進行状況の追跡を始めよう
Trailhead のホーム
Trailhead のホーム

Winter '20 の新機能の学習

学習の目的

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • 取引先チームのカスタマイズによってチームセリングのサポートを向上させる。
  • プロセスビルダーによって取引先チームを自動作成する。
  • Lightning Experience で取引先および商談チームの誰が何を見られるかを制御する。
  • 取引先責任者の役割のカスタマイズによって追跡とレポートを向上させる。
  • メールテンプレートに署名を追加する。
  • 承認プロセスの制限の緩和について理解する。
  • 項目の参照を確認し、それを使用してレポートを検索する。

Salesforce 認定資格 — 特別更新ポリシー

現在 Salesforce アドミニストレーター資格を保有している場合、その更新期日として以前にお知らせした 4 月 10 日までにこのモジュールを修了しなくても認定資格が維持されます。つまり、現在の Salesforce 認定資格がそのまま次回のリリースサイクルに継続されます。

資格保有者が行うべき手続き等はなく、期限が切れることがありません。2020 年 4 月 10 日に各自の認定資格の状況が更新されます。また、状況が更新された時点でお知らせメールを送付します。

もちろん、皆さんが最新のスキルを維持し、最新の機能について習得したいと考えていることを私たちは理解しています。このモジュールには、Winter '20 リリースに関する貴重な情報が詰まっており、期限を気にせず取り組むことができます。Winter '20 では多数の機能が強化されています。その中でも重要なものについて説明します。

取引先チームのカスタマイズによるチームセリングのサポート向上

新機能

チームセリングには複雑な取引先リレーションが関与します。そうしたリレーションを Salesforce でより適切に管理できるようになりました。取引先チームレイアウトにカスタム項目、ボタン、リンクを追加することで、より多くの情報を収集できます。入力規則、Apex トリガ、プロセスビルダー、ワークフロールールで取引先チームを使用すれば、データをクリーンに保ち、手動でのデータ入力を最小限に抑えることができます。また、取引先チームのレポートを作成することもできるようになりました。

そのしくみ

[取引先チームメンバー] ページおよび [取引先チームメンバーの追加] 複数行エディタでカスタム項目、ボタン、およびリンクを使用します。たとえば、各チームメンバーの参加の開始日と終了日を追加することで、取引先管理が徐々に容易になります。

カスタム項目 [Start Date (開始日)] と [End Date (終了日)] を含む [取引先チームメンバー] ページ

カスタム項目 [Start Date (開始日)] と [End Date (終了日)] の列を含む [取引先チームメンバーの追加] 複数行エディタ

[取引先チーム] 関連リストにカスタムボタンを追加することもできます。

[Account Hierarchy (取引先階層)] という表示ラベルのカスタムボタンを含む [取引先チーム] 関連リストLightning Experience では、ユーザが 1 人または複数の取引先チームメンバーを作成または編集するか、チームの全メンバーを削除するか、デフォルトの取引先チームを追加するときに、入力規則と Apex トリガが適用されます。Salesforce Classic では、入力規則と Apex トリガはスキップされます。

オブジェクトマネージャに [取引先チームメンバー] が追加されて、カスタムボタン、リンク、および項目を取引先チームメンバーレイアウトに追加できるようになりました。

オブジェクトマネージャの [取引先チームメンバー]

取引先チームメンバーオブジェクトは、ワークフロールールを作成するときにも使用できます。

取引先チームメンバーオブジェクトが選択された、ワークフロールールの作成のステップ 1

プロセスビルダーによる取引先チームの自動作成

新機能

チームメンバーを取引先に追加するためのプロセスアクションを設定します。また、取引先チームメンバーレコードの作成時または編集時に実行するようにプロセスを設定することもできます。

そのしくみ

組織で取引先チームが有効化されている場合、プロセストリガを設定する際に取引先チームメンバーオブジェクトを使用できます。

オブジェクトマネージャの [取引先チームメンバー]

取引先チームメンバーオブジェクトは、[レコードを作成] アクションと [レコードを更新] アクションでも使用できます。

ユーザを取引先所有者のマネージャに設定して取引先チームメンバーレコードを作成するプロセスアクション

Lightning Experience で取引先および商談チームの誰が何を見られるかを知る方法

新機能

チームがコラボレーションする場合は、取引先や商談、そして関連するレコードを誰が表示または編集できるかを知っておいた方が効果的な作業が行えます。Lightning Experience で作業を行うチームは、他のチームメンバーによるレコードへのアクセス権について知ることができます。以前は、チームメンバーのアクセスは Salesforce Classic でしか表示できませんでした。

そのしくみ

[チームメンバーのアクセス権] アクションによってウィンドウが開き、各チームメンバーが編集または表示できるレコードが表示されます。各チームメンバーの最大アクセス権が表示されます。これは、取引先や商談に対して付与されているアクセス権とは異なる場合があります。

商談の関連リストにおける [チームメンバーのアクセス権] アクション

取引先チームの場合、このウィンドウには、取引先と関連するケースや商談に対する各メンバーのアクセス権が表示されます。取引先責任者の組織の共有設定が [親レコードに連動] の場合、ウィンドウには関連取引先責任者へのアクセス権も表示されます。

取引先と関連する商談やケースに対する各メンバーのアクセス権が表示された [チームメンバーのアクセス権] ウィンドウ

商談チームの場合、ウィンドウには、商談に対する各メンバーのアクセス権が表示されます。

商談の [チームメンバーのアクセス権] ウィンドウ

カスタマイズ可能な取引先責任者の役割による追跡とレポートの改善

新機能

取引先責任者の役割のカスタマイズオプションを使用すると、柔軟に収益を追跡して、役割、役職、個人に割り当てることができます。カスタム項目とページレイアウト、入力規則、Apex トリガを使用して、取引先責任者の役割を、特定のセールスおよびレポートプロセスに合わせて設計できます。役職や役割などの新しいデータをキャプチャして、営業担当がより効率的に適切な取引先責任者を対象に設定できるように役立てることができます。

そのしくみ
取引先責任者の役割をカスタマイズしてデータをキャプチャおよび追跡すると、リードの取引開始、キャンペーン、取引先責任者の役割などに基づいて ROI と収益をレポートできます。意思決定者などの特定の役割 (1) から、または取引先責任者に変換されたリードから収益と商談成立率への影響が表示されます。

たとえば、非営利組織は、「個人支援者」というカスタムの取引先責任者の役割を作成して、個人支援者からの寄付を直接追跡可能にすることができます。非営利組織は、寄付金額や取引先責任者の変更に基づいて、最良の支援者を識別してお礼のメールやその他のコミュニケーションを送信するトリガを設定できます。

取引先責任者の役割オブジェクトの編集画面。#1 ロール、 #2 キャンペーン、#3 取引先スコア

カスタムの取引先責任者の役割レコードは、取引先責任者をキャンペーンベースのマーケティングの対象に設定する場合にも役立ちます (2)。収益、商品への関心、スコアリングデータなどキャプチャした新しいデータを使用して (3)、対象を絞ったキャンペーンの候補をより効果的に識別することができます。

トリガは、取引先責任者の役割が変わったときの情報や項目の更新など、営業担当のための内部アクションを起動できます。入力規則を使用すると、営業担当が必要な取引先責任者の役割を商談に入力したことを確認できます。

[設定] でオブジェクトマネージャに移動し、[クイック検索] ボックスに「取引先責任者の役割」と入力します。[取引先責任者の役割] オブジェクトマネージャで、カスタム項目、ボタン、およびリンクの作成、カスタムページレイアウトの設計、トリガと入力規則の設定を行います。

メールテンプレートへの署名の追加

新機能

メールテンプレート作成者は、新しい {{{Sender.Signature}}} 差し込み項目を使用して、送信者の既存の署名をメールテンプレートに含めることができます。この項目は、差し込み項目ピッカーが存在する任意の場所 (メール、リストメール、拡張レターヘッドなど) で使用できます。

そのしくみ

ユーザは、[私のメール設定] で署名を設定します。

承認プロセスの制限緩和

新機能

お客様から、オブジェクトごとの承認プロセスを増やしてほしいというご要望があり、実際に承認プロセスの使用数は増え続けています。そこで、承認プロセスの制限を緩和し、増加できる余地を設けました。組織当たりの承認プロセス数は、有効件数が 1,000 件、総数が 2,000 件まで可能になりました。各オブジェクトの承認プロセス数は、有効件数が 300 件、総数が 500 件まで可能です。

項目の参照の確認とそれを使用したレポートの検索

新機能

ボタンをクリックするだけで、数式、レイアウト、Apex クラスの参照などのカスタム項目への参照を編集前に表示できます。カスタム項目の詳細ページで、[使用場所] をクリックして、項目が使用されている場所と項目への変更が表示される場所を表示します。この情報を使用して、数式や他のコンテキストで、項目を使用する他のユーザに変更を知らせます。このリリースでは、レポートのサポートが追加されました。

そのしくみ

「設定の参照」権限を持つシステム管理者がカスタム項目の使用場所を確認できます。

ページのボタンの場所。

[使用場所]をクリックすると、項目参照の詳細が表示されます。

項目参照のサンプルページ。

このリストには次の参照が含まれます。

  • 入力規則
  • レイアウト
  • 数式項目
  • Visualforce ページ
  • Apex クラス
  • Apex トリガ
  • メールテンプレート (Salesforce Classic、テキストベース)
  • 項目セット
  • フロー (クエリ)
  • Lightning コンポーネントのマークアップ (属性)
  • プロセスビルダー (条件)
  • URL ボタン (数式)
  • Lightning ページ (単一関連リスト)
  • ルックアップ検索条件 (ルックアップと主従関係)
  • レポート (列)
メモ

メモ

レポートがリストに表示されるようにするには、項目がレポートの列として使用されている必要があります。レポートの検索条件、グルーピング、またはカスタム集計項目への参照は表示されません。

参照表示ラベルをクリックすると、レイアウト、数式、その他の参照の設定が表示されます。参照表示ラベルは、参照の既知の設定ページがある場合にのみ詳細情報にリンクされます。たとえば、レポート名はレポート設定にリンクされます。ただし、フロー内で作成された条件数式はフロー設定にリンクされません。

登録者組織では、管理パッケージ内の参照は結果のリストには含まれません。たとえば、数式で参照されている数値項目があるとします。その項目をパッケージに追加して登録者組織にパッケージをインストールした場合、登録者組織の項目参照の詳細ページには、この数値項目が数式項目で参照されていることが示されません。

ただし、登録者組織に管理パッケージをインストールした後に作成した新しい参照は表示されます。たとえば、管理パッケージをインストールした後にその数値項目を登録者組織の別の数式に追加した場合、その新しい参照が表示されます。

リソース