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アクションプランのための組織の準備

学習の目的

このモジュールを完了すると、次のことができるようになります。

  • アクションプランの権限を設定する。
  • ToDo の状況のレポートと状況値を設定する。

このモジュールでは、受講者が Salesforce システム管理者で、アクションプランを設定する適切な権限を有するものと想定しています。けれども、システム管理者でなくても大丈夫です。このまま読み進み、本番組織でシステム管理者がこれらの手順をどのように実行するのかを確認します。Trailhead Playground で次の手順を実行しないでください。Trailhead Playground ではアクションプラン機能を使用できません。

権限、権限...

Matt は、ユーザーがアクションプランの詳細 (ToDo 所有者や期日など) を管理し、既存のテンプレートからアクションプランを起動できるようにしたいと考えています。そのためには、ユーザーがアクションプラン機能にアクセスできるように権限を設定します。Matt は、最初は小規模に、ウェルスマネージャーの Ryan とクライアントアソシエートの Srilakshmi だけにアクションプランの権限セットを割り当てることにします。

メモ

メモ

アクションプラン権限セットを Cumulus Bank ユーザーに割り当てるには、まず Financial Services Cloud ライセンスをユーザーに付与する必要があります。

Matt は次の手順で Ryan と Srilakshmi に権限を付与します。

  1. 設定 をクリックして、[設定] をクリックします。
  2. [設定] から、[クイック検索] ボックスに users (ユーザー) と入力し、[ユーザー] を選択します。
  3. ユーザーのレコードをクリックします。Matt は [Ryan Dobson] を選択します。
  4. [権限セットの割り当て] にカーソルを置き、[割り当ての編集] をクリックします。
  5. [使用可能な権限セット] ボックスで、[ActionPlans] を選択して、右向き矢印 をクリックします。
    [ActionPlans] 権限セットが選択されている [権限セットの割り当て] ページ
  6. [保存] をクリックします。

Matt は Sallakshmi についても同じ手順を繰り返します。

Matt は、この二人組がアクションプランの詳細 (ToDo 所有者や期日など) を編集および削除し、既存のテンプレートからアクションプランを起動できるようにしたいと考えています。そこで、アクションプランオブジェクトとアクションプランテンプレートオブジェクトの権限を有効にします。

  1. 設定 をクリックして、[設定] をクリックします。
  2. [クイック検索] ボックスに profiles (プロファイル) と入力し、[プロファイル] を選択します。
  3. Advisor (アドバイザー) プロファイルを見つけ、このプロファイル名の横にある [編集] をクリックします。
  4. 標準オブジェクト権限で、次の手順を実行します。
    • [アクションプラン] を見つけ、[参照]、[作成]、[編集][削除] を選択します。
    • [アクションプランテンプレート] を見つけ、[参照]、[作成]、[編集]、[削除][すべて表示] を選択します。
      アクションプランとアクションプランテンプレートの標準オブジェクト権限
  5. [保存] をクリックします。

Matt は Sallakshmi のプロファイルについても同じ手順を繰り返します。

状況がすべて

Ryan は、不満だった点をアクションプランで解決できることを知り喜んでいます。現在、割り当てられている ToDo の状況をユーザーに報告させる方法がありません。アクションプランを使用すれば、状況を要件にすることができます。まるでブラックホールに吸い込まれたかのように ToDo を二度と見られない、ということがなくなります。 

状況を必須項目にする手順は次のとおりです。

  1. 設定 | [設定] | [オブジェクトマネージャー] タブをクリックします。
  2. [クイック検索] ボックスに action plan (アクションプラン) と入力し、[アクションプラン] を選択します。
  3. [ページレイアウト] をクリックして、[アクションプランレイアウト] をクリックします。
  4. [アクションプラン情報] で、[状況] にカーソルを置き、その横にある スパナーアイコン をクリックします。
    [状況] 項目が強調表示された [アクションプラン情報] セクション
  5. [項目プロパティ] ウィンドウで、[必須] を選択します。
    [必須] チェックボックスがオンになっている [項目プロパティ] ウィンドウ
  6. [OK] をクリックして、[保存] をクリックします。

Ryan と Srilakshmi は、デフォルトの状況値を確認し、追加のカスタム値として「Postponed」(延期) を使用することにしました。 

Matt が [Postponed (延期)] という新しいカスタム値を追加する手順は次のとおりです。 

  1. 設定 | [設定] | [オブジェクトマネージャー] タブをクリックします。
  2. [クイック検索] ボックスに action plan (アクションプラン) と入力し、[アクションプラン] を選択します。
  3. [項目とリレーション] をクリックして、[状況] をクリックします。
  4. [状況選択リスト値] セクションで、[新規] をクリックします。
    [状況選択リスト値] セクション
  5. カスタム状況値に Postponed (延期) と入力し、[保存] をクリックします。
  6. [状況選択リスト値] セクションで、[並び替え] をクリックします。
  7. [Postponed (延期)] を選択し、上矢印 を使用して [処理中] の下に移動します。
  8. [保存] をクリックします。

次のステップ

Matt が権限と項目を設定して組織の準備を整えました。けれども、Ryan は依然として組織にアクションプランテンプレートやアクションプランを表示できません。次の単元では、Matt がこの点を修正する方法を見ていきます。では先に進みましょう。

リソース

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