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エンタープライズテリトリー管理のパフォーマンスの最適化

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • エンタープライズテリトリー管理の使用中にパフォーマンスを向上させる複数の方法を挙げる。
  • 下位テリトリーを効率的に割り当てる方法を説明する。
  • 割り当てルールの効果的な検索条件を定義する方法を説明する。
  • 取引先の更新時に割り当てルールをトリガするかどうかを決める。

概要

時間が経つのは速いものです。並外れた Salesforce システム管理者である Maria Jimenez が、Ursa Major Solar 社でエンタープライズテリトリー管理を設定してから、はや数か月が経ちました。誰が何を処理しているのかを非常に簡単に把握できるようになったため、彼女の営業チームは予想以上の成果を挙げています。

夜遅くにワークステーションで忙しくしている Salesforce システム管理者の Maria Jimenez

最近、Ursa Major は Copricorn Solar という競合企業を買収しました。Maria は残業をして Capricorn の営業テリトリー、取引先、担当の処理にあたっています。特に心配なのは、システムのパフォーマンスです。具体的には、有効なテリトリーモデルに加える変更が多いことと、維持するテリトリーの数が多くなることを気にしています。できる限り効率的に機能を動作させるために、本腰を入れて高度なスキルを習得する必要があります。

この単元では、パフォーマンスの最適化に関する Maria の質問に答えていきます。では始めましょう。

ヒント

ヒント

このモジュールを最大限に活用するために、このトレイルの「Territory Management Basics (テリトリー管理の基本)」モジュールと「Territory Management Best Practices (テリトリー管理のベストプラクティス)」モジュールを先に完了することをお勧めします。また、Salesforce システム管理者として、エンタープライズテリトリー管理の使用経験が 2 か月以上あると理解しやすいでしょう。

過度なルール評価を避ける

Maria が最初にしなければならないのは、Capricorn の上位テリトリーを Ursa Major の有効なテリトリーモデルのテリトリー階層に追加することです。2 番目は、取引先をそれらに割り当てることです。Maria は、取引先割り当てルールに関連するパフォーマンスの問題をどうしたら最小限に抑えることができるだろうかと考えています。

Salesforce では、継承されたルールを下位テリトリーに適用することをお勧めします。

上位テリトリーをテリトリー階層に追加する場合、最良なのは継承された取引先割り当てルールを下位テリトリーに適用することです。各テリトリー階層ブランチを個別の「ツリー」として定義すると、同じレベルにある「同階層」が相互に排他的になります。そうすると、ルールエンジンでは必要な階層ブランチ以外は評価されなくなり、パフォーマンスが向上します。

[下位テリトリーへの適用] が選択された割り当てルール

継承されたルールを適用するには、割り当てルールの詳細ページで [下位テリトリーへの適用] をクリックします。

アクセスレベルの不要な再適用を避ける

Capricorn のテリトリー構造に対応するために、Maria は有効なテリトリーモデルにかなりの変更を加える必要があります。パフォーマンスに影響を与えずに、テリトリーを他の上位テリトリーに再割り当てする最良の方法は何でしょうか?

Salesforce では、最初にテリトリー階層の最下位レベルで変更を行い、1 つずつ上の階層レベルに移動していくことをお勧めします。この方法を使用すると、同じ階層の取引先、商談、取引先責任者、ケースへのアクセスレベルを再適用する必要がありません。

最下位レベルが強調表示されたテリトリー階層

メモ

メモ

このアプローチは計画フェーズのテリトリーモデルには必要ありません。

割り当てルールで効果的な検索条件を定義する

Maria は Capricorn の取引先の新しい割り当てルールで検索条件を定義する準備が整いました。パフォーマンスの問題を軽減すること踏まえたベストプラクティスは何でしょうか?

Salesforce では、文字列項目ではなく、数値項目に対する条件を定義することをお勧めします。また、数値条件をテキストとして定義することは避けてください。

文字列項目の演算子では大文字と小文字が区別されず、パフォーマンスに影響する可能性があります。そのため、文字列項目の条件を定義する代わりに、数値項目の条件を定義することを検討してください。

また、テキストとして定義された数値項目はパフォーマンスを低下させます。したがって、たとえば従業員数の検索条件では、「one thousand」ではなく「1000」と入力します。

従業員数が 1,000 を超える数値検索条件が指定された割り当てルール

割り当てルールの制限を保つ

Maria が Capricorn の取引先の割り当てルールを定義していくなかで、さらにいくつかの推奨事項があります。

割り当てルールを定義するときには、できるだけ制限を厳しくします。たとえば、OR 条件を多く使用することは避けます。そうすると、テリトリーに過剰な数の取引先は割り当てられません。

100 ~ 200 万ドルの収益の検索条件が指定された割り当てルール

パフォーマンスを向上させるには、次の比率を反映する検索条件を作成します。
  • 1 つのレコードに関連付けられているレコード数が 10,000 を超えると、パフォーマンスの効率が低下する可能性があります。たとえば、テリトリーに 12,000 件の取引先が割り当てられているのは、おそらく多すぎです。
  • テリトリー数と割り当てユーザ数の比率は、3 : 1 というのが経験則です。
  • テリトリーに 1,500 人以上のユーザを追加する必要がある場合、[設定] は使用しないでください。ユーザとテリトリー間の割り当ては、API を使用して管理します。

割り当てルールを不要なときに実行するのを避ける

[保存時にこの取引先をテリトリールールに照らして評価する] オプションについてよく知っている Maria は、Capricorn の取引先に使用すると時間を節約できないだろうかと考えています。

これは慎重に行うことをお勧めします。

取引先が更新されたときに取引先割り当てルールが実行されるように Salesforce を設定することができます。

  • 取引先の編集ページで設定する場合は、[保存時にこの取引先をテリトリールールに照らして評価する] を選択します。
  • API を使用して設定する場合は、SOAP API または REST API の更新呼び出しで適切なヘッダーパラメータを設定します。

ただし、Salesforce では、更新された取引先が 1 つだけでも、すべての取引先で割り当てルールが実行されるため、パフォーマンスに影響する可能性があります。パフォーマンスの低下を避けるために、これらの方法は慎重に使用してください。

[保存時にこの取引先をテリトリールールに照らして評価する] が選択解除された取引先ページの編集

ヒント

ヒント

会計期間を通してテリトリーと取引先間の割り当ての安定を保つには、取引先ページレイアウトに追加するカスタム項目の割り当てルール属性を複製します。次に、元の項目はこれまでどおりに使用しながら、ルール定義でこのカスタム項目を使用します。このようなに設定すると取引先属性が制御されるので、割り当ては安定した状態を保ちます。

Maria はパフォーマンスの最適化とエンタープライズテリトリー管理について多くのことを学びました。Maria には休憩が必要です! あなたはその間に自分を知識をテストしてください。