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予測を確認して調整する

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 予測データを絞り込む。
  • 予測結果を調整する。

排出量予測に関するインサイトを取得する

ここでは、Sam が予測結果を確認して分析します。Net Zero Cloud アプリケーションの Lightning コンソールのドロップダウンリストから、[高度な取引先販売予測セットパートナー] を開きます。続いて、最新の予測レコードをクリックして、[高度な販売予測] ページを開きます。予測グリッドに予測が表示されます。

[高度な販売予測] ページの予測結果。

Sam は特定の基準グループの基準を表示するよう選択できます。次に、排出活動と期間という 2 つの条件に基づいて予測データを絞り込むことができます。Sam は試してみることにします。

  1. 検索条件 をクリックします。
  2. [排出活動] で、[スコープ 3 出張] を検索して選択します。
  3. [期間] に、[現在の期間] を選択します。
  4. [適用] をクリックします。[スコープ 3 出張] と [現在の期間] を検索条件として選択。

予測グリッドが更新され、[スコープ 3 出張] 排出活動の基準のみが表示されます。順調です! 

[高度な販売予測] ページの [スコープ 3 出張] 排出活動データ。

続いて Sam は、Safiya が「Net Zero Cloud Analytics の設定」モジュールで設定した Climate Action ダッシュボードを確認することにします。

Sam は Net Zero Cloud のホームページから [Climate Action] ダッシュボードを開き、[Carbon Emission Forecast (炭素排出量予測)] タブに移動して、予測と目標のグラフを表示します。 

全体的な排出量が表示されている [Climate Action] ダッシュボードの [Carbon Emission Forecast (炭素排出量予測)] タブ。

NTO では、スコープ 3 出張に関連する将来の排出量の削減を目的とする事業改善計画を作成しています。Sam は予測結果をこの改善策に反映させるために、[スコープ 3 出張] 排出活動の基準のみが表示される予測グリッドに戻り、関連する値を更新します。

[高度な販売予測] ページの [計画済み事業排出削減] 基準の編集済みの値。

実際の排出量データまたは編集可能な基準を変更したときは、排出量予測の計算ジョブを実行して、変更された値に基づいて排出量を再計算する必要があります。 

予測を高い頻度 (四半期ごとなど) で再計算する必要のある場合があり、こうした調整は珍しいことではありません。 

以下は、編集可能な基準のリストです。

基準 基準種別

収益

ビジネス評価指標

雇用総数

延床面積 (sqft)

調達支出

予測再生可能エネルギー消費割合 (%)

予測

予測排出原単位削減割合 (%)

予測排出量上書き (tCO2e)

計画済み事業排出削減 (tCO2e)

計画済みサプライヤー排出削減 (tCO2e)

計画済みカーボンクレジット (tCO2e)

カーボンクレジット関連

カーボンクレジットコスト (tCO2e あたりの USD)

基準の完全リストについては、「基準種別」を参照してください。

メモ

期間グループ定義を変更したときは、最初に排出量予測の再初期化ジョブ、次に排出量予測の計算ジョブを実行して、予測グリッドを再初期化する必要があります。

そこで、Safiya は排出量予測の計算ジョブを実行して、この処理を終了します。Sam が更新された結果を確認し、Safiya にお礼を述べます。 

次の単元では、Safiya が Net Zero Cloud で予測がどのように計算されるのかを理解します。 

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