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2026 Agentblazer ステータスがまもなくスタートします。現在のトレイルを完了して一歩先に進みましょう。次を見る

SDR エージェントを設定して有効化する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • エージェントを設定して有効化する。
  • エージェントのテストを準備する。

Trailcast

このモジュールの音声録音をお聞きになりたい場合は、下記のプレーヤーを使用してください。この録音を聞き終わったら、必ず各単元に戻り、リソースを確認して関連付けられている評価を完了してください。

見込み客を割り当てる

[Assign Prospects (見込み客を割り当て)] ステップでは、見込み客のエージェントへの割り当てを自動化して、アウトリーチとフォローアップを簡単に管理できるようにします。

あなたは IT ソリューションとデータセンターサービスの大手プロバイダーとして、セキュアでスケーラブルなインフラストラクチャの需要が特に高い金融サービス業界をターゲットにしています。また、デモへの高い関心や価格の問い合わせなど、すでに購入の意向を示している見込み客も重視します。ここでは、特定の条件に基づいて、こうした評価済みの見込み客をこのエージェントに自動的に割り当てることができます。次の手順に従って設定します。

TBA

  1. [Leads (リード)] ボタンをオンに切り替えます。
  2. [Assign Lead to Agent When (リードをエージェントに割り当てるタイミング)] で、[Lead is created or updated (リードが作成または更新された)] チェックボックスをオンにします。
  3. [Take Action When (次の場合にアクションを実行)] ドロップダウンを開き、[Custom Logic (AND, OR, NOT) (カスタムロジック (AND、OR、NOT))] を選択します。
  4. [+ Add Condition (+ 条件を追加)] を 3 回クリックして、条件行を 3 つ作成します。
  5. 条件行を次のように設定します。
    1. 行 1: Field (項目) = Industry (業種); Operator (演算子) = Equal (次の文字列と一致する); Value (値) = Finance (金融)
    2. 行 2: Field (項目) = Rating (評価); Operator (演算子) = Equal (次の文字列と一致する); Value (値) = Warm (将来見込み有り)
    3. 行 3: Field (項目) = Rating (評価); Operator (演算子) = Equal (次の文字列と一致する); Value (値) = Hot (見込み有り)
  6. カスタムロジック式を 1 AND (2 OR 3) に設定します。
  7. [Save (保存)] をクリックして、[Continue (続行)] をクリックします。

確認して有効にする

最後のステップは、すべての設定を確認し、[Preview Email (メールのプレビュー)] セクションでエージェントが最初のアウトリーチをどのように処理してナッジを送信し、顧客の問い合わせに対応するかテストすることです。問題がなければ、[Activate Agent (確認して有効化)] をクリックして、エージェントを起動します。

エージェントビルダーの [Review and Activate (確認して有効化)] セクション

トピックを確認

エージェントのトピックとアクションは、メールの下書き作成のような特定の作業において、エージェントが AI 機能をどのように使用するかを定義します。[Review Topics (トピックを確認)] セクションでは、エージェントがリードとやり取りするために使用するトピックとアクションを確認できます。今はこれらを調整する必要はありませんが、後で会社のニーズに応じてカスタマイズすることもできます。

Agentforce Builder の新規エージェントの [Review Topics (トピックを確認)] 画面。

  1. 今は、使用可能なすべてのトピック (Send Outreach (アウトリーチを送信)、Respond to Prospect (見込み客に応答)、Manage Opt-Out (オプトアウトを管理)) が追加されていることを確認します。
  2. [Next (次へ)] をクリックします。

設定を定義

[Description (説明)] と [Company (会社名)] の項目は、プロンプトのグラウンディングに役立つため、できるだけ正確に入力することが重要です。

  1. [Name (名前)] は自動入力され、Agentforce Lead Nurturing のような形式になります。
  2. [API Name (API 参照名)] も自動入力され、Agentforce_Lead_Nurturing のような形式になります。
  3. [Description (説明)]、[Role (ロール)]、[Company (会社名)] の各項目は、可能な限り詳しく入力してください。
  4. [Agent User (エージェントユーザー)] では、作成した Agentforce リード育成のユーザーレコードを選択します。
  5. [Keep a record of conversations with enhanced event logs to review agent behavior (拡張イベントログを使用して会話の記録を保持し、エージェントの動作を確認する)] チェックボックスをオンにすると、後々 Agentforce Builder 内で特定のリード育成エージェントのエンゲージメントを監査できるようになります。
  6. [Next (次へ)] をクリックします。

Select Language and Tone (言語と語調を選択)

この設定では、エージェントが使用する言語と、メールで使用する語調 (堅め、または柔らかめ) を設定します。

  1. 今回は [Select Language and Tone (言語と語調を選択)] セクションはスキップします。この設定は後でカスタマイズできます。
  2. [Next (次へ)] をクリックします。

Upload Files (ファイルをアップロード)

このセクションでは、会社の情報をアップロードすることで、エージェントがその情報を使用してお客様からの質問に正確に回答できるようにします。

  1. [Upload Files (ファイルをアップロード)] をクリックします。
  2. 商品説明、価格表、ホワイトペーパーなどの具体的な情報が記載されたテキスト、HTML、または PDF ファイルをアップロードします。アップロードできるファイルとサイズの詳細については、こちらの Salesforce ヘルプ記事を参照してください。
  3. [Next (次へ)] をクリックします。

Set Engagement Rules (エンゲージメントルールを設定)

エンゲージメントルールは、エージェントがリードといつ、どのようにやり取りするかを定義します。エージェントへのリード割り当て、メールアカウントの接続、アウトリーチスケジュールの設定に条件を追加することで、アウトリーチを自動化できます。割り当てられたリードが指定した条件を満たすと、リード育成エージェントが営業担当に代わって一連のタスクの実行を開始します。

Agentforce Builder の [Set Engagement Rules (エンゲージメントルールを設定)] セクション。

  1. [Assign Lead to Agent When (リードをエージェントに割り当てるタイミング)] でオプションを選択します。
  2. [Field (項目)][Operator (演算子)][Value (値)] を選択して、エージェントがアクションを実行するタイミングを指定します。たとえば、[Field (項目)] を [Lead Rating (リード評価)]、[Operator (演算子)] を [equals (次の文字列と一致する)]、値を [Cool (見込み薄)] に設定します。この例は後で使用します。
  3. [Email Account (メールアカウント)] を選択します。
  4. [Maximum attempts (最大試行回数)][Time between attempts (試行間の時間)][Maximum number of replies (最大返信数)] を設定します。
    • エージェントが実行する最初のメールとフォローアップメールの合計回数を選択します。
    • 試行から次の試行までの時間を選択します。
    • リードからの質問に対してエージェントが送信できる返信数の上限を選択します。アウトリーチを送信する時間帯や曜日も設定します。
  5. [Connect an Account (アカウントを接続)] をクリックして、Agentforce リード育成にメールアカウントを接続します。利用規約に同意したうえで、リード育成エージェントのユーザーレコードで使用しているメールアドレスを入力します。これは、エージェントが割り当てられたリードを育成するために使用するメールアカウントです。接続するメールアドレスは、リード育成エージェントユーザーに設定されているアドレスと同じである必要があります。
  6. [アカウントの接続] をクリックします。
  7. [Outreach Schedule (アウトリーチスケジュール)] を選択します。これは手順 4 でも設定しています。
  8. [作成] をクリックします。
  9. [Activate (有効化)] をクリックします。

★ これで新しいエージェントが有効化されました。次はテストしてみましょう。

エージェントのテストを準備する

テストを行う前に、いくつかの追加作業を行ってエージェントを準備する必要があります。まず [Activate Agentforce Lead Nurturing (Agentforce リード育成を有効化)] アクションをリードページレイアウトに追加します。このアクションを使用すれば、リードレコードでリード育成エージェントを手動で有効にできます。今すぐ追加しましょう。

  1. ホームページで Setup (設定) をクリックして [Setup (設定)]を選択します。
  2. [Object Manager (オブジェクトマネージャー)] タブに移動します。
  3. [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Lead (リード)] を検索して選択します。
  4. 左側のメニューバーから [Page Layouts (ページレイアウト)] を選択します。
  5. [Lead Page Layout (リードのページレイアウト)] オプションのリストから [Lead Layout (リードレイアウト)] を選択します。
  6. [Mobile & Lightning Actions (モバイルおよび Lightning のアクション)] をクリックします。
  7. [Activate Agentforce SDR (Agentforce SDR を有効化)] アクションを選択し、[Salesforce Mobile and Lightning Experience Actions (Salesforce モバイルおよび Lightning エクスペリエンスのアクション)] セクションにドラッグします。

[Activate Agentforce SDR (Agentforce SDR を有効化)] が強調表示されている [Lead Page Layout (リードのページレイアウト)] 画面。

  1. [Save (保存)] をクリックします。

お見事です。[Activate Agentforce SDR (Agentforce SDR を有効化)] をリードページレイアウトに追加しましたので、リードレコードページのアクションメニューに表示されるようになります。次に、テスト用のリードレコードを作成します。このリードは、エージェントとのやり取りのテストに使用します。

  1. ホームページで アプリケーションランチャー をクリックします。
  2. [Sales (セールス)] を検索して選択します。
  3. [Leads (リード)] タブをクリックします。
  4. [New (新規)] をクリックして新しいリードを作成します。
  5. テスト用の情報(名、姓、会社名、リードソース、業種など)を入力します。これらの項目は、エージェントがアウトリーチをパーソナライズするのに役立ちます。
  6. リード育成エージェントからのメールを監視して返信できるように、リードのメールアドレスはテストでアクセスできるアドレスに設定します。リードのメールアドレスを、エージェントのアドレスと同じドメインに設定することはできません。

エージェントをテストする

次に、最初のアウトリーチメールを送信してエージェントをテストします。作成したテストリードレコードに対してリード育成エージェントを有効にすると、最初のアウトリーチメールをテストできます。これは手動で行うことも、自動リード割り当て機能を使用してテストすることもできます。以下は自動リード割り当てを使用してテストする手順です。

  1. [Sales (セールス)] ホーム画面で [Leads (リード)] タブに移動します。
  2. [All Leads (すべてのリード)] リストからリードを選択します。
  3. [Rating (評価)] 項目をクリックし、評価を [Cool (見込み薄)] または [Cold (見込み無し)] に更新して、Agentforce Builder で設定した割り当て条件に一致させます。この項目を変更すると、エージェントがそのリードへのアウトリーチを開始します。最初のアウトリーチメールがスケジュールされ、リードの活動タイムラインに表示されます。メールが見当たらない場合は、 活動フィルターを調整してすべての活動を表示してください。

アウトリーチメールを再スケジュールしてすぐにテストしたい場合は、こちらのヘルプ記事を参照して、リード育成エージェントのメールを編集、再スケジュール、キャンセルする方法を確認してください。生成されたメールは、リードへの送信予定時刻の約 60 分前に活動タイムラインに表示されます。事前に設定されている作業時間外にメールの送信が予定されている場合は、次の作業時間内に送信されます。

フォローアップメール

最初のアウトリーチメールを受信しても、返信しないでください。設定されている [Time Between Attempts (試行間の時間)] が経過すると、エージェントがフォローアップメールを送信します。

[Upcoming and Overdue (今後 & 期限切れ)] ToDo が強調表示されているセールスリードレコードページ。最後のフォローアップメールが表示されている。

スケジュールされているフォローアップメールは、送信の 1 日前に活動タイムラインに表示されます。すぐにテストを行いたい場合は、フォローアップメールを再スケジュールします。次の手順を実行します。

  1. テストする [Lead Record (リードレコード)] ページに移動します。
  2. 活動タイムラインで [View, Edit, or Reschedule Email (メールの表示、編集、再スケジュール)] をクリックします。
  3. [Email Compose (メールの作成)] ポップアップで [Edit Send Time (送信時間を編集)] をクリックします。
  4. 送信時間を現在時刻から 2 分後に設定します。

最初のメールを送信すると、エージェントは直ちにフォローアップメールを生成してスケジュールします。このメールも活動タイムラインに表示されます。お客様が返信すると、エージェントはそのフォローアップメールを返信メールに置き換えます。フォローアップメールの送信タイミングは、Agentforce Builder の [Engagement Rules (エンゲージメントルール)] で設定した [Time Between Attempts (試行間の時間)] に基づいて決定されます。

お疲れさまでした。これで Agentforce リード育成を正常に設定して有効にできました。エージェントのテストに必要な準備とテストも完了しました。次の単元では、エージェントのプロンプトをカスタマイズする方法を学びます。

リソース

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