AI を使用してテストを生成する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

AI を使用してテストケースを生成する。
Agentforce テストセンターで一括テストを実行する。

メモ

日本語で受講されている方へ
Challenge は日本語の Trailhead Playground で開始し、かっこ内の翻訳を参照しながら進めていってください。Challenge での評価は英語データを対象に行われるため、英語の値のみをコピーして貼り付けるようにしてください。日本語の組織で Challenge が不合格だった場合は、(1) この手順に従って [Locale (地域)] を [United States (米国)] に切り替え、(2) [Language (言語)] を [English (英語)] に切り替えてから、(3) [Check Challenge (Challenge を確認)] ボタンをクリックしてみることをお勧めします。

翻訳版 Trailhead を活用する方法の詳細は、自分の言語の Trailhead バッジを参照してください。

AI によってテストを生成する

多様性と拡張性が高いテストシナリオセットを手動で作成するのは、時間がかかる複雑な作業です。Agentforce テストセンターにはその解決策があります。AI を使用して、テストケースとして使用するエージェントのトピックとアクションに基づいて、簡単に数百もの合成インタラクションを生成できます。これによって、エージェントはさまざまなお客様とのやり取りを正確に処理できるようになります。

生成されたテストを自動的に並列で実行し、エージェントがどのトピックやアクションを選択したかを確認できます。そこから、必要に応じてエージェントへの指示やガードレイルを調整することを繰り返すことで、多数の会話のさまざまなバリエーションを手動でテストする場合に失われる時間を節約できます。その結果、より短時間でテストを実行でき、信頼できるエージェントをより早く作成し、確信を持ってリリースできます。

高品質なテストケースデータセットには次の 3 つの品質属性があります。

量: さまざまなシナリオやエッジケースを包括的に網羅する十分な数のテストケース。
多様性: AI エージェントの適応力を実際的なユースケースでテストする幅広い入力、コンテキスト、バリエーション。
品質: AI エージェントの目的に沿って明確に定義された正確で関連性の高いテストケース。

この単元を完了するには、前の単元で作成した特別な Developer Edition 組織を使用する必要があります。ステップごとの手順を完了したら、ページ下部の [Challenge を確認して 500 ポイントを獲得] をクリックします。

一括テスト

Agentforce テストセンターにアクセスするには 2 つの方法があります。直接アクセスする方法は前の単元ですでに使用しました。Agentforce Builder の [Batch Test (一括テスト)] ボタンでも Agentforce テストセンターに直接移動できます。それを試してみましょう。

重要!

テストを実行すると、要求とクレジットが消費されます。「テストセンターに関する考慮事項」を参照してください。
エージェントのテストによって CRM データが変更される可能性があります。問題を避けるため、Agentforce テストセンターは Sandbox 環境でのみ使用してください。

[Setup (設定)] の [Quick Find (クイック検索)] ボックスで [Agentforce Agents (Agentforce エージェント)] を検索して選択します。
[Einstein Copilot] または [Agentforce (Default) (Agentforce (デフォルト))] をクリックします。
[Open in Builder (ビルダーで開く)] をクリックします。
[Batch Test (一括テスト)] をクリックします。これにより新しいタブで Agentforce テストセンターが開き、[New Test (新規テスト)] ウィンドウが開き、[Einstein Copilot - v1] または [Agentforce (Default) - v1 (Agentforce (デフォルト) - v1)] がすでに選択されています。
[Test Name (テスト名)] に Generated Test Agentforce v1 (Agentforce v1 の生成済みテスト) と入力します。
[Description (説明)] に Test cases for Agentforce to verify account summaries and details (取引先の概要と詳細を検証するための Agentforce 用テストケース) と入力します。
[次へ] をクリックします。
[次へ] をクリックします。
[Generate test cases based on topics and actions (トピックとアクションに基づいてテストケースを生成する)] を選択します。
[Number of test cases (テストケースの数)] は [20] のままにします。
[Test Case Description (テストケースの説明)] には、Generate realistic inquiries that customers might ask about their user account, orders, and other general questions about products (お客様がユーザーアカウントや注文について尋ねる可能性のある現実的な問い合わせや、商品についてのその他の全般的な質問を生成します) と入力します。ここでは、これらのテストケースのうちポジティブとネガティブの数を定義して、テストケースの多様性を高めることもできます。
[Select the topics for your test cases (テストケースのトピックを選択)] では、すべてオンのままにします。作成するテストごとに異なるトピックを選択できることを覚えておいてください。
[次へ] をクリックします。