実装後の活用

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

• さまざまなデジタルチャネルでの　Marketing Cloud Advertising ユースケースを識別する。
• Marketing Cloud Advertising を使用して「常にオン」ジャーニーを作成する。

目標の達成

実装した Marketing Cloud Advertising を、会社の短期および長期目標の達成に役立てることができます。Marketing Cloud Advertising をうまく使用する方法をいくつか紹介します。  

Stephen Covey 著『7 つの習慣-成功には原則があった!』の第二の習慣は「目的を持って始める」です。長期的な目標は圧倒されることもあるため、短期的な成果に焦点を合わせ、長期的な成功に向けた正しい道を進みます。

1. 有料検索カテゴリで現在の顧客を連絡禁止にします。すべての顧客に広告を送信するのを止め、他のチャネルでメッセージをまだ表示していない対象顧客のみに送信します。
2. 最初に既存のデータを使用します。会社全体のデータ戦略を作成し、顧客に関する既知の既存データすべて (マーケティングエンゲージメント、CRM データ、ソーシャルメディアデータなど) を考慮します。
3. プリファレンスとアクションに基づいて顧客とエンゲージします。キャンペーンごとに顧客中心のパーソナライズされた戦略を策定します。よくわからない場合は、プリファレンスセンターを作成し、そのデータに基づいて顧客とやりとりします。
4. 自動化する現在のキャンペーンを 1 つ選択します。「常にオン」プログラムまたはジャーニーでは、マーケター側の作業はほとんどまたはまったくなしで、オーディエンスがキャンペーンを進みます。メディア予算の 30% をこの種のキャンペーンに使用する状態を目指します。

「常にオン」マルチチャネルジャーニーの例を確認しましょう。

「常にオン」ジャーニー

別れはつらいものです。Cloud Kicks の Linda は、離れていった顧客の気持ちをもう一度呼び覚ますか、少なくとも友好的に別れたいと考えています。Cloud Kicks のウィンバック (復活) 戦略を確認しましょう。

Linda は、このプロセスを自動化して条件を満たす顧客が直接ジャーニーに追加されるようにし、マーケティングチームによる関与をほとんどまたはまったくなくしたいと考えています。Journey Builder のジャーニーで、未エンゲージの過去の購入者に対する 3 回目のリーチ試行に分岐を追加します。 

Cloud Kicks のマーケティングチームは、Linda が構築した結果を受け、いつでもテストしてアクティブ化できる状態です。その前に、ウィンバックキャンペーンについて次のヒントを確認します。

• コンテンツを確認する
  • 適宜パーソナライズを使用する
  • メッセージ全体をウィンバックオファー専用にし、単刀直入に購読者にエンゲージを求める。
  • 購読者にプリファレンスを更新する機能を提供する。
  • 関与し続けることの利点を明確に伝える。
• ジャーニーをテストする
  • クリエイティブ、件名行をテストする。
  • 広告に加え、SMS など他のチャネルをテストする。
  • さまざまなオファーをテストする。

任せてリラックス

Marketing Cloud Advertising の実装およびウィンバックジャーニーのテストとアクティブ化が終わりました。Linda とチームはくつろいでリラックスし、「常にオン」ジャーニーが代わりに稼働しています。まだ 1 時間ほどですが、順調です。 

リソース

• Trailhead: マーケティングのベストプラクティスの学習
• Salesforce Research: State of the Marketing, 8th Edition (マーケティングの現状 第 8 版) (ダウンロード)