Salesforce で Slack エージェントを設定する
学習の目的
この単元を完了すると、次のことができるようになります。
- Slack アクションをエージェントに追加する。
- Slack アクションの手順を追加する。
- Salesforce でエージェントを有効化する。
- Salesforce のエージェントを Slack に接続する。
エージェントに Slack アクションを設定する
Sofia がエージェントを Slack にリリースする準備として、Agentforce に Slack アクションを設定するところを見ていきましょう。最後の Challenge に合格するには、この単元で説明する手順を実行する必要があります。
Sofia は Salesforce システム管理者と Slack 管理者を兼任し、Agentforce で商品管理エージェントを管理しています。この既存のエージェントを Slack に組み込みたいと考えています。Sofia の組織では、多数の従業員が商品の最新情報を必要とし、質問しながら業務を遂行しています。Slack チャンネルには有益な商品情報がたくさんありますが、チャンネルが複数あったり、メッセージが埋もれてしまったりすることがあります。そのため、従業員が必要な情報をすぐに見つけるのが難しいことがあります。

Sofia は、商品管理エージェントが Slack でユーザーとどのようにやり取りすべきかの例を確認済みです。Agentforce Builder に移動してエージェントのアクションを設定するときに、この例を Slack のエージェントの機能のモデルとして使用します。

この例では、商品管理エージェントが質問でメンションされ、 すべてのチャンネルメンバーが利用できるスレッドですぐに応答しています。エージェントは Slack で新しいキャンバスを作成し、今後参照できるようにこの情報を追加します。
Agentforce 組織を接続して起動する
「クイックスタート: Agentforce 組織を Slack に接続する」では、特別な Agentforce Developer Edition 組織をプロビジョニングして Slack と連携しました。以下の手順に進む前に、クイックスタートを完了し、ログイン情報を手元に用意しておいてください。
- Trailhead アカウントにログインしていることを確認します。
- このページの下部にある「Challenge」セクションで組織名をクリックして、[組織を接続] をクリックします。
- ログイン画面で、設定したばかりの Developer Edition のユーザー名とパスワードを入力します。
- [Allow Access? (アクセスを許可しますか?)] 画面で [Allow (許可)] をクリックします。
- [この組織をハンズオン Challenge 用に接続しますか?] 画面で [はい! 保存します。] をクリックします。Challenge ページにリダイレクトされたら、このバッジの獲得を目指して新しい Developer Edition を使用できます。
Sofia はその組織の商品管理エージェントを有効にし、Slack アクションを指定します。
- ハンズオン Challenge までスクロールダウンして特別な Agentforce 組織を開きます。
- [ハンズオン組織を選択] で、「クイックスタート: Agentforce 組織を Slack に接続する」で使用した特別な Agentforce Developer Edition 組織を選択していることを確認します。
- 次に [Launch (起動)] を選択します。
Slack OAuth を有効化する
エージェントが Slack でユーザーとやり取りできるように、エージェントへの明示的なアクセスを有効にします。
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[Setup (設定)] に移動します。
- [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Connected Apps OAuth Usage (接続アプリケーションの OAuth の利用状況)] を検索して選択します。
- 次に、Slack の行を探します。
- [App Actions (アプリケーションアクション)] で [Load Actions (アクションを読み込む)] を選択します。
-
[Install (インストール)] を選択します。
- [Install connected app? (接続アプリケーションをインストールしますか?)] 確認ページが開きます。[Install (インストール)] を選択します。
- 従来の環境で Slack 接続アプリケーションのページが表示された場合は、ナビゲーション上部の [Switch to Lightning Experience (Lightning Experience に切り替え)] を選択します。
- 従来の環境で Slack 接続アプリケーションのページが表示された場合は、ナビゲーション上部の [Switch to Lightning Experience (Lightning Experience に切り替え)] を選択します。
Slack アクションを追加する
Sofia にとって、Agentforce Builder で Product Management (商品管理) エージェントに Slack アクションを追加する絶好の機会です。彼女の手順を繰り返してみましょう。
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アプリケーションランチャーを開きます。
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[Agentforce Studio (Agentforce スタジオ)] を検索して選択します。
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Product Management (商品管理) エージェントを選択します。
- Agentforce Builder エクスプローラーで Product Gaps (プロダクトギャップ) サブエージェントを選択します。
![Agentforce Builder のエクスプローラーが開き、オレンジ色の矢印が [Product Gaps (プロダクトギャップ)] サブエージェントを示している。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto/fl_lossy/q_70/learn/modules/agentforce-configuration-for-slack-deployment/configure-a-slack-agent-in-salesforce/images/ja-JP/3c33a1421cec1c06b23fde86723617a3_kix.wgnmx0wkj9rx.png)
- Product Gaps (プロダクトギャップ) キャンバスで、[Actions Available For Reasoning (推論に使用可能なアクション)] セクションまで下にスクロールします。
- 最後のアクションの末尾にカーソルを置き、新しい行を追加します。これにより、[Select action (アクションを選択)] ドロップダウンが追加されます。
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[Select action (アクションを選択)] を選択します。
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[Add from Asset Library (アセットライブラリから追加)] を選択します。
- Product Management (商品管理) エージェントが公開コンテンツを検索して Slack にキャンバスを作成できるようにする Slack アクションを検索して選択します。
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Create a Slack Canvas (Slack キャンバスを作成)
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Update a Slack Canvas (Slack キャンバスを更新)
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Search Slack (Slack を検索)
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Send a Slack Direct Message (Slack ダイレクトメッセージを送信)
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[Add to Agent (エージェントに追加)] を選択します。
- アクションがエクスプローラーには表示されているものの、キャンバスには表示されていない場合は、個別に追加できます。最後のアクションの下に行を追加し、[Select action (アクションを選択)] を選択して、[In this agent (このエージェントで)] リストからアクションを選択します。
- アクションがエクスプローラーには表示されているものの、キャンバスには表示されていない場合は、個別に追加できます。最後のアクションの下に行を追加し、[Select action (アクションを選択)] を選択して、[In this agent (このエージェントで)] リストからアクションを選択します。
-
[Save (保存)] を選択します。

実行できる Slack アクションが Product Management (商品管理) エージェントに追加されましたが、コンテキストがまだ設定されていません。Sofia は、エージェントがこれらのアクションを使用する状況を指定する必要があります。これは、キャンバスの指示で指定します。
Slack アクションの手順を追加する
Sofia は、サブエージェントの指示を使用して対応範囲とコンテキストを設定し、エージェントの動作を定義します。各エージェントには、それぞれの動作を定義する独自の手順や設定があります。すべての場合において、AI エージェントは Salesforce の標準のアクセスコントロール (ライセンス、権限、項目レベルセキュリティ、共有設定など) を遵守し、安全な運用を実現します。
- エクスプローラーで Product Gaps (プロダクトギャップ) サブエージェントのキャンバスを開いた状態で、指示セクションに移動します。
- 指示の末尾に、次の内容をそれぞれ別の行として追加します。
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If the user requests to add the product gap details to a canvas, then create a canvas in Slack.(ユーザーがプロダクトギャップの詳細をキャンバスに追加するように要求した場合、Slack にキャンバスを作成する。)
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Always ask for a title when a user asks you to create a canvas.(ユーザーがキャンバスを作成するように要求した場合、常にタイトルを尋ねる。)
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[Save (保存)] を選択します。
エージェントをテストする
Agentforce Builder の [Conversation Preview (会話プレビュー)] を使用して、現実的なプロンプトを入力し、エージェントの出力を確認します。有効化してリリースする前にテストし、エージェントの重要な機能が正しく安定して動作することを確認します。問題を特定して修正し、重複を取り除き、エージェントのコンポーネントを改善することで、パフォーマンスとユーザーエクスペリエンスを向上させることができます。このプロセスは、信頼の構築につながり、エージェントの正確性、公平性、安全性を確保します。
-
[Preview (プレビュー)] を選択します。これにより、現在の設定が保存され、ライブテストモードに切り替わります。
- エージェントにプロダクトギャップのケースを作成させてみます。最も効果的なのは、エージェントにしてもらいたいことを明確に具体的に指示することです。次のいずれかの例をコピーして、チャットを開始できます。
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Log a product gap for the Trailhead Escape Room badge. Bring it back!(Trailhead Escape Room バッジのプロダクトギャップを記録してください。復活させます!) -
Product gap for a new business unit. We’re expanding!(新しいビジネスユニットのプロダクトギャップ。拡大する予定です!) -
I want to automate the bookings process. Please log a gap.(予約プロセスを自動化したい。ギャップを記録してください。)
- エージェントから名前とメールアドレスを尋ねられた場合は、Sofia Rodriguez、sofiarodriguez@example.com と入力します。

テストはうまく行きました。ただし、Sofia がエージェントにキャンバスを作成するように要求すると、エラーが発生しました。Salesforce 組織でテストしているため、当然のことです。これは Slack で行う必要があります。
エージェントを Slack に接続する
エージェントに商品管理のユースケースのすべてのサブエージェント、アクション、ガードレールを設定した後、Sofia は Salesforce でエージェントと Slack の接続を確立します。Challenge では確認しませんが、エージェントを Slack にリリースしてバッジを獲得するために重要なステップです。
- エクスプローラーで Product Management (商品管理) エージェントを開いていない場合は、Agentforce スタジオで選択します。
- [Connections (接続)] セクションにカーソルを合わせ、[+] を選択します。
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[Add connections (接続を追加)] を選択します。
- [Slack] ボックスで [Select (選択)] ボタンを選択します。
![[Add Connection (接続を追加)] モーダルには、拡張チャット、メッセージング、Slack など、エージェントのリリース先となる複数のチャネルのオプションが表示されます。](https://res.cloudinary.com/hy4kyit2a/f_auto/fl_lossy/q_70/learn/modules/agentforce-configuration-for-slack-deployment/configure-a-slack-agent-in-salesforce/images/ja-JP/59b2f411d367f5c241ff7079a35a2b99_kix.422hh5frc08f.png)
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[Add to Agent (エージェントに追加)] を選択します。Agentforce Builder インターフェースに戻り、エージェントが Slack で使用できるようになったことを示すメッセージが表示されます。
接続を保存すると、関連付けられた Slack OrG にこのエージェントを利用できるようになります。
エージェントを有効化する
エージェントを有効化したら、ユーザーは共有されている場所からすぐにエージェントにアクセスできるようになります。
- Agentforce Builder で [Commit Version (バージョンを確定)] を選択して、確認モーダルを開きます。
-
[Commit Version (バージョンを確定)] を選択します。
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[Activate (有効化)] を選択して、準備モーダルを開きます。
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[Activate (有効化)] を選択します。
- 戻る矢印を選択して Agentforce Builder を終了します。
稼働しているエージェントを変更する (たとえば、トピックやアクションを追加または削除する) には、まず無効化する必要があります。それにより、エージェントの進行中の機能を中断せずに更新を行うことができます。必要な変更を行ったら、エージェントを再び有効化して新しい設定を適用できます。
ユーザーにアクセス権を付与する
これでエージェントを使用する準備が整いました。次に、ユーザーにエージェントを使用するための権限を付与します。Slack では、この組織で設定したアクセス権がデフォルトで適用されます。
この権限は、権限セットを使用して付与することをお勧めします。このシナリオでは、[Access Agents (エージェントへのアクセス)] 権限セットがすでにユーザーに割り当てられています。この権限セットに新しいエージェントを追加しましょう。
- [設定]に移動します。
- [Quick Find (クイック検索)] で [Permission Sets (権限セット)] を検索して選択します。
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[Access Agents (エージェントにアクセス)] に移動して選択します。
- [Apps (アプリケーション)] で [Agent Access (エージェントアクセス)] を探して選択します。
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[Edit (編集)] を選択します。
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[Product Management Agent (商品管理エージェント)] を [Enabled Agents (有効なエージェント)] リストに追加します。
-
[Save (保存)] を選択します。
次の単元では、Slack にエージェントをリリースします。Slack にはこの組織で設定した権限が適用されるため、リリースが完了するとエージェントに直接アクセスできるようになります。
