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アクティベーションセンターを使用する

メモ

Datorama は Marketing Cloud インテリジェンスと呼ばれるようになりました。

この単元を完了すると、次のことができるようになります。

  • アクティベーションセンターのしくみを説明する。
  • アクションを作成する。
  • アクションルールを作成してトリガーする。

アクティベーションセンターとは?

Marketing Cloud インテリジェンスアクティベーションセンターではデータに基づくアクションを実行できるため、時間を一切無駄にせずに、インサイトをリアルタイムの最適化に結び付けることが可能です。 

アクティベーションセンターを使用すると、Marketing Cloud インテリジェンスのデータを Slack、Facebook 広告、Twitter 広告、Google 広告などの多くのプラットフォームに接続できるだけでなく、さらに Webhook と Python を使用してカスタムアクションを作成することもできます。また、キャンペーン、広告グループ、クリエイティブに基づいて自動的にアクションをトリガーして、コードではなくクリック操作だけでデータに基づく最適化も行えます。 

アクティベーションセンターには 2 つのツールセットが用意されています。

  • アクション: 1 つのアクションを設定します。たとえば、レポートチャネルへの Slack メッセージの送信、Facebook でのキャンペーンの一時停止、カスタムの動的メールの送信などです。
  • アクションルール: 作成したアクションをトリガーするメカニズムを定義します。1 つのアクションルールで複数のアクションをトリガーできます。

どちらのツールも、他の重要な作業に時間を割くことができるように設計されています。では始めましょう。

アクションを作成する

このモジュールでは、受講者が Marketing Cloud インテリジェンスユーザーで、アクションとアクションルールを作成するための適切な権限を有しているものと想定しています。けれども、Datorama ユーザーでなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でどのように手順を実行するのかを学習しましょう。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground では Marketing Cloud インテリジェンスを使用できません。

アクティベーションセンターを使用して自動アラートを設定する方法を見ていきましょう。この例では、選択されたキャンペーンが クリックあたりのコスト (CPC) のしきい値を超えると、社内の関係者グループにアラートが送信されます。

Marketing Cloud インテリジェンスでアクションを作成するには、[分析 & 活用] タブに移動して、[アクティベーションセンター] をクリックします。[アクション] を選択して、[新規作成] をクリックします。すべての実行可能なアクションのリストが表示されます。アクションごとに設定が若干異なります。この例ではメールアクションを使用するので、[メール] を選択しましょう。

[アクション] タブと [メール] アクションが強調表示されている Datorama プラットフォーム

メールアクション設定画面はカテゴリに分類されており、アクションを設定できるようになっています。 

まずは、アクションの定義から始めます。

[名前]、[デスティネーション]、[内容] が強調表示されている [Create new Email Action (新しいメールアクションの作成)] 画面

簡単に見分けられるように、アクションにわかりやすい名前を付けます (1)。メールアラートの受信者を設定します (2)。メールの件名を入力し (3)、メール本文のテキストを入力します (4)。 

メモ


メールの本文では、データから動的クエリを作成して、クエリセクションに入力されたディメンションとメジャメントを含めることができます。メールに含めるには、中括弧 {} を使用して、関連フィールドを選択するだけです。

 設定ページの次は、クエリ設定です。
展開された [Query settings (クエリ設定)] が強調表示されている [Create new Email Action (新しいメールアクションの作成)] 画面

[Query settings (クエリ設定)] で、メールアラートに含める関連するディメンション (1) とメジャメント (2) を追加します。この例では、[日]、[キャンペーン名]、[CPC] を追加します。ディメンションとメジャメントでは、このアラートの関連するコンテキストが関係者に提供されます。また、並び替え基準となるエンティティを選択したり (3)、並び替え方法を変更したり、取得する結果数を定義したりすることもできます (4)。最後に、結果の表示方法を定義します (5)。


アクションを定義したら、[Create Action (アクションを作成)] をクリックしてアクションを保存します。  

アクションルールを作成する

アクションを作成したら、アクションルールと呼ばれるアクションをトリガーする条件を定義します。手順は次のとおりです。

Marketing Cloud インテリジェンスで、[分析 & 活用] タブを選択して、[アクティベーションセンター] をクリックします。[アクションルール] 選択し、[新規作成] をクリックします。

アクションルールを定義するためのフォームが表示されます。

番号が付けられた [Create New Action Rule (新しいアクションルールの作成)] 画面

まず、アクションルールにわかりやすい名前を付け (1)、先ほど作成したアクションを選択します (2)。アクションのトリガーを時間ベースまたはイベントベースのどちらにするかを定義します (3)。この例では、イベントベース (CPC が $0.50 を超えるたび) でアクションがトリガーされるように設定します。最後に、状態を確認する頻度を設定します (4)。ここでは、毎朝午前 9 時に設定しましょう。

最後のセクションでは、必要に応じてルールにフィルターを追加できます。たとえば、追跡する特定のキャンペーンを選択したり、さらに KPI のしきい値を設定したりします。 

完了したら、[Create Action Rule (アクションルールを作成)] をクリックします。

アクションルールを手動でトリガーする

アクションルールを手動でトリガーする必要がある場合は、いくつかの方法で行うことができます。1 つ目の方法は、[アクションルール] 管理画面で、トリガーするルールをクリックして、[実行] をクリックします。

ルールと [実行] ボタンが強調表示されている [アクションルール] 画面

別の方法として、ウィジェットからアクションルールをトリガーすることもできます。 

ダッシュボードページが開き、ウィジェット内のデータにマウスポインターを置いて、アクションアイコンをクリックすると、アクションをトリガーする方法が表示さる

ウィジェットでデータにマウスポインターを置いて (1)、ディメンションでオプションメニューにマウスポインターを置きます。[アクション] アイコンをクリックし (2)、トリガーするアクションを選択します (3)。

まとめ

このように、アクティベーションセンターには、キャンペーン、広告グループ、クリエイティブに基づいてアクションをトリガーするために必要なツールが用意されています。これで、作業がはかどりますね。 

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