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公共セクターソリューション向けのエージェントを確認する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 公共セクターソリューションにエージェントを設定する手順を要約する。
  • 公共セクターソリューションのエージェントの設定に使用可能な Agentforce の事前構築されたコンポーネントについて説明する。

エージェントの設定

これまでに、Agentforce を使用すれば、Salesforce の機能を活用して日常業務を補佐する自律型エージェントを作成してカスタマイズできることを学習しました。その場合、ゼロから始めなければならないのでしょうか? この単元では、公共セクターソリューションに付属する事前構築されたエージェントテンプレート、トピック、アクションについて学習します。これらを使用すれば、独自のエージェントをすぐに設定できます。

この出発点となるのが Agentforce Builder です。ここで、公共セクターソリューションの事前定義されたテンプレートを使用してエージェントを作成します。Agentforce 従業員エージェントテンプレートは、エージェントを内部のみで使用するユースケースを念頭に設計されています。このテンプレートは、やり取りするユーザーのロール、権限、タスクに基づいて、応答やアクションを調整します。エージェントの目的と機能に応じた名前、説明、ロールを入力します。続いて、既成のトピックを 1 つ以上追加して、特定のジョブに対するエージェントのアクションを構成します。これだけです。

Note

エージェントは簡単に設定できますが、各自の Salesforce エディションやアドオンが公共セクターソリューションでの Agentforce の使用に対応していること、その他の考慮事項を確認するために、「リソース」セクションにリンクが記載されているヘルプトピックを参照してください。

では、公共セクターソリューションに付属する Agentforce の事前構築済みのトピックとアクションを使用して作成できる便利なエージェントを見ていきましょう。

事前構築されたトピックはどれも、時間がかかる一般的なタスクを処理して、公的機関の職員が住民に不可欠なサービスを迅速に実施できるようにすることを目的に設計されています。Agentforce によって公共セクターの人材募集がどのように加速されるかから見ていきます。

候補者ソーシングエージェント

人事担当者は公的機関の職員を募集して採用する際、無数の応募の中からその職に最適な候補者を選び出します。候補者ソーシングエージェントは、適格な候補者を選り分けるという方法で採用プロセスを加速します。

候補者ソーシングエージェントがあれば、採用担当者が職務に適した候補者をすばやく見つけてエンゲージできます。このエージェントは、応募フェーズなどの特定の条件を基に過去の大量の応募を絞り込んで、適した候補者のショートリストを作成できます。また、適格な各候補者のリードを自動的に作成して、アウトリーチを追跡することや、求人への応募を促すメールを候補者に送信することもできます。

たとえば、採用担当者がエージェントに、職種に対する過去の応募フォームを見つけ出し、審査フェーズを経ている候補者にリストを絞り込んで表示するように指示することが考えられます。次のスクリーンショットでは、ユーザーに審査完了フェーズの応募フォームを見つけるように指示されたエージェントから、該当するフォームのリストが返されています。

審査完了フェーズの応募フォームが表示されている候補者ソーシングエージェント

続いて、採用担当者が、各候補者のリードをすぐに作成し、招待メールを送信するように指示することもできます。

応募スクリーニングエージェント

応募スクリーニングエージェントは、応募フォームや応募オブジェクトの主要な情報を要約して、採用担当者や人事スペシャリストが求人応募を速やかに選考できるようにします。このエージェントは応募のショートリストも作成できるため、人事担当者は応募者の評価を加速し、各候補者の適格性を職務の要件に照らして簡単に評価することができます。

エージェントが作成した各サマリーに、応募者の主なスキル、資格、職務経験、適格性、調査、評価などがまとめられます。応募スクリーニングエージェントは、関連付けられているアクションプランと、成果、雇用、学歴、犯罪歴、経歴照会などの審査情報も表示できます。

更に、採用担当者や人事スペシャリストが、表示された応募フォームを割り当てられた採用担当マネージャーと簡単に共有できるようにします。

公共セクターソリューションで公的機関の採用プロセスがどのように加速されるかについては、Trailhead の「公共セクターソリューションの人材募集管理データモデル」モジュールを参照してください。

苦情解決エージェント

行政機関の受入担当者は日常業務で大量の苦情に対処しています。苦情解決エージェントは、時間がかかる反復的な苦情管理タスクを処理するという方法で職員を補佐します。

このエージェントが苦情に関する情報を要約してくれるため、受入担当者は住民から報告された問題やインシデントの重要な情報をすばやく確認できます。苦情を受け付けてから一定期間が経過すると、エージェントが担当者にこれ以上調査を行わずに苦情を解決するかどうか質問します。

担当者が解決方針を定められるように、エージェントは過去のよく似た苦情を検索して表示し、確認して記録すべきと思われる規定違反を提案することができます。

エージェントはまた、受入担当者が法規制を満たすために必要なすべての手順に従っているかどうかを調べたり、苦情の関係者に調査結果の最新情報を伝えたりすることもできます。

コンプライアンス管理エージェント

コンプライアンス担当者と検査担当者は、Agentforce を使用して検査訪問後の事務処理を自動化できます。このため、コンプライアンス担当者は複雑なケースの解決に専念できます。

コンプライアンス管理エージェントがあれば、検査訪問で判明した内容を文書化されているポリシー情報とすぐさま照合し、検査担当者が訪問時に見つけた内容が違反に該当するか確認できます。このエージェントはそれぞれの違反を要約したうえで、フォローアップの是正措置とそれに伴う罰金も記載したレコードを作成することができます。

たとえば、次のスクリーンショットでは、検査結果が違反に該当するかどうかに関する質問にエージェントが回答しています。

コンプライアンスに関する質問に回答しているコンプライアンス管理エージェント

このエージェントは違反であることを確認しているだけでなく、情報源へのリンクや推奨するフォローアップの質問も示しています。

コンプライアンス担当者は、検査に関する質問をしたり、訪問時に見つかった違反に関連するポリシーの適切な条項をすばやく見つけたり、エージェントを使用して規定の正確性を検証したりすることができます。訪問後にそうした情報を基に作成したサマリーをビジネスオーナーにメールして、法規制への違反を解消するために必要な措置が講じられるようにします。

公共セクターソリューションのケース管理や苦情管理の機能についての詳細は、Trailhead の「公共セクターソリューションの捜査ケース管理データモデル」モジュールと「公共セクターソリューションの社会福祉プログラム管理データモデル」モジュールを参照してください。

まとめ

これで、公的機関の職員が Agentforce と連携すれば、その日常的なタスクが加速し、行政サービスの効率性が高まることがわかりました。各トピックの詳細と、公共セクターソリューションの独自のエージェントを作成する手順については、「リソース」セクションのリンク先を参照してください。

リソース

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