおすすめセクションのビュー
メモ

メモ

Appy の提案は、コミュニティプロファイルが最新の場合に最適になります。プロファイルを確認するには、Trailblazer Community にアクセスしてください。

Ursa Major のリストの検索

では、ここまでに学習した内容を適用して Ursa Major のリストを見つけましょう。AppExchange 戦略は作成済みであるため、次は検索を実行します。要件を思い出してください。Salesforce の採用を追跡するために役立ち、Lightning Experience と互換性のある無料のソリューションを探します。要件からいくつかの使用すべきキーワードを得ることができますが、「Salesforce の採用」が主要なフレーズです。それでは、このフレーズで検索してみましょう。

  1. 新しいブラウザタブで、AppExchange Web サイトを開きます。
  2. 右上隅の [ログイン] をクリックします。
  3. Salesforce ログイン情報を入力し、もう一度 [ログイン] をクリックします。プロンプトが表示されたら、AppExchange に基本情報へのアクセスを許可します。
  4. 検索バーに「Salesforce adoption」 (Salesforce の採用) と入力し、AppExchange を検索します。

簡単な検索で、数千ものリストがほんの数個に絞り込まれました。上位の結果を確認すると、Salesforce Labs による無料で高評価のアプリケーションがあります。これが条件に一致するようです。この後すぐに、このリストについて詳しく説明しますが、その前にまず、AppExchange スーパーヒーローの一般的なリスト参照方法を確認しましょう。

スーパーヒーローのリスト参照方法

有望なリストが見つかったら、さらに詳細を確認します。リストではソリューションまたはコンサルタントに関する詳細情報が提供されるため、戦略に適合するかどうかを確認できます。AppExchange スーパーヒーローは、リストを参照するとき、どこを見ればそのソリューションまたはコンサルタントが要件を満たすことを確認できるか正確に把握しています。レントゲン写真のようなものですが、Salesforce 組織を管理するときにははるかに役立ちます。次のリスト要素を理解しておきましょう。

  • リストサマリーセクション (1) — 画像と動画、および価格や平均評価などの主要なリストの詳細が表示されます。ソリューションの場合、価格情報もここで見つかります。コンサルタントリストの場合は、会社の展開の注力地域がわかります。このセクションの情報を使用して、リストをさらに詳しく調べるか、閲覧し続けるかを決定します。
  • リストアクションバー (2) — AppExchange プロファイルのお気に入りリストにリストを保存することができます。ソリューションの場合、アクションバーで、デモやテストドライブを通じて詳細を調べたり、インストールプロセスを開始したりすることができます。コンサルタントリストの場合は、ここでコンサルタントについての詳細を確認できます。AppExchange リストのリストサマリーセクションとリストアクションバーのビュー
  • [概要] タブ (3) — ソリューションまたはコンサルタントの詳細な説明、プロバイダまたはコンサルタントの連絡先情報、および事例などのドキュメントへのリンクが表示されます。ソリューションの場合、種別やコンテンツなど、パッケージに関する詳細も参照できます。パッケージ種別については、次の単元で取り上げます。AppExchange リストの [概要] タブのビュー
  • [レビュー] タブ (4) — 上位の肯定的なレビューや批判的なレビューなど、Salesforce コミュニティメンバーによる評価とフィードバックが表示されます。ソリューションを試用した後、またはコンサルタントと協力した後に、新規レビューを投稿したり、既存のレビューに返答したりして、自分の意見を会話に追加できます。AppExchange リストの [レビュー] タブのビュー
  • [専門知識] タブ (5)—コンサルタントのリストには [専門知識] タブがあります。コンサルティング会社が専門とする製品や業界、これらの分野での専門知識のレベル、取得済みの Salesforce 認定資格などが表示されます。このセクションの情報をもとに、プロジェクトのニーズに適合する資格を持ったコンサルタントを選定します。AppExchange リストの [専門知識] タブのビュー

Salesforce Adoption Dashboards リストの表示

では Salesforce Adoption Dashboards リストに戻り、AppExchange 戦略の要件と対比してチェックしましょう。

Salesforce Adoption Dashboards リストを要件と対比して確認します。
要件 条件: ソリューションの要件適合度
予算 無料 リストサマリーを見ると、無料になっています。幸先がよいですね。
関係者のニーズ 視覚化データを Ursa Major のマネージャと共有可能 リストサマリーセクションの他の場所に、洗練されたグラフを含むスクリーンショットが掲載されています。これも合格です!
機能 採用データ (ログイン数や機能の使用など) リストの説明から、このアプリケーションではユーザのログイン履歴とその傾向に加え、商談のような営業向けオブジェクトの利用状況が表示されることがわかります。完璧です。
技術的な考慮事項 Lightning Experience 対応 [概要] タブの [特長] 領域を見ると、このアプリケーションは Lightning 対応であることがわかります。

素晴らしい。すべて合格でした! もちろん、条件がそうすっきりと一致しない状況もあるでしょう。その場合は、AppExchange 戦略に戻り、柔軟に見直せる要件がないか確認します。組織のエディションなど、技術的要件は簡単には変更できません。代わりに、望ましい機能や予算などの領域で調整の余地がないか探します。

スーパーヒーローのリスト試用方法

Salesforce Adoption Dashboards リストを参照した後も、まだアプリケーションがニーズを満たすかどうかについて疑問があるとします。または、技術的、機能的には要件を満たしているのに、アプリケーションのサブスクリプションが有料だとします。こうした状況で、AppExchange スーパーヒーローはソリューションを試す機会を探します。AppExchange には、機能制限トライアルと無料トライアルという 2 つのオプションがあります。
  • 機能制限トライアル — 機能制限トライアルでは、プロバイダが設定した参照のみの Developer Edition 組織でソリューションを体験できます。ログイン情報が送付されるので、サンプルデータを使用して組織の機能を探索できます。機能制限トライアルを使用できる場合は、リストアクションバーに表示されます (1)。AppExchange リストの機能制限トライアルボタンのビュー。
  • 無料トライアル — 無料トライアルでは、制限期間内に書き込み可能な Developer Edition 組織でソリューションを体験できます。機能制限トライアルと同様、無料トライアルはサンプルデータを使用して設定されています。機能制限トライアルとは異なり、組織をカスタマイズでき、購入を決定した場合はそのまま使用を継続できます。無料トライアルを使用できるかどうか確認するには、[今すぐ入手] をクリックし、Sandbox にソリューションをインストールするオプションを探します (2)。AppExchange リストのインストールボタンのビュー。

機能制限トライアルや無料トライアルを設定するかどうかはプロバイダ次第なので、すべてのソリューションを試用できるわけではありません。リストを試用できないか、疑問への答えがリストでは見つからない場合、[概要] タブにある情報を使用してプロバイダに問い合わせることをお勧めします。

テスト組織へ

お疲れ様でした。これでトレーニングは無事に完了しました。しっかりスキルを身に付けられたようですね。この単元では、会社の技術およびビジネス上の要件に関する質問をすることで AppExchange 戦略を定義する方法を学習しました。AppExchange のホームページとリストのナビゲーション方法も学習しました。こうしたスキルを Ursa Major の課題に適用することで、Salesforce Adoption Dashboards アプリケーションを見つけ、営業チームの Sales Cloud 使用状況について詳しく調べることができるようになりました。次は、テスト組織を使用してスーパーヒーローが AppExchange パッケージをインストールする方法を学習します。